おはなし(ストーリーテリング)

2025年12月 6日 (土)

H小学校朝の読み聞かせ 4年2組 子どもの感想

昨日の朝はH小学校の読み聞かせ。
この学校は年に2回。PTAの方がお世話をしてくださる。

会議室で待っていると4年2組の委員さんが2名で迎えに来てくれた。
とてもコミュニケーション力のある子たちで「いつもこの時間を楽しみにしているんですよ」と話してくれた。

プログラム
 絵本 これなーんだ? のむらさやか文 ムラタ有子絵 こどものとも0.1.2. 2006.01 福音館書店
 おはなし 馬方やまんば 日本の昔話 『日本の昔話5』より


絵本『これなーんだ?』では、こんなに当ててもらえなかったのは、はじめてかもしれない。とくにぞうさんのマスクは、最後まで答えが出なかった。
もともとが赤ちゃん絵本なので、小さな子の方があてられたりするのだろうか?

わいわいと聞いていたのだが、おはなしになると、すっと静かになった。

ただ、途中で窓の外から子どもたちを写真にとっていて、子どもたちがそちらばかりを気にしていたときがあり、わたしも気がそれてしまって、もしかしたら、ひとつ抜かして語ったかもしれない。
T小学校のときも、あれ?ちゃんと行ったかな?と思って止まってしまい、それからほろほろと崩れていったので、飛ばしたかもしれないけれど、気にせず、そのまま語った。

終わってから、担任の先生から「生のお話を聞けるなんて、貴重な体験をさせていただいてありがとうございました」と言われて、上手く語れていなかったので、申し訳ないと思いつつも、なんだか嬉しかった。

委員さんは、また会議室まで送ってくれた。
そのなかで、馬方が山姥をずいぶん残酷な方法で殺したのでびっくりした、と言われて、こっちもびっくりした。
なるほど、そんな風に感じたんだ。

感想は聞くものではないというけれど、やっぱり子どもの生の感想を聞けると、勉強になる。

2025年12月 4日 (木)

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 2回目 よく知っている話と実態が見えないものの話

本当は2週間ちょっと前にするはずだったおはなし会。風邪で今日に延期してもらった。
延期を電話でお願いしたときは、園の方もインフルエンザ大流行中で、先生も何人かお休みだったらしいが、今日はピークが収まったとお聞きした。

今日は午前中もちつきをしたと言うことなので、手遊び以外は、D保育園と同じプログラムで。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 ねずみのすもう 日本の昔話(『日本の昔話5 』より) *
 手遊び もちつきぺったん *
 あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 おしまいのうた ろうそくぱっ


近年、この園の子たちは比較的おとなしい。今日もきちんとと座って、背筋をのばして聞いてくれた。

よい姿勢で聞くことに頑張ったせいかな。「ねずみのすもう」が終わると、「長かった」という子がいた。
うーん……6分くらいの短いお話なのだけれど、長く感じるとしいことは、あまり面白くなかったのかもしれない。

それでも、にこにこしながらきいている子もいて、わたしはその子に一瞬見とれて、長者のねずみとじいさまのねずみをいい間違えて、すぐに訂正してなおした。

このお話はたいていの子が知っているようで、劇的な話ではないので、退屈するのかなあと思ったりもする。大人のわたしは、なんかほのぼのとした気持ちになれるから好きなのだけれど、

「あなのはなし」も、しんとして聞いていた。

あなが狼に飲まれるところで、「あな?」とつぶやく子がいた。
ドーナツとかかえるとか、具体的にわかる物がでてくるなかで、ひとつだけ「あな」という、実態があるようでない異質な物が、狼に飲まれることに、うん? と心にひっかかったのだろう。

次は2月にうかがう。
もうちょっと聞き応えのある話を準備したいと思う。

2025年11月30日 (日)

K図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 また来てね

昨日は、K図書館本館でストーリーテリングによるおはなし会に参加した。
グループで第5土曜日に行っている。

毎回なかなか人が集まらないのだけれど、昨日は2組の親子が来てくれた。
4歳2歳0歳のの姉弟弟と、3歳くらいの男の子だ。

プログラム
 ねずみのすもう 日本の昔話(『日本の昔話5 』より) *
 おさらをあらわなかったおじさん フィリス?・クラジラフスキー作 (『おさらをあらわなかったおじさん』より)
 てあそび もちつきぺったん *
 あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)



