久しぶりに幼稚園に読み聞かせにうかがった(9/25の)。子どもたちはとても待っていてくれて、私たちの顔を見ると「なんのお話?」と聞いてくる。「なんだろうね」などといいながら、いそいそと準備した。
プログラム
詩の朗読 かき まどみちお詩 *
大型絵本 ビッグブック パパ、お月さまとって!
エリック・カール作 もりひさし訳 偕成社 *
絵本 10ぴきのかえるのうんどうかい 間所ひさこ文 仲川道子絵 PHP研究所
手遊び どんぐりころちゃん *
絵本 とりかえっこ さとうわきこ文 二俣英五郎絵 ポプラ社
紙芝居 てんぐのはなくらべ 堀尾青史脚本 岡野和絵 童心社
子どもは2クラスで30人くらい。一番うしろだけが椅子席で自由な感じで座っている。リラックスしていてくれるのが嬉しい。
「かき」は、軍手でつくった柿と、カラスのペープサートを見せながらやった。「かあ、かあ」とカラスが鳴くところで笑い声が起こる。最後、「食べてもいいですかあ」で、「いいよー」と言ってもらってから、つついて食べるまねをした。
大型絵本『ビッグブック パパ、お月さまとって!
』は、しっかり目を見開いて見てくれた。長いはしごや、高い山に驚く。お月様がなくなってしまうと、しんとなった。でも、また現れたのでにっこり。楽しく読めた。
『10ぴきのかえるのうんどうかい』は、かえるが穴に落ちてしまうところで、真剣にみつつも、笑う。ユーモアで捉えているんだなと思う。
大笑いが起きたのは『とりかえっこ』。声を取り替えるということが、面白くてたまらないらしい。最後のオチが、ちょっとわからなかったようだが……。
紙芝居『てんぐのはなくらべ』も、おもしろがって見てくれた。特に、鼻がお城に入ってしまったところを、どうなるんだろうかと真剣に見ている。おさむらいさんに切られちゃう戸、手振り身振りでやっている子、鼻を触っている子などがいて面白い。
紙芝居が終わると、「もう終わり? もういっこやって」などという声も出て、アンコールを用意しておけばよかったなどと思ったりした。
年長さんぐらいになると、お話の幅がぐーんとひろがって、楽しい。また、行きたいな。