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おはなし・ぽぴんず(ストーリーテリング)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 3回目 なにがあろうと集中して語る

 昨日に引き続き、同じプログラムでD保育園でのおはなし会。昨日まったく集中できずに子どもたちに申し訳なかったので、今日は、何があろうと集中して語ろうと決心した。家で何度も真剣に練習し、そのうち何度かは、わざとラジオを高音量で鳴らし、気が散る環境を作って練習もした。それで、分かったのは、他の音に気を取られるだけでなく、自分の声がしっかり聞こえなくなると、話に入れなくなる。自分の声に耳を傾けるのが大切だ。でも、静かに集中して練習することが、もちろん基本だ。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし マラリーク作
 手遊び いもにめがでて *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ *

「あなのはなし」は、後半のおおかみが出てくるところから、よく聞き始めた。穴が大きくなるところは、どのくらい想像できたのだろうか? 昨日は芋ほりをしたというので手遊びは「いもにめがでて」。これは、とても楽しそうにやってくれた。さて、いよいよ「三枚のお札」。少しどきどきしたが大丈夫。しっかり語れて、しっかり聞いてくれた。とちゅう、ひとりの子が立ち上がって歩き回ったり、ハエがとんできて私の周りをとびまわり手にとまり続けたりというハプニングもあって、何人かの子は話についていけなかったようだが、わたしはぜったいに話から気をそらさないように語って、ほとんどの子は一心に聞いてくれた。
 語り終わって「おしまい」といって、やっと、ほっとした。
 子どもたちがおはなしに入り込んて楽しめるのが、なにより大切。少しでも、そうしたおはしができるよう、精進していこう。

K第2幼稚園 ストーリーテリングによるおはなし会 年長さん 2回目 集中できなくて(T_T)

11月になって、気持ちのいい晴れの日が続いている。今日はK第2幼稚園へ。今年度2回目だ。職場体験の中学生も6名参加してくれた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし マラリーク作
 手遊び どんごりころちゃん *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ *

 実はいま、たいへん動揺している。というのは、お話のあいだ、ある事情で不定期に声がしていて、それが気になってしまい、最低な語りになってしまったからだ。語りのリズムが崩れると、こんなにも崩れてしまうことがよく分かった。取りあえず、話をつなげて終わらせた自分を賞賛。でも語りのひどさと、あんな些細なことで集中できなかった自分に落胆。はぁー。
 理由を探るに、あまりに語り慣れた話なので、甘く見て、集中しておさらいしていかなかったここと。語るときに、語りのことだけを考えられなかったこと。だと思う。
 どんな時も、集中する。それがもっとも大切なのだ。
 子どもたち、今日は本当にごめんなさい。

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 はじめて 心に何かが届いていますように

 今年からK幼稚園でもお話会をさせていただくことになった。今日は初めて。人数は2クラスで60人程度。K第2幼稚園と比べるとずっとこじんまりしている。初めてということもあって、緊張してお利口に聞いてくれた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

 ストーリーテリングが言葉だけで伝えるお話だといってから始めた。「ひなどりとネコ」は、静かに聞いていて、ネコが出てくるところから、どきどきしながら聞いている様子の子が何人か出てきた。おかあさんどりとひなどりが壺に隠れたところが、いちばん緊迫して聞いているようだった。とうとうひなどりがくしゃみをしていると、何人かの子が驚いた顔をした。そのあとをゆっくり語ったせいだろうか、ネコが逃げてしまったところを面白がった子が数人いて、こうしたことはありないので(だいたいはぽかんとして聞いている)嬉しかった。
 手遊びのあと、次のお話へバトンタッチした。「ついでにペロリ」では、ねこが、鍋とおばあさんを呑みこんでしまうところで、「ええーっ」と驚きの声があちこちで上がったので、これは、ずっと楽しんでくれるだろうと思ったのだが、そのあとは静かに聞いていることが多かった。途中で「まだ食べるの?」との声が少し。このお話は、一緒に唱えて見たり、ネコが「食ってやる」といってぺろりと飲み込むたびに、歓声を上げたりと、いろいろな楽しみ方があるのだが、まだ聞きなれていないこの園の子たちは、そうした楽しみまでは行けなかったのかもしれない。
 初めてストーリーテリングを聞いてくださった先生は、子どもたちがずっと静かに聞いているので驚いていらっしゃった。ということは、子どもたちに心に何か届くものがあっただろうか? そうでありますように。

