朝の読み聞かせ

2024年12月13日 (金)

K小学校朝の読み聞かせ 3年1組 かしこい森?!

今日金曜日(12/13)は、K小学校へ。
3年生は2組に続いて2回目。1組も2組と同じ話にした。

ところが、教室にはいると「この前の人だ」という子がいて、担任の先生も今年2回目です。とおっしゃるので、前と同じクラスに入ったのかと驚いてしまった。
でも、「かしこいモリー」って聞いた?と子どもたちに聞くと、みなハテナ顔だったので、大丈夫と思ってはじめた。どうやら、前回他の人が語ったので、その人と混同しているらしい。

語ったおはなし
 かしこいモリー イギリスの昔話(『子どもに語るイギリスの昔話』、『エパミナンダス』より)


語りの前に、担任の先生もふくめて、わちゃわちゃ話したせいか、子どもたちとなんか仲良くなれて、いい感じで語りはじめた。

この話の語りは、年月も回数も重ねている。
それで油断しての直前の練習不足はよくない。
とくに初めのうち、思いも寄らぬ言葉がぬけたり、まちがえたりした。
でも、そこから自分の言葉で修正できたのは自分を褒めたい。きっと語り慣れたお話だからこそ、内容に沿って話すことができると思う。

子どもたちの何人かはとくに真剣に聞いていた。その子たちが、モリーの活躍にともない嬉しそうに目を輝かせるのが感じられた。

大男がモリーのいうなりに木をまるごとひっこぬいて帰ってくる場面では、笑いがおきた。こんな反応は初めてで、楽しく聞いてくれているのがわかる。

今日は緊張して胸がどきどきすることもほとんどなくて、語りながら、ああー楽しいと思った。

お話がおわり、本を2冊紹介すると、子どもたちが寄ってきて、本を見始めた。文字を見て「ええっ? モリーって森だと思った」と言った子がいて、びっくりした。
確かに、外国の人の名前になじまない子どもたちは、モリーといえば、森さんだったのかもしれない。

エパミナンダス 』は、この学校の図書館にあると聞いている。これを機会に読書に向かってくれるといい。

I南小学校の朝の読み聞かせ 4年2組 聞き手と呼吸を合わせる

昨日木曜日(12/12)は、I南小学校。
前回と同じ4年生。
前回は、時間が制限されて焦った上、寒さで震えながら語る事になってしまったので、昨日は、かなり厚着で、足底カイロも忍ばせた。

プログラム
 絵本 これなーんだ? のむらさやか文 ムラタ有子絵 こどものとも0.1.2. 2006.01 福音館書店
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)


この時期になると必ず『これなーんだ?』を読む。4年生あたりだと、すぐ答えがわかると思ったけれど、そうでもなかった。「○○さんの△△」という風に答えるようになっているのだけれど、それが理解できない子もいるようで、「いす~」とか、「浮遊物」とかいう子がいて驚いた。もちろん、ちゃんと推測できた子もいたから、ただのおふざけかもしれない。

「マメ子と魔物」は、最初から真剣になって聞いてくれた。後半、マメ子が魔物を手玉にとるところは、すごく喜んでくれた。
私も嬉しくなって、子どもたちと気持ちを合わせながら語ることができたように思う。
この話は、昨年からたくさん語ってきてしっかり私の中に入ったのだろう。話のリズムや強弱など、思うようにできたような気がした。
聞き手と呼吸を合わせるってこういうことかなと思えたりした。

いつも、こんな語りができるわけではないだろうけれど、こうした語りをどんどん増やしていきたい。

南K小学校 朝の読み聞かせ 3年2組 楽しい気分で

今週は水、木、金と毎朝、小学校の読み聞かせがあり、おはなしの勉強会もあった。全部違うお話をしたので、私としてはチャレンジ!! そして、ハードだった。

まず初日の水曜日(12/11)は、地元の南K小学校。
3年2組は、今年度2回目だ。

プログラム
 絵本 おちば おーなり由子文 はたこうしろう絵 ほるぷ出版
 おはなし スヌークスさん一家 ウィリアムズ作 (『エパミナンダス』より)  


