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おはなし(ストーリーテリング)

I市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 小さな子から聞ける「おいしいおかゆ」

 朝から冷たい雨が降っている。I市立図書館は館内が寒く、空調のための風が冷たく感じた。図書館に子どもの姿は少なかったけれど、4組の親子が来てくれて、大人4人、子ども6名集まった。いちばん小さな子は2歳、大きい子は年長さんだ。このうち1組は、リピーター。おはなし会を楽しみにしてきてくれるのは、とても嬉しい。

プログラム
 おいしいおかゆ グリムの昔話 *
 雌牛のブーコラ アイスランドの昔話
 ねずみのおむこさん 日本の昔話(中川李枝子再話『いたずらぎつね (よみたいききたいむかしばなし)』より)

 私は、いちばんはじめの「おいしいおかゆ」を語った。久しぶりのI市立図書館なので、かなり緊張した。このお話はとても短いのに、ダイナミックな動きがあって、ひとつひとつの言葉がとても大切だと思うのだ。でも、2歳さんまで、しっかり聞いてくれて(どこまで理解できたかはわからないが……)安堵する。つぎの「雌牛のブーコラ」は、さすがに2歳さんが飽きてきたが、他の子たちはよく聞いている。途中で大工道具の「のみ」が出てきて、「のみって何?」とお母さんに聞いている子がいたが、語り手はそのままにして語った。ラストのいいところなので、説明をいれにくく、難しいところだ。
 最後の「ねずみのおむこさん」は、子どもたちの反応がまじめで、語り手の思ったようでなくて、語りにくかったようだ。大人と子どもの聞き方の違いを感じる。

     

S幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 おりこうさんたち

S幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会

 隔月にグループで行っているS幼稚園。今日で4回目になる。帰り支度をすっかりしてから、いつも聞いてくれる。

プログラム
 手遊び 頭に帽子 *
 おはなし おいしいおかゆ グリムの昔話 *
 わらべうた いもにめがてて *
 おはなし 小さな赤いセーター マックリー作

 いつもお利口に聞いてくれる子たちなのだが、今日は、とくにお利口で、少し心配だった。静かに聞いていてくれるけれど、なんだか、反応がない気がしてしまう。(目に見えないだけで頭の中はわからないが……)。手遊びはとても楽しそうにやっていたけれど……。なんでかなー? お話は静かに聞かなくちゃとおもっているのだろうか?

J保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 子どもたちとおはなしを楽しむ

 今日は3回目。子どもたちは前回よりさらに聞きなれてきた。

プログラム
 手遊び あたまに帽子 *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 手遊び あたまはぽんぽんぽん まどみちお詩
 おはなし あなのはなし (マラリーク作)
 おはなし ねことねずみ イギリスの昔話 *

 3つのおはなしのうち、2つ語らせてもらった。実は、「ねことねずみ」を語ることを昨日の夜まですっかり忘れていて、あわてて覚えなおした。短くてテンポの良いお話なので、すぐ思い出せて、何度もくりかえし練習し、なんとかすらすらいえるようになっていたのだが、何し付け焼刃。とても不安だった。「三枚のお札」でかなり力も使うし……。でも、ラジオ深夜便で松岡享子先生が「読み聞かせで子どもたちが、子どもとして楽しい思いをするのが大切」とおっしゃっていたことを思い出し、とちってもいいから、自分も子どもたちと楽しんで語ろう。と思って、語った。子どもたちがよく聞いてくれたこともあるだろう。二話ともとてもいい感じで語れた。
「三枚のお札」は、なんでも、子どもたちは音響入りCDで聞いたことがあり、一人の子がとても怖がったらしい。それを子どもたちはおぼえていて、はじめのうち、みんなでその子の顔をちらちら見ていた。でも、小僧さんが鬼婆の家に行くあたりから、だれも横を見ずに私の方を見て聞いてくれた。鬼婆が豆粒くらい小さくなると、くすくす笑う子が何人かいて、ああ、ちゃんと 伝わったなと思う。
 長いお話で子どもたちが疲れたようだったので、次の語り手も手遊びを入れた。このお話では、前半はだらだらと聞いていたが、オオカミが出てくると、やはりぴっとして聞いている。最後のおちは、分かったかな?
 もう一つおはなしがあるというと、「まだあるの?」とちょっと不満な声があがった。「あっという間に終わっちゃうお話だから」といって始めた。リズムよく、同じフレーズのあるところは、できるだけ楽しく語ってみた。だんだん、子どもたちもリズムにのってきたようだ。最後はわかりやすくなるよう語った。子どもたちも頭を働かせてよーく聞いている感じだ。終わって、楽しませてもらってありがとうと言う気持ちになった。
 子どもたちとお話を楽しむ。これからも、心がけたい

