おはなし・ぽぴんず(ストーリーテリング)

2019年11月 1日 (金)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 3回目 「三枚のお札」おもしろかったよ!

 昨日はハロウィン。園に行くと、職員室にハロウィンの飾り物がおいてある。昨日行事があったという。部屋に行くと、子どもたちが口々にその話をしてくれた。どうやらかぼちゃのお化けが出没したらしい。この印象が強いのだろう。一晩たったきょうも、まだ興奮が冷めない様子だった。

プログラム

 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし マラリーク作
 わらべうた だいこん かぶらの にんじんのほい *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ *

出典本

  

 お話がはじまると、先生に言われていたのだろう。ちゃんと背筋をのばして、よく聞いている。「あなのはなし」でオオカミが動物たちを食べ始めると、しんとして聞いていた。穴がたべられてしまうと「はな?」と聞く子が。穴が食べられるなんて、よくわからなかったかもしれない。

「三枚のお札」は、今年語るのは3回目。はじめの2回がしくじったので、今日こそは完璧にという思いと、間違えそうで怖いという思いが、ごちゃまぜになった。途中で、このお話は、口が勝手に動くくらい語り尽くしてきてから、言葉は口にまかせて、思い描くことだけに集中してなどと考えた。ちゃんと語れたと思う。ただ、最後のほうで、一番前の子が、小僧さんみたいにうつらうつらしはじめ、その隣の子が、それを気にして起こそうとしていて、そのふたりの姿がおかしくて、笑いをこらえて語ることに。その子はよほど眠かったのだろう。お話が終わって、先生に後ろへ連れて行かれてもまだ、うつらうつらしていた。本当にかわいらしい。

 お話が終わってから、男の子がわざわざ、とてもおもしろかったと言いにきてくれた。こういうことがあると、ああ語ってよかったと思う。ありがとう。

2019年10月28日 (月)

K第二幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 2回目 「三枚のお札」いつもの話! その慢心がしくじりを生む

  朝の冷え込みは、たぶん今年いちばんだったけれど、日中はぽかぽかと気持ちのようあたたかさ。K第2幼稚園へ。先週のK幼稚園とまったく同じプログラムで。

プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし マラリーク作
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ  *

出典本

  

 朝の冷え込みは、たぶん今年いちばんだったけれど、日中はぽかぽかと気持ちのようあたたかさ。K第2幼稚園へ。先週のK幼稚園とまったく同じプログラムで。

 

 私の「三枚のお札」は、前回もちょとばかり危なかったが、今回はさらにしくじった。。前半、子どもたちの様子を観察しながら語っているうち、あれ?と話の迷子になった。よく似たくだりが二つ続くところだ。1文抜かした?と思って修復しようとしたが、うまく行かず、結局、どうでもいいとこを重ねて語り、大事なところを飛ばして語ることになってしまった。
 そのあとは、これはいけないと、気を入れて、話に集中して語った。子どもたちは、私のしくじりにも関わらすよく聞いてくれたからよかったものの、語り手としては自分にがっかりだ。
 たぶん何年もこの季節に繰り返し語っているので、なれきり、慢心でいたのがいけなかった。なれたお話こそ、邪念が入り込む。今週末、別の保育園でも語る予定。こんどこそ!

2019年10月21日 (月)

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会2回目 怖くておもしろい「三枚のお札」

 雨が落ちそうで落ちてこない今日。K幼稚園にいくと、園庭で子どもたちが遊ぶ元気な声が響いている。私たちがいくこの時間、いつも子どもたちは部屋に入っているのだが。職員室に行くと、きょうはいつもより長く外で遊んだとのこと。気候もいいこの季節。きっとできるだけ外遊びをという配慮だろう。

プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし マラリーク作
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ  *