今年は11月があたたかくまだ、紅葉も残っているので、今年いちばんのお気に入り『おちば 』を読んだ。
この絵本は、身体全体の五感をとおして、おちばを感じられる。
毎朝登校時、子どもたちは歩道に降り積もっている落ち葉を足でズズズッ、ズズズッと集めながら歩き、時には、たまった落ち葉を互いに放り投げあって遊んでいる。
絶対にこの絵本が、子どもたちも気にいると思った。
子どもたちは、やっぱり、にこにこして見てくれた。
ジャンプするところは、そのにこにこ顔がもっと大きくなった。

「スヌークスさん一家」は、はじめて子どもの前で話す。
スヌークスさんたちのろうそくの消し方を、どの子も自分の口でやってみている。
最後にせっかく消したろうそくをまたつけてしまうところでは、何人かが、ものすごく面白そうに笑った。
お話が最初にもどって、途中までやって、「これがいつまでも続きます」といって終えた。

ああ、楽しい時間をありがとう。

 

2024年11月29日 (金)

I南小学校の朝の読み聞かせ 4年3組 行事のあるとき

昨日のI南小、朝の読み聞かせ。

4年生は、その日、校外研修をすることになっているので、8:35までには終わらせるように、とお世話係さんから連絡が来た。
読み聞かせの始まりは8:25なので、持ち時間は10分以内。ほぼ9分で語れる「マメ子と魔物」と、予備として7-8分の「スヌークスさん一家」を準備していた。

早く教室に入れてもらえば、それだけ余裕を持って語れると思い、早めに教室にいった。

子どもたちはすでに、帽子をかぶり、机にリュックを置いて、出発の準備万端で、担任の先生が注意点を話している。先生のお話が長くなると、それだけ私の持ち時間は減っていくわけで、私は、はらはらして待っていた。
話が終わり、「リュックは机の横において」と先生の指示が聞こえ、8:23ぐらいに「どうぞ、お入りください」と入れてくださった。
と、「帽子は脱がせてください」と、外にいた先生から担任の先生への指示があり、「帽子を脱いで」となって、ようやく始めることができた。
時計を見ると、ちょうど25分になるくらい。

語ったのおはなしは、

 マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)


25分まで語っていいはずだけれど、この感じだと、一刻も早く出発したいはず。と、ものすごく焦った。

タイトルも「マメ子と魔物」と急いで言ったら、魔物が「まみょの」みたいになってしまって、「まもの」と言い直すだけではじめてしまった。いつもより、ハイテンポで語る。
おはなしの半分ちょっと行ったところで、隣のクラスが終了して拍手が聞こえ、さらに、リュック姿の隣のクラス子たちが廊下を歩いて行く。
ますます、焦った!!

おまけに、昨日の朝は急に冷え込み、教室は冷え冷え。私も油断して防寒対策が足りず、緊張と凍えから、身体が震えそうだった。そのせいか途中で息が切れてしまい、ラストの方は、いつもより声がでなかった。

それでも、助かったのは、おはなしの中に入っている様子の子どもたちが何人かいたこと。
マメ子が上手く魔物をのせると、嬉しそうに笑ったり、マメ子がみつかると「えっ!」と声をあげたり。

なんとか終了して、時計を見ると34分位。ほっとした。
いつもは出典本を紹介するところ、やめて、さっさと挨拶して教室をでた。

まあ、なんとかなったけれど、自分としては、満足のいく語りではなかった。

なにか行事があるときの読み聞かせは、思い切ってなしにして欲しいと思う。

そして、今後の私への戒めは、万全の環境を自分に作ること。
寒いときは、カイロをいくついれても、どんなに厚着をしても、きちんと語れる体調でいること。
厳しい時間制限があるときは、持ち時間の半分くらいの予定にしておくこと。

とにかく、ゆったりが大切だ!