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 2回目 もうひとつお話して

 前回お休みの子が今日はいるというので、一応、言葉だけのおはなしだと説明してから始めた。ひとり外国籍の子が、立ち上がって歩き回ったりしている。分らない言葉のお話を聞かされるなんて、その子にしてみればとんでもなくつまらないこと。でも、こちらは語るしかないので、そのまま気にしないようにして語った。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし なら梨とり 日本の昔話 *
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし おばあさんとブタ イギリスの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

「なら梨とり」は、多くの子がとにかくよく聞いていた。それでわたしも、気持ちよく語ることができた。語り終わって、少し時間をおいて「おしまい」というと「ありがとうございました」という。どのくらいわかったのだろう? おもしろかっただろうか? ききたいところだが、がまんがまん。次の「おばあさんとブタ」の前に小さな虫を一人の子が捕まえるハプニングが。でも、その子はそっと、外に出しにいってくれて、他の子どもたちも、それを静かに待っていて、お話が始まった。これまた、よく聞いている感じだ。語り終わると、「もうひとつお話して」と嬉しい言葉。相方が「また、今度ね」といって、おしまいにした。こういうときのためにおまけばなしを用意しておいた方がいいだろうか

Kキッズクラブ 夏休みのおはなし会 はじめての2本だて

 今年から、Kキッズクラブでも長期休みにお話をさせていただけることになった。1~4年生だが、人数が多いので、1、2年と3、4年に分けて行うことに。ふたりグループで動いている「ぽぴんず」で、2本立ては、はじめての経験だ。

まずは1、2年から。人数は30人強。

プログラム
 二ひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話
 わらべうた いちじくにんじん *
 七わのからす グリムの昔話 *

 座るまでは、わいわいと言っていたのだが、おはなしがはじまると、しっかり聞きだした。ひとつめのお話が終わると、しばらくしーん。チーズをキツネに騙されてまんまと食べられてしまうラストが腑に落ちなかったのだろうか。いちじくにんじんの手遊びはHキッズクラブと同じもの。なぜだろう、ここの子たちは、結構上手にやった。わたしのやり方も上達したのかもしれない。
「七わのからす」も、ときどきだれるものの、肝心なときになると、みんながぴっと止まって、真剣に聞いている。でも、ああー、いちばんのクライマックスで、お迎えの人がきてしまった。私は気をそらさずに頑張って語ったけれど、子どもたちの緊張感が緩んでしまった。それでも、また戻ってきて、カラスが人間にもどると、はーっとため息をつく子がいて、しっかり聞いてくれたのだと思った。

同じ部屋で、子どもたちが入れ替わって、つぎは3、4年。16人程度。大きい子たちはやはり、テレみたいなものがあるだろうか、隅に固まってすわったりするものだから、おばさんたちがやりにくいからと言って、中央に集まってもらう。

プロクラム
 サルのきも タイの昔話 *
 わらべうた いちじくにんじん *
 かえるの王さま グリムの昔話

 わたしは、前半を担当。子どもたちはよく聞いていた。途中で「あ、肝について話すのを忘れちゃった」と気づいた。このおはなしは肝の意味が分からないと面白さがわからないのだ。でも、いまさらどうしようもなく、最後まで語った。先生たちはにこにこと笑っている。語り終わって、「肝ってわかる?」というと、案の定「わからない」との答え。「大事な内臓なんだよ」といったけれど、お話の意味わかったかなあ。失敗失敗。それでもイチジクをたべてワニの奥さんの病気が治ったところで「ええー」と驚きの声を上げる子がいたから、ある程度わかってくれたかもしれない。
 手遊びは「1、2年でもやったけれど、3、4年はもっと上手にできるよね」といったせいか、一生懸命やってくれた。そして、やっぱり上手で、リズミカルに続けてやることができた。
「かえるの王さま」は、相方が今年の夏、何度も語ってくれた。もうすっかりものになっていて、お姫様の気持ちがよく伝わってくる。最後の忠臣ハインリヒのくだりも語った。聞いていて、ああ、ここで場面ががらりと変わるのだと、今日はっきり、感じられた。ただ相方によると、子どもはついてこないので、速めに語ってしまったとのこと。5、6年、あるいは中学生以上ならと思う。

