保育園 おはなし会

2024年5月17日 (金)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 1回目 ふざけっこたち

今日は、朝に続いて午後にも、D保育園でおはなし会。
でも、わたしが語ったのは同じお話。
朝、上手く語れなかったので、大反省し、練習しなおして出かけた。

25名ほど、5列ぐらいでぎゅっと固まって聞いてくれた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし 世界でいちばんきれいな声 ラ・フルール作 『おはなしのろうそく6 ヴァイノと白鳥ひめ』より*
 わらべうた たけんこがはえた * 
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話 『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく)』より
 おしまいのうた ろうそくぱっ


ふざけっこの多い学年なのだろうか、それとも、今日何かがあってハイな気分になっているのだろうか、よくわからないのだが、やたらと笑い出す。

「太った子ガモ」というだけで、大爆笑して、子ネコがでてくると、また笑い、みゃうと鳴けば笑い、ていう感じだ。
仕方がないので、わたしはときどき、笑うのが静まるのをまって、語ったりした。

でも、闇雲に笑っている子たちの中で、数人は引きずられることなく、真剣な目でとてもよく聞いていた。その子たちを頼りに最後まで語ることができた。ありがとう。

語り終わると、そうした子のなかのひとのが「おもしろかった」と言ってくれ、それもまた嬉しかった。

「ついでにペロリ」でも、もちろん、笑ったり、語り手の言葉を復唱したり、ねこがペロリと食べてしまうごとに「おぇーっ」と叫んだりの、大騒ぎ。
でもわかっている子はわかっている感じで、「まだ食べるのー」と声を上げていた。

しかしまあ、今年度もなかなか大変な事になりそうだ。この子たちが、お話に集中できるように語れるようしたいと思う。



2024年3月16日 (土)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 6回目 ちょっとでもわかってくれたら嬉しい!

D保育園の年長さんも、3月14日が今年度で最後。いろいろな子がいて、どこまでわかっているのかなあと、心配になりながら語ってきた。
最後は、短めだけれど、しっかりと聞いてもらいたいプログラムにした。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし おいしいおかゆ グリムの昔話(『エパミナンダス』より)
 手遊び つくしんぼ * 
 おはなし アナンシと五 ジャマイカの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より) *
 おしまいのうた ろうそくぱっ 


「はじまりのうた」のろうそくは、すっかりおぼえていて、指5本(両手で10本)をたてて、火をつける子がいて、笑わせてくれた。

「おいしいおかゆ」は、できるだけゆっくりと、よくわかるように語ったつもり。じっと聞いている。どこまで想像できているのかなあと少し不安に思う。でも、ラストで、くすりとわらった子がいて、あっ!わかったんだと思った。それだけでも、わたしは嬉しくなる。

「アナンシと五」も、しっかり聞いている。「五」といってはいけないこと、わかっているだろうか? でも、一人の子は、ハトの奥さんが「五」というだろうという顔で聞いていたのに、いわないところで、えっ?という表情になった。きっと、わかっていたのだと思う。

「おしまいのうた」では、5本(10本)のろうそくをつけていた子は、もちろん、5本(10本)分のろうそくを消す仕草をしていた。子どもの遊び心って楽しい。

小学校へ行っても、また何人かと会えそうだ(私たちが語りにいっている学校へ入学予定)。違う学校でも、それぞれに読み聞かせの時間があるし、図書室もある。たくさんのお話に出会って欲しい。

2024年3月10日 (日)

S幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 おはなしをきく力

 

3月7日は、午後からS幼稚園へ。
今年度最後、子どもたちにとっては、卒園前のおはなし会だ。

プログラム
 おはなし 天福地福 日本の昔話(『子どもに語る日本の昔話3』より)
 手遊び つくしんぼ *
 おはなし ババヤガーの白い鳥 ロシアの昔話(『ロシアの昔話』より) *


4月から小学校へ入る事を意識してだろうか、椅子に座って2列で聞いてくれた。横に広がる感じだが、年長さんぐらいだと、それほど幅広くはならない。

 おはなしのふたつとも、とてもよく聞いていた。
「天福地福」は、果たして子どもたちに意味がわかるだろうかと心配していたのだが、あれだけ、食い入るようにきいているのは、わかっているのだと思う。