出典本 
 


 外遊びで疲れた子もいたのだろう。何人かがうとうと。でも、聞いている子はとてもよく聞いていた。
「あなのはなし」では、オオカミがでてくると、顔を見合わせる子たちがいた。話が展開する場面がわかったのだろう。
「三枚のお札」は、最初「知っている~」という声がいくつかあったが、鬼婆が出てくるあたりから、真剣な目で聞いてくれた。鬼婆が、お札ででてきた砂山から滑るところでは、くすっと笑う子がいて、これはこれで嬉しかった。切迫感のあるところだけれど、鬼婆がやり込められるところを面白がってもらえると嬉しい。鬼婆が豆粒くらい小さくなると、またニコニコと笑う子が何人か。怖いけれど面白い。そんなところを感じてもらえたと思う。

 ところで私は最初のうち、なんか集中できなくて、言葉を言い間違えたりした。大きな間違いではないけれど、最初からピシッと集中できなかったのはなぜだろう。集中力、鍛えたい。

2019年9月 6日 (金)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 2回目 それぞれの成長、それぞれの個性、それぞれの聞き方

 2回目の今日は、2人の子が職員室まできて、恥ずかしそうに小さな声で「お願いします」と、迎えに来てくれた。おとなしい子たちと思っていたら、いやいや、教室に入って友達の顔を見ると急に元気になって「きたよー」と大声でいっている。他の子たちも元気で思い思いにしゃべっていたが、私が前に行ってあいさつをすると、静かに聞いてくれた。


プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし なら梨とり 日本の昔話 *
 手遊び むしかご *
 おはなし おばあさんとブタ イギリスの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ 


出典本
   



「なら梨とり」は、初め静かにしていた。でも、あまり表情がかわらず、よくわからないのではと心配だった。でも、三郎が「きれやいば」をもらったり、沼の主にげろりと重れそうになるところなど、真剣な目になった子が何人かいて、ああよかったと思った。
 手遊びでは、両手の手首のところで合わせて、中指、薬指、小指、人差し指とあわせていく。その説明をしているとき、「指が反対になる」という子がいた。私と子どもたちは、向かい合っているので、両手を合わせたとき、演じ手と聞き手は、鏡で見てるように対称になる。それで、子どもたちと同じ方向をむうて説明した。それでもまだわからない子もいて、そりなりにやっていた。そうかと思うと、ばっちりできる子もいて、この年頃の子の成長の差を感じる。
「おばあさんとブタ」も静かに聞いていたが、その流れがわかっている子は少なそうだ。今年の子は幼めかもしれない。


 最後の挨拶をしてから、子どもたちはそれぞれハイタッチをしに来てくれた。思いっきり元気にたたく子もいれば、やさしく包むように触れる子もいて、これもまた、それぞれ。それぞれの個性で、のびのびと育ってね。

2019年8月 7日 (水)

Hキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 喧噪の中

 


 暑さが続いている。H小学校の校庭わきにあるHキッズクラブへ。元気な子が大勢いる。この暑さでは外のグラウンドでも遊べず、狭い部屋は大変な喧噪だ。


プログラム
 なまくらトック ボルネオの昔話
 わらべうた こどもとこどもがけんかして *
 へびの食い合い 日本の昔話 *


出典本
  



 何人かけんかしたり、ふざけたり、それを先生にちゅういされたり。トイレの戸をがんがんする音が響いてきたり。まあ、とてもお話をする雰囲気ではないなか、語ることになってしまった。
「なまくらトック」のときは、語り手を上回る声がひびいて、語り手はそれが収まるのをまったりしながら、賢明に語った。きっとものすごく集中力がいったと思う。そのなか、聞いている子がいることに脅かされる。面白いとろろになると、隣の子と顔を見合わせてにっこりしている。


 わらべうたで少し落ち着いてから「へびの食い合い」へ。これも、ざわざわ騒がしく、Kキッズクラブでの反応はない。あむあむあむとヘビが互いを食い合うところで、やっと笑いが起こった。やれやれ。


 夏休みを毎日、この狭い空間で仲間と過ごす子どもたち。今日のお話が、少しでも、楽しいことの一つに入っていてくれればよいのだけれど。

2019年7月31日 (水)

Kキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 ハインリヒってなに?