小さな子ばかりなので、どこまでお話が伝わったかわからない。
でも、お母さんがとても真剣に聞いてくださった。
そうしたお母さんの気持ちがつたわるのか、子どもたちも、ずっと集中してはいないのだけれど、最後まで静かに聞いてくれた。

4歳のお姉さんは、さすがに時々、じっと耳を傾ける。

わたしの「ねずみのすもう」では、ネズミたちのかけ声になると、みんながぱっとわたしをみた。リズムがいいのかな?

「あなのはなし」でも、狼がでてくると、きゅんとして聞いているかんじがあった。

これからも、何度も来てくださると嬉しいな。
小さな時から聞いていたら、きっと好きになってくれる。

ぜひ、また来てね!!

2025年11月28日 (金)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 4回目 静かに聞いている

本当は、先週に行うはずのおはなし会。わたしは風邪で声がガラガラになってしまって、とても語れそうになく、今日に延長してもらった。
おはなしも「三枚のお札」を予定していたけれど、もう栗の季節でもなくなってきたので、ちょっと短いけれど「ねずみのすもう」に変えた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 ねずみのすもう 日本の昔話(『日本の昔話5 』より) *
 手遊び だいこんづけ *
 あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 おしまいのうた ろうそくぱっ


子どもたちは「はじまりのうた」をしっかり覚えていて、わたしより先にやってくれた。
「ねずみのすもう」と、タイトルをいうと、「知っている!」という声。なかには「ふとったねずみが負けるの」と、おはなしてくれる子もいる。

語り始めると「よいしょ、どっこいょ、よいしょ……」とかけ声をかけるところで笑い声があがった。
「長者の家のねずみ」というと、「長者ってなに?」と聞く子がいて、いつもは語りの途中で答えないのだけれど、これがわからないと、ずっと疑問になっちゃうと思って「お金持ち」と答えた。

子どもたちは、静かに聞いていた。「三枚のお札」のようにぐいぐい引き込むお話ではないから、飽きてしまった子もいるようだが、よく聞いていた。

次の「あなのはなし」では、「ねずみのすもう」より、ちょっぴり緊張がほどけて、きいていた。
狼のおなかにあながはいると、おなかにあながあいてしまう、というところでは、想像を超えたのだろう。 えっという顔で語り手を見直す子が何人かいた。

次は1月。よく聞いてくれる子たちに、さあ、何を語ろうか?

 

2025年11月20日 (木)

K小学校朝の読み聞かせ 4年2組 「馬方やまんば」いざ、雪辱戦

続いて先週の金曜日(11月7日)は、K小学校へ。
K小学校でもインフルが流行っていて、来週6年生が修学旅行に行く予定だけれど、全員そろっていけるか心配と、校長先生が話してくださった。

さて、4年2組。
とてもキビキビしたクラスで、床に座って待ち、気持ちよく迎え入れてくれた。

プログラム
 おはなし 馬方やまんば 日本の昔話 『日本の昔話5』より
 絵本 かばのさら・ばらのかさ 石津ちひろ文 高畠純絵 ポプラ社

「馬方やまんば」は、わたしの中では、大失敗したT小学校の屈辱戦。
(子どもたちにはなんの関係もないのだけれどね。)
だから、少し心配だった。また同じことしちゃうのではないかと……。
でも、聞いている子が違うから反応も違うし、わたしも、自分をしっかり持てと、自分に言い聞かせてきた。
こどもたちは、T小学校の3年生さんたちより、マイルドだけれど、馬の足を山姥がほしがるところではくすくすと笑っていた。
そして、後半の馬方が山姥をまんまとだますところも、面白そうに聞いている。
無事語り終えて、ほっとした。