わたしはまた「ババやバーの白い鳥」を語った。これまた、こちらが怖くなるくらいによく聞いてくれた。マーシャがどうなるか、子どもたちが親身になって聞いているのが伝わってくる。
わたしは一度大切なところで「ミルクの川」と「りんごの木」を言い間違えて、すぐに訂正してつづけたのだが、そんなこと、ぜんぜん気にならないようで、先を先をと聞いてくれた。
「ミルクの川」や「ゼリーのきし」という言葉にも、当たり前にあるもののようにきいていたのは、今回が初めてだった。

この園では会のメンバーで6回語ったことになる。子どもたちは、何度も聞くことで、おはなしにすっとはいることが出来るようになったのかもしれない。

最後に元気で1年生になってね、といってさよならした。
何人かは小学校のおはなし会ででまた会えるかもしれない。
一年間、ありがとう。

2024年2月23日 (金)

G東保育園 年少さん おはなし会 子どもたちの感性は計り知れない

昨日(2月22日)は、K小学校から一度家へ帰り、隣市のG東保育園へ。

プログラム
 絵本 うしのもーさん 風木一人文 西村敏雄絵 教育画劇 
 絵本 おしりじまん 斎藤槙作 福音館書店 *
 紙芝居 きたかぜとたいよう こがようこ脚本 長谷川義史絵 童心社
 エプロンシアター トンネルぐるぐるふしぎなトンネル(『増田裕子のミュージックパネル2』より)


子どもは15名ほど。人なつっこく好奇心いっぱいの子たちで、始まる前から紙芝居やパネルシアターの舞台を見て、「中に何があるの?」「見えてるよ!」と話しかけてきた。

うしのもーさん』は、最初笑って見ていたのだが、次第に夢中になり、真剣な顔で物語の行方を見ていた。

私が読んだ『おしりじまん』では、動物の名前や、そのおしりの感想などいろんなことを言ってくれた。ハリネズミの名前をちゃんと知っていたのに驚いた。

いちばん喜んだのは紙芝居の『きたかぜとたいよう』。子どもたちは、長谷川義史さんの迫力あふれるユニークな絵に釘付けだった。読み終わると「はやっ!」との声。
「はやっ!」は、最大の讃辞だ!
演じ手が「北風と太陽とどちらが好き?」と聞くと、ほとんどが「太陽」と答えたが、意外にも「北風」と答えた子も数人いた。「寒い方が好きだもん」と理由を言った子も。
紙芝居の北風は、力強くて魅力てきだったから、ステキだと思った子もいたんじゃないかと思う。
子どもたちの感性は大人には想像つかない。

最後の「トンネルぐるぐる」では、途中で、次の車の端が見えて、「見えた!」と指摘されるなど、アクシデントはあったものの、私たちと一緒に歌って踊って、楽しんでくれた。

あー、子どもたちといっしょの楽しい時間だった。
エネルギーをもらったよ。ありがとう!

2024年2月19日 (月)

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 3回目 アクシデントがおきたらどうすればいいの?

 暖かいけれど、雨も降り、風も強い。園に行くと、屋根の下にある入り口のすのこがベタベタにぬれていて、なんとかまたいで入ったものの、今度は脱いだ靴がとれない! オロオロしていると先生がスリッパを持ってきてくださった。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ババヤガーの白い鳥 ロシアの昔話(『ロシアの昔話』より) *
 手遊び ずくぼんじょ *
 おはなし アナンシと五 ジャマイカの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)
 おしまいのうた ろうそくぱっ


手遊び以外は、先々週のK幼稚園と同じプログラムだ。

あれからわたしは「ババヤガーの白い鳥」を2回語った。
なかなか手強いおはなしで、まだ思うようには語れない。

子どもたちは、静かに聞いていた。
前半で、子どもたちの中でアクシデントがあった。
私は語っている最中で止まることも出来ず、でも、子どもたちの注意がそちらに向かってしまい、解決するまでのあいだ、ゆるゆると語り、中途半端になってしまった。
こういうときはどうすればいいのだろう。