 児童保育のキッズクラブへ。今年は1年生だけで30人くらいいるとのこと。3年生までの子に聞いてもらった。

プログラム
 かえるの王さま グリムの昔話
 わらべうた こどものけんか *
 へびの食い合い 日本の昔話 *

出典本
  

 中には、最初から「お話なんか聞きたくない」などという子たちもいて(そうだよね。いまは夏休みだものね)、わいわいと騒がしかったのだが、話がはじまると静かになって聞いてくれた。でもこの暑さ。冷房がきいているとはいえ、体がけだるいのだろうか。だんだんぐにゃぐにゃとする子が多くなった。後半のハインリヒは、低学年の子たちにはよくわからなかったらしい。話が終わると「ハインリヒってなに?」と、聞いた子がいた。「王さまの家来で……」と、語り手が説明し始めると今度は「家来って兵隊?」。その子には、「家来」も聞き慣れない言葉なのだろう。
「へびの食い合い」は、ヘビがだんだん大きくなってイノシシや鹿ぐらい大きくなるというと、「ええー、うそだ!」といって喜んでいた。へびとへびが食い合って、最後はどうなるか、一瞬しんとなって、息を呑んで答えを待ってくれ、とわかると笑いが広がった。
 楽しく終れてよかった。次は春休み。楽しみにしてくれるといいのだけれど。

2019年7月30日 (火)

K児童館 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 初めて子どもに語る「しゃれこうべ」

 いきなり夏が来た!! でも児童館は冷房がきいていてありがたい。たくさんの子どもがきていて、小学生は1年生から6年生まで40人程度。小さい子から順に並んで聞いてくれた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おいしいおかゆ グリムの昔話
 わらべうた こどもとこどもがけんかして *
 しゃれこうべ チロルの昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ *

出典本

   

「おいしいおかゆ」は、特に低学年の子たちが楽しそうに聞いていた。終わると「みじかーい!」という。つぎは長い「しゃれこうべ」へ。
 このおはなしは、初めて子どもの前で語る。前半は恐ろしいものの、ラストは明るい。でも、後半の種明かしの部分が難しめなので、3年生以上の子のおはなしだと思う。時間は13分程度。こうなると10分枠の朝の読み聞かせでは語れず、覚えたもののお蔵入りとなりそう。それで、高学年の子も集まってくるこの児童館で語ろうと思ったのだ。
 まずは「がいこつ」と「しゃれこうべ」の説明から始めた。小さな子は「がいこつ」もあまりわからないみたいで、少し驚いた。
 語り出すと、子どもたちは目をまんまるにして、びっくりしたように聞いていた。でも、主人公の女の子が怖い目に遭うところでは息を殺して聞いている。でも、女の子が安全になると、とたんに緊張が緩んだ。意味がわからないところもたくさんあっただろう。もぞもぞ、ぐにゃぐにゃと体を動かす子が多くなってきた。わたしも、少し言葉を間違えてごまかして勝たったりもした。そんな中で高学年の男の子たちが特に真剣に聞いてくれたように思う。
 高学年以上のところで、また語ってみたいものだ。

2019年7月 3日 (水)

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 1回目 プール遊びのあとは眠い

 梅雨のどんよりした空。雨が降りそうだけれど、なんとか持っていて、午前中にはプール遊びもできたという。

 K第2幼稚園、土田保育園と同じプログラムで。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び でんでんむし *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ 

出典本
  

広いホールに、子どもたちが60人近く、横に広がって聞いていたせいもあり、お話が届きにくかった気がする。眠そうにしている子も多い。そんななか、何人かの子はとてもよくわかっているように見えた。

「ひなどりとネコ」では、ひなどりがケーキをみんな食べてしまってドキっ! ネコが再びやってきてドキッ、ひなどりがくしゃみをしたくなってドキッ、ついにくしゃみをしてドキッ、壺が割れてドキリ。と、要所要所で、表情を変えたり、友達と見合ったりしている子がいた。