気をよくして絵本『かばのさら・ばらのかさ 』へ。
これは、タイトルでわかるようにアナグラムの絵本。驚くほどたくさんあって、しかも、絵がとても愉快なので、子どもたちに楽しんで言葉遊びをしてもらいたいと思って選んだ。
でも、子どもたちには、ピンとこなかったようだ。
ページをめくる毎に次々現れるアナグラムの言葉を難しい顔で見つめている。
確かに、急にアナグラムになっています。と言われても、すぐにはわからないかもしれない。
全部読まずに、2、3個紹介して、自分で創ってもらうように行った方がよかったかもしれない。

はじめて子どもたちの前で読んだのだから、うまくいかなくても仕方ない。
次は読み方を変えてみよう。

 

I南小学校の朝の読み聞かせ 6年3組 「えんまさまの失敗」笑い話は難しい!

こちらでの更新が遅れているが、先週の木曜日(11月6日)の朝はI南小学校の6年3組。

インフルエンザが流行していることもあってか、教室に2、3席が空席で、何となーく子どもたちに元気がなかった。

語ったのは
 えんまさんの失敗 日本の昔話(『はなさかじい 日本の昔話1』より)


先々月に2組で語り、一週間前には5年生で語ったのと同じ話だ。

自分なりにかなりイメージして、前よりずっと軽い感じで語れるようになってきたので、こんどこそ、子どもたちに楽しんでもらえるのではと、期待していた。

でも、思うようにいかないもの。
子どもたちは、確かに聞いてくれた。
でも、全く面白がっている様子がない。ただ、仕方なく聞いている感じ。
終わりの方では、何人かがあくびをしていた。

はぁーと内心ため息をつきながら終えた。
笑い話はほんと、ムスガシイ。

2025年11月10日 (月)

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 2回目 なれたお話 なれた場所

土曜日の合同イベントのしくじりが、実はまだくすぶっている。
それで、昨日は練習せず、今日復習するつもりで2回ほど練習して出かけた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 手遊び いもにめがでて * 
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話(『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく3)』より)*
 おしまいのうた ろうそくぱっ *


子どもたちは30人ちょっと。嬉しそうに出迎えてくれた。
それだけで心が和む。

「あなのはなし」では、子どもたちは、タイトルを聞くと「どんな穴?」「アナと雪の女王のアナ?」という子がいて、語り手は「そのアナじゃないよ」と笑いながら伝えて、語りだした。
子どもたちははじめ静かに聞いていたが、狼がでてくると「えっ!」と怖がる子がいて、その後もまた静かに聞いていた。

わたしの「三枚のお札」も、初め「知っている!」という声が大勢の子から出たが、語り始めるとまた、しんとしてじっと聞いていた。
語りなれた話、そして、語り慣れた場だから、このところの不調でも、なんとか語ることができたんだと思う。
ただ少し、力みすぎだったかもしれない。

終わると「怖かったー」と声が上がる。
「想像出来たよ」という声も。これは、先生がきっと想像して聞くように言ってくださっているからだろう。

来週も、このプログラムで語ることになっている。
子どもたちも疲れた顔を見せたから、もう少しさらりと語ってもいいかもしれない。
欲張らずに、イメージして、素直にお話を伝える。
どうか、それが出来ますように。

I市立図書館 ボランティア共同イベント また緊張しすぎてしくじる

昨年に引き続き、今年もI市立図書館でボランティア共同イベントが、先週の土曜日(11月8日)行われた。
昨年は児童室のオープンスペースでだったが、今年は、学習室を2つに仕切って、各グループが2つの部屋を交互に使った。
私たちストーリーテリングのグループは15分いただいた。

プログラム
 ねずみのすもう 日本の昔話(『日本の昔話5 』より) *
 アナンシと五 ジャマイカの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)


子どもは、土曜保育の子どもが3人、と家族できた1歳くらいの子だけで、あとはみな大人だった。ボランティアの人たち、近くの大学生も数人、教授先生ときている。

わたしはこの日のために新しく「ねずみのすもう」を覚え、実は、ものすごく練習してきた。もう、ほぼ完璧で、しっかりお話を伝えられると思っていた。
ところが、図書館へ向かう途中、車中で練習していて、突然間違えるようになって焦った。
でも、集中していないからだ。大丈夫、本番は上手くいく、と自分を励ましていた。