 それども、後半になって、集中して聞く子が増えてきた。語り終えるとしーんとしてしまい、わかったかなあと、又心配になる。

「アナンシと五」も、とても静かに聞いていた。「五」というと魔女の呪いにかかって死んでしまうことが、わかっている子といない子と半々なのように見えた。
わかっている子は、ラストのところで、目をきらっとさせている。

同じ年齢でも、成長の幅は大きい。

 

S保育園 年中/年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 年齢に応じたおはなし選び

先週の金曜日(2月16日)。
毎月グループからひとりいって、1話ずつ語っている園。前月の担当者が「ミアッカどん」を語り、「子どもたちは物足りないみたいだったから、聞き応えのあるおはなしにした方がいい」とアドバイスをくれた。

それで、語ったのは、

 ババヤガーの白い鳥 ロシアの昔話(『ロシアの昔話』より)


でも、年中さんもいることを私は忘れていた。
お部屋にはいって、年中さんもいることを知って、あちゃーーー、難しすぎると思った。

そこで、出来るだけゆっくりと丁寧に語った。
子どもたちは静かに聞いていたけれどどうだろう? 途中、あくびをする子がいたりして、心配になる。

退屈そうな子が年中さん、年長さんにかぎらず何人かいたけれど、ものすごく真剣に聞いていたのは、やはり年長さんが多かった。
そういう子がいたのは救いだ。

来年度も語らせてもらえることになった。来年は、おはなしの選択、間違えないようにしよう。

2024年2月 8日 (木)

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 ゆっくり語る

2月5日(月)は、この園で3回目のおはなし会。いままではホールで行ってきたか゛学芸会の練習をしているとのことで、お部屋で聞いてもらった(感染予防があると思うが、本当はお部屋の方がいい)。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ババヤガーの白い鳥 ロシアの昔話(『ロシアの昔話』より) *
 手遊び やすべえじじい *
 おはなし アナンシと五 ジャマイカの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)
 おしまいのうた ろうそくぱっ


 子どもたちは、「ろうそくぱっ」を覚えていて、「もう、ろうそくつけたよー」などと話しかけてくれた。

『ババヤガーの白い鳥』は、子どもの前ではじめて?(おそろしく久しぶり?)に語る。覚え直してまだ心配なところがあったのだ、思い切って語ってみたのだ。
 こどもたちは、マーシャが親の言いつけを忘れて、弟を置いたまま遊びに行ってしまうところからもう、「ええー、ダメダメ」という顔をしていた。
 私は語りなれていないこともあって、ゆっくりした語りになった。相方によると、それが逆にしっかりと話が伝わったようで、最後まで、集中して聞いてもらえた。
 聞く方も語る方も、満足感のある話だ。

『アナンシと五』では、まだ「五」というと死んでしまうという意味が、しっかりわからない子が多かったようだ。それでも、語り手といっしょに数えたりしていた。

 この園の年長さんに語るのはこれでおしまい。でも、この園のほとんどの子が、私たちの語る小学校に来るので、また会えそう。楽しみにしている。

2023年11月25日 (土)

KM幼稚園 3歳児さんクラス とにかくかわいい!

今週の水曜日(11/22)はKM保育園へ、3歳児さんのクラスへの読み聞かせに3人ででかけた。
3歳児さんクラスは、来年度年少さんになる子たちで、3歳のお誕生日がくると入園できるとのこと。なので、全員が3歳さんだ。
こんなクラスができる時代なのだなあと思う。
全員で20名。どの子も、おはなし会をとても楽しみにしてくれていたようで、にこにことおはなしする部屋へ入ってきてくれた。

プログラム
 手袋シアター お花がわらった
 大型絵本 サンドイッチサンドイッチ 小西英子作 福音館書店
 紙芝居 ニャーオン 童心社  都丸つや子脚本 渡辺享子絵
 パネルシアター トンネルぐるぐるふしぎなトンネル(『増田裕子のミュージックパネル2』より)