「ついでのペロリ」では、2つ目のお話ということもあり疲れてぐにゃぐにゃしている子が多い中、ネコが「食ってやる」といって食べてしまうたびに、びっくりしてにっこりする子がいたりする。この年齢の子たちの発達の差みたいなのもあるかもしれない。でも、誰かひとりが面白そうに笑ったら、D保育園のように、みんながつられて笑いが巻き起こっただろう。

 今日は蒸し暑かったし、プール遊びの後で疲れていたし、子どもたちも疲れていたかも。次回は秋。大勢に楽しんでもらえますように。

 

2019年6月28日 (金)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 1回目「ついでにペロリ」に大笑い 

 毎年、奇数月、7月からうかがっているのだけれど、今年度は園の行事と重なって、繰り上がって6月の今日でかけていった。
 職員室で待たせてもらったのだけれど、なかなか呼ばれない。あまり遅くなると、お迎えの時間になってしまうと、先生に見に行ってもらったら、もう準備して待っていた。どうやら、担任の先生は、わたしたちが時間になったら現れると思われていた様子。最初は、思いもしない、行き違い思い違いがあるものだ。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び みみずのたいそう *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ 

出典本
   

 わたしたちグルーブについて、ストーリーテリングについて、子どもたちは何も知らないようだったので、少し丁寧に説明してから始めた。
「ひなどりとネコ」は、静かに聞いていたけれど、どのくらい理解できていただろうか? ケーキをひなどりが食べてしまったところで、ひとり口に手をやって、大変という顔をした子がいたけれど、ほかでは、あまり表情が動かない。ただ、ネコが怒って鳥の親子を追いかけるところで、みんなが真剣な顔を聞き始め、ネコが逃げてしまったとろごて、子どもたちの体がふにゃふにゃと揺れ始めたから、危機がせまって、脱したということは、理解できたのだと思う。

「ついでにペロリ」は、よくわかったようだ。はじめは静かに聞いていたが、ネコがつぎつぎと食べていくのを面白がりはじめた。「食ってやる!」で笑い、「のみこんでしまいました」でまた笑う。身をよじらせて笑いだす子もいる。「全部食べちゃう」という声も聞こえた。楽しい気持ちで聞き終えたようでよかった。次につながる。

 終わってから、子どもたちは代わる代わる、ハイタッチをしに来てくれた。こういう一瞬が元気をくれる。次もまたよろしくね。

2019年6月 6日 (木)

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会  1回目 「ついでにペロリ」のねこのおなかはどれくらい大きい

 今日は、ダブルヘッダー。午後は、K第2幼稚園へ。おはなしは、昨年とというか、例年通り。近くの振興住宅地の子どもたちがだんだん大きくなり、園児の数が減り、教室が空いてきたということで、空いた教室でさせてもらった。広い遊戯室でより、声が散らないし、子どもたちも近くにいて、とてもやりやすくて、ありがたい。


プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び だいこん かぶらに にんじん *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

出典本
   


 初めてなので子どもたちは、少し緊張気味で「ひなどりとネコ」を静かに聞いていた。午後のことで、眠そうな子もいる。それは仕方ない。でも、だいたいの子がストーリーの流れに沿って、真剣な顔になり、ネコが怖そうな顔をし、そして、ひな鳥がくしゃみをしたいと母親に何でも訴えるところでは、くすくすと笑う子がいて、よくわかってくれていたと思う。
 つづいて「ついでにペロリ」では、「食ってしまうぞ」とネコがいう箇所で、くすくすと笑う子が何人かいた。終わってから、先生が「ネコさんはどんなおなかになったと思う?」と聞くと、それぞれが、大きなおなかを手で作って見せていた。
 ここで、わたしは気づいてしまった。どんなおなかか、私は目に見える像で想像していなかったと。観念的にすごく大きいと思っているだげで、具体的には……。きっと想像を絶する大きさのはず。だって、少なくとも人間が12人も飲み込まれるんだから。いやいや、そうではない。ファンタジーだから、ほら話だから。現実的な大きさではないはず。
 目に見えないことを想像するのも、想像なのではないかと。

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