 初めてなのに、こんなによく聞いてくれて嬉しかった。次は春休み。何を語ろう。

Hキッズクラブ 夏休みのおはなし会 遅刻してごめんなさい

 台風が午後からくるという今日のおはなし会。このあたりは風がでてきて、ときどき雨がパラパラっと降るものの、まだ穏やかだ。10時半開始のつもりで、10時ごろ家で準備をしながらキッズクラブは休みになったりしていないよねと思っていると、相方から電話が……おお、と思ったらなんと開始時間は10時からだという。なんと時間を30分遅れて間違えて思い込んでいたのだ。大慌てで、でかけて10分遅刻。相方は手遊びをしおまけのお話として「ついでにペロリ」を語ったいう。ああ、なんといこと!! ろうそくや、プログラムなど、私がみんな持っていたので、そこから準備をして、はい、ここから始まります!ということになった。

プログラム
 おばけ学校の三人の生徒 松岡享子作 *
 わらべうた いちじく にんじん *
 かえるの王さま グリムの昔話

 最初のうちは、なんだか、気がせいていて、言い間違えをしたりしたのだが、子どもたちが面白そうに聞いてくれるので、こちらもだんだん落ち着いて、調子よく語れた。このプログラムが今年は3回目だということもあるのだろう。とにかくお話が自分の中から出てくる感じだ。最後驚かすところも、今日は巧くいった。しめしめと思う。
 相方の「かえるの王さま」も、しっかり語れていた。子どもたちがよく聞けているので、最後のハインリヒの部分も削らずに語ったが、子どもたちはついてきた。

 おはなし会は巧くいったのに、自分が時間を間違えたことで、私はなんだかもやもやしている。なんで思い込んじゃったんだろう。なんで確認しなかったんだろうと後悔することしきりだ。キッズクラブの先生も、子どもたちも、相方も、あたたかく許してくれた。ほんとうにごめんなさい。そして、ありがとうございます。
 もう絶対に間違えません! って、またやるんかなあ。

K児童館 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 最多記録

 小学校の隣にあるこの児童館では、お弁当持ちで大勢の子が朝早くからやってきて、何人かが小学校のプールにもここから行ってここに帰ってくる。雷の予報がでている今日はプールが休みだったので、なんと65人もの子が集まった。この児童館では最多記録。図書室いっぱいに座っていて、圧倒されそうだ。

 プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おばけ学校の三人の生徒 松岡享子作 *
 わらべうた いちじくにんじん *
 かえるの王さま グリムの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

 わたしは「おばけ学校の三人の生徒」を語った。人数が多く、ちょっとざわついているので、音量をあげるのと子どもたちに届くようにと、いつもよりゆっくり目になった。低学年の子はとくに喜んだが、大きな子たちも結構楽しんでくれたように思う。1年生おばけは可愛らしくやって、特におもしろがってもらえた。3年生おばけは、やりすぎぐらいに大げさにやってみた。納得したり、笑ったり、まずまずの反応だ。最後の脅かすところは、あまりうまくいかなかった。でも、話し終わるとみんな大笑いしたので、まあまあのできだろうか。
 「かえるの王さま」は、かえるが食堂に入れてくれと押しかけてくるところから、真剣に聞く子が増えてきた。でも、長いお話だけに、ざわざわしだした子たちもいて、語り手が気にしてしまったようだ。一度お話が終結した(かえるが王子になる)あとの、ハインリヒのお話は、子どもたちはなかなかついていけないところなので、今日は語ったけれど、やめておいた方がよかったかもしれない。ここを語るか語らないか、判断が難しい。

 明日も図書館で同じプログラムで語る。今日とは全く違う雰囲気になるんだろうな。
 

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 1回目 話の流れを理解する 

 今日は気温こそ30℃を超えたけれど、からっとして爽やかな晴天となった。D保育園は今年度はじめて園にいくと、外国籍の子が何人かいてお話が理解しにくく、動き回って、他の子も落ち着かないかもしれないと、先生が心配しておられた。さて、お話を始めてみると……