サンドイッチサンドイッチ』は、大好きな食べ物の絵本で、大喜びだった。最後には、自分たちから食べるまねをしてくれた。この絵本の絵は本当に新鮮で美味しそうで、私も見ていておなかがすいてきた。

紙芝居『ニャーオン』では、「ねこ!」「月!」と声を上げていたが、ネコお月さまが隠れるところや、ニャーオンがお月さまを追いかけるところなど、になると、急に静かになってじっと見ていた。水に映ったお月さまをニャーオンがつかまえようとすると、「月がこわれちゃった!」と理解している子がいて、驚いた。その一方で、お月さまより、猫の方が気になって、ねこ!ねこ!という子もいて、同じ3歳児といえど、月齢はちがうし、成長具合もそレぞれなのがわかった。

最後のパネルシアターは、もう20年ぐらい前にグループで作成しも久々にやってみた。トンネルを抜ける度に、自転車→車→バス→と、どんどんスピードのあるものになっていく。演じ手としては、トンネルから順番に上手く出せるか、ドキドキ!! でも、なんとか上手くできて、子どもたちも、わいわいと喜んでくれた。途中の「トンネルぐるぐる……」のうたも一緒に歌って踊ってくれて、私たちものりのりだ。
電車のとくに好きな子がいて、その子がとてもうれしそうにしてくれていたのが、また嬉しかった。

終わってから、3人で、ああー3歳さんはかわいいねー。また来たいねーという話になった。来年も是非!

2023年11月20日 (月)

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 穴はどんなの?

急に寒くなってきた。朝のにわか雨が上がり、晴れたと思ったら、冷たい風が強く吹いてきた。
K第2幼稚園では、遊戯室でそれぞれが座布団に座って待っていてくれた。

プログラム
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 手遊び いもにめがでて *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より) *


前回と同様、とても静かだった。でも、「あなのはなし」のあとで、「あなってどんなだろう?」という子がいて、語り手が「どんなだろう?」と応じたので、少しばしょの雰囲気が和んだ。

「いもにめがでて」の手遊びをして、笑い声があがって、さらに和んだ。

そのあと「ひなどりとネコ」を語ると、やはり、おりこうにきちんと座って聞いていたけれど、ひなどりがくしゃみを何度もしそうになるところ、くしゃみをしてしまうところで、笑い合っている子がいた。
こういう子たちを見ると、ああ、ちゃんとおはなしを面白がってくれている!と感激する。

おはなしのあと、先生方が「あなはどんなだと思う?」と子どもたちに聞き、子どもたちはそれぞれに答えていた。
子どもたちの頭の中で、いろいろな穴が広がったことだろう。

2023年11月16日 (木)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 4回目 やっと楽しんでもらえた!

外国籍の子が多いこの園では、なかなかおはなしが伝わりにくい。前回9月の時は、残暑が厳しかったせいもあり、おはなしに集中できなくて、居眠りする子が続出。おはなしを楽しんでもらえていないように感じた。
で、今回はできるだけ、わかりやすくて楽しいおはなしをもっていくことにした。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 手遊び だいこんづけ * 
 おはなし きしむドア 『フランさんの語り3』より*
 おしまいのうた ろうそくぱっ *


 
両方とも、順番に動物がでてくる。1話目は、狼にまるのみにされるスリルがあり、奇想天外なラストも楽しめる。子どもたちは、「あな」ってどんなだろう?とおはなしの後、考えていた。

「きしむドア」は、ものすごく喜ばれた。次々にでてくる動物と、ドアのきしむ音に大はしゃぎ。でも、聞くべき肝心なところでは、耳を澄ます。
このお話は、小さな子でも、初めての子でも、大抵ついてきてくれる。
「おもしろかった!」という声が、この園でやっと聞けた。

次のおはなしも楽しみにしていて、好く聞いてくれるといいな。

より以前の記事一覧

Amazonアソシエイト

  • 野はら花文庫は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • Amazon、Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

NetGalley 本の応援団

  • グッドレビュアー
  • プロフェッショナルな読者