語り初めはいい感じだった。
ところが、なんと、車中で間違えたところろと同じところで、間違えた。それから、気が動転したのか、何回か言い間違えて、お話を伝えるというより、ただ言葉を終えたという感じになってしまった。

練習してきただけに悔しい。

そんなわけで、次の「アナンシと五」はあまり聞けていない。
自分のことで精一杯とは、なんと情けないことか。

いつもと違う、会場にのまれた。とにかくわたしは緊張しいなのだ。

でも、なにより上手やろうとしたのが、いけなかったと思う。
わたしは、けっして語り上手ではないのだから。
間違って当たり前、訥々でもいいから、緊張せずに語る。
そんな風になりたい。

K小学校朝の読み聞かせ 5年2組 思い通り語れない「えんまさまの失敗」

先週の金曜日(11月7日)は、K小学校での読み聞かせ。
最近急に寒くなったけれど、この日は冷え込みが少なくて助かった。

子どもたちは、すでに床に座って待っていてくれた。
横に広がっていたので、隣同士もう少しくっついてもらうよう頼む。

語ったのは
 えんまさまの失敗 日本の昔話(『はなさかじい 日本の昔話1』より)


今年覚えて、子どもの前で語るのは2回目だ。前回は力みすぎたと思ったので、もっと軽妙に、そして面白がって語れるよう心がけた。

最初の、軽業師、医者、神主がお祭りの日にそろって死んでえんまさまのところへ行くまでは、面白がっている子が何人かいた。とくに男の子だ。
でも、そのあとの釜ゆでや剣の山になると、やっぱりおもしろいという表情が、子どものたちの顔から消えていく。
えんまさまのおなかに「南蛮の膏薬」を貼るところでは、あーあ、早く終わらないかな?と退屈した表情に見えてくる。
わたし自身は、ここが一番おもしろいと思う。
前回は「膏薬」をそのまま言ったが、今回は「昔の湿布薬」と説明を加えたので、伝わったと思うが。

どうして、喜んでもらえないだろう?
『じごくのそうべえ』があまりに有名で、、それと比べると面白みが欠けるのだろうか?
わたしの語りが、なんかつまらないのだろうか?

これからも語るかどうか、迷えるが、今週の木曜日に6年生でもう一度語ってみるつもり。

わたしは一生懸命に語って、力みすぎる傾向にある。
この話はとくに、さらっと語る。それが目標だ。

2025年11月 5日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 3年1組 小気味よい「三びきの子ブタ」

南K小学校3年生のおはなし会。自由奔放で元気な子が多い学年だ。教室に行くと、今朝もわいわいガヤガヤ。少し時間はかかったけれど、おはなしを聞く態勢になって座ると、静かになった。にこにこして、わたしを見てくれる。
すごいっ!! なんという成長ぶりだろう。

語ったのは
 三びきの子ブタ イギリスの昔話(『イギリスとアイルランドの昔話』より)

はじめに「みんなが知っているお話と、少し違うかもしれないから、よく聞いていてね」といってからはじめた。

そのせいか、最初かよく聞いていた。1匹目の子ブタが狼にたべられてしまうと、驚きの声が上がる。3匹目のレンガの家では、狼が家を吹き飛ばそうとするのを「レンガだから倒れない、倒れない!!」といっている子がいた。きっと、3匹目も食べられてしまうんじゃないかと心配したのだろう。

後半から、子ブタが狼を出し抜いていくところでは、子どもたちの目が輝いた。他の子豚たちを食べてしまった狼の攻略をまんまと切り抜けていく子ブタを小気味よく感じている様子だ。
弱者が強者を機知で出し抜く話は、胸がすく、

ラストでは大笑いし、そしてラストのラストで、ええーっと声を上げて、びっくりしていた。

わたしとしては、最初から最後まで、期待していた通り、いやそれ以上の反応をもらって、とても楽しかった。
とくに、2週間前、信じられない失敗をして、すっかり自信をなくし、同じことをまたしたらどうしようと心配でたまらなかっただけに、嬉しかった。

3年1組さん、本当にありがとう!!

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