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び 木がのびる *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

「ひなどりとネコ」は「ひなどり」が鳥の子どものことだと説明してから始める。語り初めはできるだけゆっくりと語った。半分くらいの子が、真剣な顔でじっと聞いてくれる。後半の壺にひな鳥たちが隠れるところでは、壺を手で形造ったり、ひなどりがくしゃみをするところで、いっしょにくしゃみのまねをする子がいた。ただ、お話の流れとして理解しているのは、やはり半分くらいだろうと思う。「ついでにペロリ」も、そんな感じがした。女の子を七人、ネコが呑み込むところで、「ええーっ七人もー、食べ過ぎ」といった反応を示した子がいて、何人かとそのことでおしゃべりを始めたが、その子はその場面を想像しているだけで、その前の積み重なりが理解できていないのではないかと思う。わかっていたら、次は何を呑み込むだろうと聞き耳を立てるはずだ(その子の内面はわからないのでただの予測だが)。語り終わると「ネコはどうなったの?」と聞く子がいた。この子はきっと話の流れを理解していてたと思う。
 次は9月にお話に行く。ううーん、どんなお話をしようか? 話をきちんとおっていけるお話がいいか、あるいは、言葉の音感やリズムの楽しいお話がいいか? 今から準備しておかなくては。

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 楽しみな年長さん

 今年度はじめての第2K幼稚園でのおはなし会。全員で70数名。この子たちがホールにバーンとならんで待っていてくれた。今日はさらりとした空気で、白い夏服がひときわ、さわやかだ。

 プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
 手遊び 木がのびる *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

 初めてなので、先生からお話の説明があり、わたしから始めた。ちょっとでかけにがバタバタして焦っていた私は、思わず最初の「ろうしくぱっ」をやらずにはじめそうになったが、なんとか思い出した。
 おはなしは、すごくよく聞いていたし、反応もよかった。「ひなどりとネコ」も興味をもって聞いてくれた。ひなどりがくしゃみをしそうになると、真剣になる子がおおいなか、可笑しそうに笑う子もいた。こうした反応は小さな子では珍しい。「ついでにペロリ」も楽しそうだった。終わると、「ネコのお腹はこんなだよ」としぐさをする子がいる。
 今年の年長さん、楽しみだ。

K児童館 春休みのストーリーテリングによるおはなし会 細々でも続ければ

 続いて今日はK児童館でのおはなし会。近隣のほぼ4校のキッズクラブに入っていない子どもたちが自由に集まってくる児童館だ。来年度から新1年生になる子2人をくわえて、全員で6年生まで、全部で18人だった。おはなしのプログラムは昨日と同じ。ただ、ろうそくは使わず、手遊びでろうそくをつける

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 サルのきも タイの昔話 *
 わらべうた たけんこがのびた *
 かしこいモリー イギリスの昔話
 おしまいのうた ろうそくぱっ

「ろうそくぱっ」の手遊びは大きな子はちょっと恥ずかしそうだ。「サルのきも」では、「肝」の説明をしていると「肝試しのキモ?」と聞く子がいた。そうそうそれ。いい言葉を教えてもらった。話しだすと、またよく聞いていた。とても反応のいい男の子がひとりいて、サルが肝を忘れてきたなどと言い出すと、「だまされている」とつぶやいて、面白そうに聞いていた。最後までくるとやはり「ええーっ」と驚いて、「じゃあ、イチジクで正解なの?」なんていう子もいる。子どもたちそれぞれの反応が、とても楽しい。
「かしこいモリー」では、やはり、モリーが「やってみます!」と勇敢に大男の上に行くことを宣言するたびに、わくわくした様子で友だちと顔を見合わせて喜んでいた。
 終わったあと、大きな子どもたちから、この児童館で私たちの話を何度か聞いていて、面白いと思っていたと、言ってもらった。毎年、春休みと夏休みの2回だけだけれど、だいたい同じ子が来て聞いてくれている。細々でも続ければ、流れができる。充実感を味あわせてもらえた。ありがとう。

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