2024年11月11日 (月)

I南小学校の朝の読み聞かせ 3年1組 幅広い年齢に語れる「マメ子と魔物」

先週は4回、今週は3回とお話会続き。秋はおはなしの季節だ。

先週の木曜日は、朝と午後の2回おはなし会をした。

朝は、I南小学校の朝の読み聞かせで3年1組だ。前回は3年3組だったので、絵本だけ差し替えて、同じ「マメ子と魔物」を語った。

プログラム
 絵本 りんごです 川端誠作 文化出版局
 おはなし  マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)


読み聞かせや読書活動が盛んな学校なので、有名な『りんごです 』は「知っているよね?」と絵本を見せると、何人かが「知っている~」。やっぱり選書を誤ったか、と思った。
ところが、意外に食いつきがいい。めくる毎に笑い声が上がる。「りんごです」としか言わないのも、面白いらしい。種や花のページでは、「りんごじゃない、種/花」という子も何人かいた。
そんな感じで、最後まで和気あいあいと読むことができた。

「マメ子と魔物」は、うって変わって、真剣に聞いてくれた。その前日南K小学校の4年生に語ったときとは、また違う聞き方だ。マメ子と女の子たちが買えるのが遅くなって真っ暗になってしまうところから、子どもたちはもう本気で怖がっているように見えた。
最後にマメ子が魔物をかまどに押し込むところで、ようやく安堵したようだった。

たまたまこのクラスかこういう聞き方になっただけかもしれないが、1学年違うだけでこんなに聞き方が違うのか、と驚いた。

「マメ子と魔物」は、それぞれの聞き方ができて、はばひろい年齢層で語れる。

2024年11月 6日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 4年2組 自由に伸びていく子たち

教室に行くともう2列にすわっていてくれた。
一人ぽっちりと端にすわっている子がいて、「おや?」と思い、絵本を出して、「見えますか?」とたずねると、その子が「見えるっ!」と大声で答えたので、大丈夫だろうと思った。

プログラム
 絵本 万次郎さんとおにぎり 本田いづみ文 北村人絵 福音館書店 
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)


この学年は、昨年までとてもおとなしくて、絵本を読んでもお話をしても、今ひとつぼんやりして幼いように見えた。コロナ禍を年長さんから2年生まで過ごした子たちだからなのかなあと思ったりする。

それで絵本は幼児向けだけれど、『万次郎さんとおにぎり 』を読んでみた。私が大好きな絵本で、季節に合っているからと理由が一番大きいのだが。
子どもたちは、静かに聞いていた。
読み終わると「きたないよー」と声が上がる。
ころころ転がっていったおにぎりを食べるからだろう。そりゃ、汚いよね。
「確かに!」と、私も笑った。
やつぱり4年生。現実的だ。

「マメ子と魔物」は、すごくよく聞いてくれた。
端っこにいた子も、じっと耳を澄ませてくれている。
そして、マメ子が寝ないところや、魔物をだまして、遠くまで水をくみに行かせるところ。「ケーキの間に挟んでたべると美味しい」とマメ子が提案するところなど、とても嬉しそうな顔をして聞いてくれた。
語り手としてこれは嬉しい!!

最後に出典本を紹介すると「民話」ってなに? 昔話って、日本でいったらももたろうみたいのだよね? と昔話に興味を持ってくれたようだ。

自由に意見が言い合えるようになったようだ。それも嬉しい。
6年生になるまで、またいくつもお話を聞いてもらいたい!

2024年10月 4日 (金)

H小学校朝の読み聞かせ 2年2組 出典本は絶対必要!

