また来たいね。
すでに1週間以上前になるのだが、今年の家族旅行は7/25-27の3日間。
ちょっとわけあって、旅行の1週間前に突然行き先を変えたので、ちゃらんぽらんのつめつめスケジュールだったが、楽しかった。
25日 鳥羽→伊勢・安土桃山文化村→答志島泊
26日 答志島で釣り、海水浴→名古屋→三河三谷温泉泊
27日 ラグナシア蒲郡→帰宅
伊勢・安土桃山文化村はもう3回目。オットが好きなので……。前回は息子がまだ2歳の頃で、戦国時代の砦になっている入り口のところで、異様さにおびえてしまい、泣きつづけるので、ほとんどなにも観ずに帰った苦い経験があるのだが、今回は適齢期。十二分に楽しめた。平日なこともあってすいていて、前々回来た時(開館したてのころ)は、もっと、芝居が迫力あったのに、縮小しているねなどと、オットとはなす。ひとつの芝居小屋では、「夏休みのなる前はお客さんがふたりの日もあった、つらかった」などと役者さんが話してくれたが、そりゃ客の方もつらかっただろうなと思う。
さて、旅行のメインは答志島。ここの旅館『美さき』がとてもよかった。家庭的で、料理もタイの活造(あらは翌朝、あら汁に)、まるまる1匹のゆでタコはじめ、新鮮な魚介類がところせましと並んで、3人でにこにこ、たらふく食べた。小さいけれど、露天風呂やジャグジー風呂もあった。他の宿泊客もいたけれど、なぜかかち合わなくて、貸しきりでのんびりつかる。
わたしたちのプランは「玄関前でも手ぶらで海釣」コース。おととし、菅島で釣りをしたときはフグばっかりつれたので、あまり期待していなかったのだが、今回は早朝5時からがんばっただけあって、収穫あり。ウミタナゴ5匹、ベラ2匹、メバルの子1匹。さっそく、甘辛く煮てもらって、朝ごはんのおかずにぱくぱく。やわらかくって、おいしーっ! 新鮮だもの。息子は、ウミタナゴの魚拓をつくらせてもらう。
散策してから、海水浴。砂浜へ出て、びっくり。海水浴客がだれもいなーい。なんでも、自然の砂浜は、ここだけということで、海女さんたちが脇で貝獲りをしていた。わたしはほとんど泳げないので、息子と浮き輪をとりあったり、互いに救助しあったり。大はしゃぎだった。
鳥羽へもどり、ほんとうは船で蒲郡へ行きたいところだが、どうしても乗り合わせが悪く、名古屋へいったんもどって、三河三谷へ。こちらの食事は、前日のごちそうがすばらしすぎたので、ちょっとがっかり。でも、お風呂はなぜか夜も朝もなぜか貸しきり。朝は、シャンプーを詰め替えている従業員の方がいらして、ちょっとどっきりだった。
ラグーナ蒲郡は、おもに遊園地のラグナシアで過ごす。プール客が多いのでアトラクションはほとんど待ち時間がなく、ジェットコースター以外はすべてまわった。なかでも、おもしろかったのは、「ドリーミング・クエスト」。「碧い涙」というランプを持って、ラグナシア内のさまざまな場所にある機械の上にランプをおくと、次の場所への指示があたえられ、指示にしたがい、40分以内に宝の地図を手に入れるというもの。どういう仕組みなのかわからないが、碧い涙ごとに指示が違い、地図を得る道筋もちがうので、はらはらわくわくだ。ただ座っていれば冒険させてくれるアトラクションとちがって、自分で考えて、動いて、探すのがおもしろい。わたしたちは、気にいって2度挑戦した。
それにしてもよく遊んだ。フェスティバルマーケットでお土産をかってラグーナを出るころには、もうへとへと。もっと旅していたいけれど、これ以上は体力的に無理。またどこかへでかけようねと3人で言いあって帰路についた。
息子は来年は中学生。まだ、家族旅行できるかなあ。