S保育園 年少中長さん ストーリーテリングによるおはなし会 細く長くつづける

 7月に行ったS保育園。10月も担当させてもらった。

語ったのは……
 ひなどりとネコ ミャンマーの昔話

 前回もよく聞いてくれて感心したのだが、今回は、さらにしっかり聞いてくれた。このお話は小さな子も惹きつけるお話で、たいてい失敗がない。年取ったネコがひな鳥を「食べてしまうぞ」というところから、子どもたちは、ひな鳥になりきって真剣になる。このひな鳥が茶目っ気たっぷりで、後半はその可愛らしさ全開になり、聞き手がひな鳥からちょっとひいて外側から眺めると、おかしくて笑いが込み上げる。でも、園児ぐらいの子たちはたいてい、ずっとひな鳥になりきっていて、最後まで緊張してきき、ひなどりがくしゃみをするととても心配する。年少、年中さんはそんな聞き方だった。でも、年長さんは、ちょっと外側から見ることができたのだろう。くしゃみを我慢する後半のくだりをくすくすと笑いながら聞いた。そして、ひな鳥たちが助かって、小さな聞き手たちがお話からすっかり離れてしまう最後の段落まで楽しんだのだ。
 年長さんは、年少さんのときから、毎年ひとつずつお話を聞き続けてきている。それがこうした反応に出ているのではないだろうか。細く長くつづけるっとすごい!!

K図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 おはなしは楽しむもの

 K図書館本館では、第5週土曜日をストーリーテリングが担当。不定期なので、ストーリーテリングと知ってくる子は少なく、図書館にいる子たちを誘ってのお話会となる。今日は運よく5組の親子が来てくれて、しかも、子どもたちはみな年中さんにり上ぐらいの科トーリーテリングによい年齢だ。

プログラム
 おはなし ニひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし おんちょろちょろ 日本の昔話 *
 手遊び 頭のうえでポン
 おはなし ミアッカどん イギリスの昔話

 ストーリーテリングは初めての子たちばかりなこともあって、全員がしゅっと集中して聞くという感じではなかったが、ほどほどに聞いている。私の「おんちょろちょろ」も、この前、幼稚園でやったように楽しそうには聞いてくれなかった。このお話が理解できるのは小学生以上だと思うから仕方がないが……。おもしろかったのは、0歳の赤ちゃんが、じっとみつめて聞いていてくれたこと。きっと、リズムが面白かったのだろう。
 最後の「ミアッカどん」は、小学生の子たちがよく聞いていた。

 図書館でのお話会は小さな子が多いので今年は、短いおはなしをして、お話を知ってもらい、手遊びをたっぷりして楽しんでもらうことにしている。そもそもおはなしは楽しむためのものだと思うからだ。そのなかで、おはなしおもしろかった―と思ってもらえれば、幸せだ。

I幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 おしまいは和気藹々と

 この園は今年度2回目だけれど、私が行くのは初めて。子どもたちはわたしの顔を見て、「前来た人と違う」とちゃんと覚えているようだ。2クラス40人が3列にきちんと並んで聞いてくれた。

プログラム
 手遊び 頭に帽子、目にめがね *
 おはなし おんちょろちょろ 日本の昔話 *
 おはなし 屋根がチーズでできた家 スウェーデンの昔話
 手遊び ぐーんとのびてぐるぐるぐる
 おはなし おいしいよ どうぞ 『ねずみのはなし (おやすみのまえに)』より さとうわきこ作

 わたしは一番最初の「おんちょろちょろ」を語った。このお話は子どもたちの前で初めて語る。瀬田貞二さんの『さてさて、きょうのおはなしは・・・・・・ (福音館の単行本)』のお話で、「ねずみ経」や「おんちょろ経」でよく知られている。年長さんでは、ストーリーをきちんとおって面白さが理解できるかどうか不安だった。でも、「おんちょろちょろ……」というめちゃくちゃなお経を楽しんでもらえればいいと思って語った。お経の部分は、みんなにこにこ笑って楽しそうに聞いている。でも、何人かは、ストーリーがわかっているようで、泥棒がお経でびっくりするところを笑っている。うわあ、すごいなと思った。
 次の「屋根がチーズでできた家」は、お話をよく聞いてい子とついていけない子の間に差ができてしまった。よく聞いている子は入り込んでいるのに対して、そうでない子は体がぐらぐら揺れてしまう。
 全員がよく聞けたのかが、「おいしいよ、どうぞ」。ねずみ、ねこ、きつね……ぞうと大きくなる順に食べて行って、最後にみんなでてくるという短いお話。リズムを楽しみ、最後にはみんなで大笑いしていた。和気あいあいとして終えられて、よかった。
 

      

Sキッズクラブ 3、4年生 ストーリーテリングによるおはなし会 継続の成果

 3、4年生だけ、別室に集まってもらった。もう顔なじみの子たちだ。「おはなしいやだー」といつも言う子は、今日も同じように駄々をこねるのだが、おはなしが始まると、それなりに聞いているのが、まだまだかわいらしい。