昨日の朝はH小学校へ。

会議室で待っていると、ながーい廊下の端の部屋へ連れて行ってくれた。小柄な女の子なのだけれど、歩みが速い! ポニーテールの揺れるキビキビした後ろ姿がかわいらしい。

プログラム
 絵本 らーめんちゃん 長谷川義史作 絵本館
 おはなし 金色とさかのおんどり ロシアの昔話(『なまくらトック』より)


 先生が後の方に座っていっしょに聞いてくれた。
らーめんちゃん 』では、パチパチパチの言葉にあわせて、拍手をしてくれる。
「なんとかなるとー」といった言葉には大笑いだ。先生が率先して笑っていらっしゃる。

おはなしは、ちょっと調子が悪かった。実は筋トレの仕方がわるかったらしく、脇がいたくて、十分に声が出せず、集中が足りなかったのだ。
そのせいか、お話を聞き慣れない子が多いせいか、子どもたちもちょっと退屈した顔で聞いていた。

終わりの挨拶をいうと、先生が「先生の感想をいってもいいですか? とっても声がおきれいでしたね。それに『らーめんちゃん』の言葉はおもしろかったですよね。先生もこれからみんなにいっちゃおうかな?」などと、いってくださった。

それから「誰か感想を言える人?」ときいたが、「いまはいえない」という子がいたりするなか、一人の子が「おはなしの本は何という名前ですか?」と聞いた。

「金色とさかのおんどり」のことだ。
そんな風にお話に興味を持ってくれるなんて、なんと嬉しいことだろう!!
ところが、私はその出典本を自分が持っていなくて、図書館でも借りなかったので、持参しなかったのだ!!
仕方なく、本の題名を黒板に書いてきた。

とても反省。
出典本はできるだけ、所有しておきたいと思う。

南K小学校 朝の読み聞かせ 3年2組 面白がって聞く 

一昨日の朝は、私の学区の小学校のおはなし会だった。
教室の前に行くと、壁に子どもたちの描いた植物の絵があって、それぞれに植物の名前、特性などが書かれている。私の知らない植物などもあって、へえー、すごいと見ていた。

教室では、かなり幅広くすわっているので、「もっとぎゅっとなって」といってつめてもらった。

プログラム
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)
 絵本 だれのほね? たけうちちひろ作 出版ワークス


いつもはたいてい絵本から読むのだが、持っていった絵本で子どもたちがわいわいとなると予測されたので、おはなしからにした。

 子どもたちがおはなしに入れるか心配していたのだけれど、杞憂だった。ある程度ゆったりした雰囲気で聞いていて、ものすごく真剣ではないが、ほとんどの子が面白がってきいている。マメ子が寝ないで「起きているわ」と叫んだりすると、顔を上げて笑い、マメ子にだまされて大男がザルで海の水をくみにいくと、「ザル?」と笑っている。ラストもにっこり。
 このお話をしてよかったと思った。

次の絵本『だれのほね?  』は、だれの骨かすぐにわかってしまった!
自分で読んだとき私はライオンとかコアラとかすぐにわからなかったりしたのだが、子どもたちはすぐに当ててしまう。
最後は前後の見返りをじっくり見た。
そして表紙絵の裏表紙を広げて、その仕組みを見せた。すると「おおっ、つながっているのか」という子がいる。

それなに楽しめてほっとした。

2024年9月28日 (土)

K小学校朝の読み聞かせ 2年3組 隣のクラスが気になる

昨日はK小学校で2年生におはなしをした。
おはなしは、6月に1年生にしたのと同じおはなしだ。
手遊びは秋なので、虫かごにしてみた。

プログラム
 手遊び 虫かご わらべうた
 おはなし ホットケーキ ノルウェーの昔話(『ホットケーキ 愛蔵版  おはなしのろうそく 9』より)


2年生ってまだまだ、かわいらしいなあと思った。
「おばさんがリラックスしたいから手遊びさせてね」というと、にこにこと嬉しそうにやってくれた。やりながら、隣の子と目を合わせて、照れたようにくすくす笑うのもかわいらしい。

