3年ぶりのひよこちゃん 本、読んで読んで
K図書館分館のおはなし会も再開した。が、今年度は本館がふつうのおはなし会、分館はひよこちゃんのみになった。
それでも、とても嬉しいことだ。
とはいえ、3年間のブランクは大きい。前に来ていた子どもたちはもうひよこちゃんを卒業しているし、図書館でおはなし会があること自体忘れられている。
昨日5/11の当日は、図書館に行くと子どもの姿が見当たらず、あちゃー空振りと思ったが、開始の5分程前に、よく図書館に来ているという2歳のTちゃん親子がきてくれた。
プログラム
わらべうた くまさんくまさん *
お茶を飲みに来てください *
じーじーばー *
絵本 あれあれだーれ? なかがわひろたか文 村上康成絵 ひかりのくに
絵本 ちゃわんちゃんです。 (たのしいいちにち) とよたかずひこ作 童心社
絵本 ねーずみねーずみどーこいきゃ こがようこ文 降矢なな絵 童心社 *
わらべうた ねーずみねーずみどーこいきゃ *
どうどうめぐり *
馬はとしとし *
絵本 ちょうちょうひらひら まどみちお文 西巻茅子絵 こぐま社 *
紙芝居 いろいろ めしあがれ! (0・1・2かみしばい にっこり げんき うれしいな) マリマリマーチ作/絵 教育画劇
紙芝居 ワン ワン ワン (あかちゃんかみしばい ぱちぱち にっこり) とよたかずひこ作 童心社
わらべうた さよならあんころもち
はじめてのおはなし会、はじめて会うおばさん(おばあさん?)にTちゃんは、ちょっと緊張している。でも、くまの人形をだしてわらべうたを始めると、少し和んだようだ。くまさんに挨拶している。
『あれあれだーれ? 』では、だれがでてくるかなという読み手の問いかけに一生懸命答えていた。おもしろかったのは黄色く描かれたお日様を「レモン」と答えたこと。それにしても2歳でレモンを知っているのはすごい。『ちゃわんちゃんです。 (たのしいいちにち) 』のあと、少し大人同士ではなしをしていたら、Tちゃんは「読んで読んで」と催促してくる。そうした言葉がでてくるのは、おかあさんがよく絵本を読んであげているのだろう。
『ねーずみねーずみどーこいきゃ 』のあと、くすぐり遊びをしてみる。大喜びだ、そのあとの「どうどうめぐり」「馬はとしとし」も声を上げてはしゃいでいた。お母さんがたのしそうにやってくださるのもすてきだ。『ちょうちょうひらひら 』を読んだ後は、「もう一回読んで」と言ってくれた。紙芝居『ワン ワン ワン (あかちゃんかみしばい ぱちぱち にっこり) 』では、毎回、前まででてきて、読み手の問いかける「どこですか?」で、その場所をさわlりにきて、またちゃんとお母さんのとなりに戻ってきて座るのがかわいらしい。
聞き手は1組でも、Tちゃんとお母さんのお陰で、とても楽しいお話会だった。少人数でいい。こんなほわっとした愉快な時間を、これからも持って行けたらと思う。