プログラム
 やせたメンドリ イタリアの昔話 *
 糠福と米福 日本の昔話

 私は1話目の「やせたメンドリ」を語った。子どもたちは、メンドリがいったいどうなるんだろうと聞いているが、最後にメンドリがキツネを巧みにだまして追い払うと、友だちと顔を見合わせて笑っている。「糠福と米福」は14分と長いのだが。前半の糠福が、継母にいじめられるところから、惹きつけられてじっーっと聞いていた。女の子が主人公だけれど、男の子もよく聞いていた。
 話が終わると、とたんに、ぐたっとなったり、立ち上がって本を見に来たり。それなのに、お話のときは静かにしていると、先生も驚いていらっしゃった。この子たちはたぶん1年生から定期的にお話を聞いてくれている。継続することで、お話が好きになってくれていると嬉しい。

Dキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 焦りに焦る。

 夏休みのDキッズクラブのストーリーテリング。ここも、1、2年生と3年生以上に分かれて。親たちのお盆休みが終わったころのせいか、今日はいつもより人数が少ないとのこと。それでも、1、2年生約15名、3年生以上約25名は大所帯。3年生以上は、近くの公民館に移動してもらった。

プログラム
 死神の名付け親 グリムの昔話
 カメの笛 ブラジルの昔話 *
 手遊び きびだんご
 うそばなし千両 日本の昔話
 
 私は3年生以上の担当で1つ目のおはなし。ところが、プログラムなどの小道具を私が持っていたので、まず1、2年生のところのいる建物へ行き、それから公民館にいくと、なんと、もう2つ目のお話をしているではないか。自分が遅くなっている認識がないので、本当にびっくりした。仕方ないので、1つ目が終わってから、のこのことでていって、プログラムを立てかけ、そして語った。でも、そんなときは、やっぱり気持ちが落ち着かないので集中できず、あちこちでしくじりを。なんとかつくろて語ったものの、自分としては本当に不満足。プログラムとしても、かえって語らない方がよかったのではないかと悔やむことしきりだった。でも、そのあとの語り手が手遊びをして、軽やかに語って笑いをさそい、助けてくれた。ありがとうございます。

 どうやら、時間より早く公民館に集まって座ってしまったので、はじめないではいられなかったとのこと。そもそも、プログラムを持っている私が早めにいって、みんなを待っていればよかったのだ。それをしなかった自分が甘かった。今年の夏は、本当に時間を間違えたHキッズと今回のDキッズで2回も遅刻してしまった。大いに反省した。つねに集合時間より前にいって待っている。そんな習慣にしなくては、また他の人に迷惑をかけてしまうし、語りも無茶苦茶になる。

Sキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 水分の準備をお忘れなく

 夏休みのキッズクラブは、1、2年生と3年生以上に分けて。私は3年生以上の担当。今年はキッズクラブの希望者が多かったので、4、5年生の受け入れはなかったとのこと。そのせいか人数が20人程度で、落ち着いた雰囲気だった。

プログラム
 馬のたまご 日本の昔話
 王子さまの耳は、ロバの耳 ポルトガルの昔話 *
 金の髪 コルシカの昔話

 わたしは、先週の図書館にひきつづいて「王子さまの耳は、ロバの耳」を語った。「王さまの耳はロバの耳」は知っている?ときくと、知らないと答えられて、びっくりした。語りだすと、びっくりするほどよく聞いていた。どうやら、よくきいてもらえる話らしい。ただ、わたしは歌のところで乗りすぎちゃって、最後の大事なところで息切れ。力を加減しなければならないと実感した。
「金の髪」は、語る前に語り手が手遊びをした。子どもたちはそれで、少しリラックスし過ぎてしまって、お話のはじめのうちは、壁際に動いたりしていた。でも、次第に面白いお話だと分かってきたのだろう。だんだん前ににじり寄ってきて聞いていた。
ところが、いちばんのクライマックスで、語り手に異変が……。エアコンで空気が乾燥しているせいだろう。せき込み始めてしまったのだ。すぐにでもお茶で喉をうるわせてあげたいところだが、あいにく準備していなくて、語ってはとまり、語ってはとまりで何とか終えることができた。語り手はとても悔しがっていた。その気持ち、とってもわかる。もう一度どこかで語ってほしい。
 それにしても、喉は命。水分をかならず持っていなくちゃ。
 

K図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 小学生歓迎!

 つい先日小学生向けにおはなし会をしたのと同じ場所でのおはなし会。今日は幼児からを対象にしていたけれど、なんと小学生がたくさん来てくれた。全部で子ども11名と大人5名で、幼児はたった2人だ。なんで前回の小学生向けのときに来てくれないの!! でも、もちろん今日来てくれたのは大歓迎。嬉しい。

プログラム
 おはなし 若返りの水 日本の昔話
 手遊び のっぽのにいさんこっつんこ *
 おはなし 王子さまの耳は、ロバの耳 ポルトガルの昔話 *
 手遊び きびだんご
 おはなし エパミナンダス

 さすが大きい子が多いと、静かによくきいてれる。「若返りの水」では、最後のおちがわかって、にこっとしている。私が語った「王子さまの耳は、ロバの耳」も、よく聞いてくれた。おそらく前半はほとんどの子が知らないので、興味を持って聞いてくれたと思う。王子のさいごの言葉も、真剣に聞いていた。最後の「エパミナンダス」は大爆笑が起こり、語り手ものりのりだった。
 次回も、どうかどうか、大きな子が来てくれますように。

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