そして、おはなし。
期待の目をむけて聞いてくれた。
最初はゆっくりと語った。7人の子どもたちがお母さんを順番に褒めていくところでは、笑い声が起きた。
ひとり後の方に離れて座ってきた子も、いつの間にか前にでてきている。
まずまずの滑り出し。

ところが……
隣のクラスで大爆笑が起きてから、私の気がそれてしまった。
というのも、隣のクラスも同じ話を語っており、たぶん私より少し先を語っていた。
隣は隣。自分の話に集中すればいいのに、ついつい「えっ、となりはあんなに盛り上がっている、こっちのクラスがシーンとしていたら、どうしよう!!」と焦ってしまったのだ。そうしているうちにまた大爆笑が聞こえて、また、焦る。

そんなふうにフワフワと語っているうちに、前と同じ言葉を言ってしまった。ものすごくよくわかって聞いている子がひとりいて、その子が「えっ?」という顔をしたので、私も気が付いて、言い直し、語り続けた。
その辺から笑いがはじめてきて、私もようやく落ち着いた。

終わってみると、子どもたちは、「あー、おもしろかった!」と口々にいってくれ、出典本を見せると「読みたーい」「図書館にある?」と聞いてくれる。

本当にあんなそぞろな語りをしたのに、こんなによろこんでもらえて、ありがたいことだ。

仲間と「同じお話ができればそろえたいね」といって、お話をそろえたのだけれど、こんな落とし穴があったとは。
いやいや、そうではない。気にした私がよくない。
もっと精神修行しなくちゃ。
でも、あそこからリカバリーした私もちょっと褒めてあげたい。

2024年9月25日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 6年2組 なんかうまくいかない

ようやく涼しくなった。とはいえ、先週まで暑さでふーふー言っていたので、夏を引きずっている。
それで、夏休み前にこれで今年はおしまいと思っていた「小石投げの名人タオ・カム」を、6年生のもうひとつのクラスにも語ることにした。

プログラム
 絵本 にているね!? 五味太郎作 福音館書店
 おはなし 小石投げの名人タオ・カム ラオスの昔話(『子どもに語るアジアの昔話2』より)


あ゛~~と、あに点々をつけたいぐらい、悲しい結果になってしまった。
なにがいけなかったのか、わからない。

まず、教室に行くと、子どもたちがきちんと体操座りをして待っていてくれた。
前の椅子(私のための)に担任の先生が座って、お話をしてその場をつくってくださっている。
いい感じだ。

そして、絵本の表紙を見せて、「これ何に見える?」と聞くと、「馬」「らば」「ろば」など答えてくれる。
うんうんいい感じだ。

ところが……絵本を読み始めて、椅子が馬に似ていると言い張ると、子どもたちは「ええっ?」という顔をして、そのあとは、なんかつまらなそうに見ている。
あらら、

読み終わり、気をとりなおして「小石投げの名人タオ・カム」へ。
子どもたちは、真面目な顔をして、こちらを見ている。
何人かとは目もあった。
でも、なんか反応がない。楽しんでいる様子がない。
だんだんと、集中力もなくなってきたのか、うんざりという顔になった子が増えてきた。
でも、後半が面白いからと、期待した。
面白いところが始まりそうなところで、一瞬、子どもたちがピンとしてこちらを見た。
よし!!
でも、それでおしまいだった。
また、つまんなーい、まだ語っているよ~、早くおわってくれ~、。
と子どもたちの顔が物語っているように私には思えた。
だからといって、終わるわけにはいかないから、そのまま語り続けた。

私がひとり悦にいっているみたいになってしまった。

今年度になって、時間をたっぷりとってもいいと言うことで、長い(といっても10数分)おはなしを入れてしまった。
でも、この子たちは、コロナであまり読み聞かせの時間を持っていない。
もしかしたら、もっと短い楽しいお話の方がよかったのかもしれない。
あるいは「かしこいモリー」みたいなぐんぐん引っ張るお話か……。

やっちまったことはやっちまったこと。
次にいかそう。

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