I南小学校 朝の読み聞かせ 2年2組 身近なことの知らないことを知る科学の絵本
三日連続最終日の今朝はI南小学校。
雷注意報がでていて、かなり不穏な天気。雷雨が来る前に、教室に行けた。
プログラム
おはなし へびの食い合い 日本の昔話(『おはなしおばさんのきいてきいておはなし会』より)
絵本 バナナのはなし 伊沢尚子文 及川賢治絵 福音館書店
雷が怖い子がいるということで、外から先生(担任ではなく全体的に見ていらっしゃる先生だろうか)が心配そうに教室をのぞいて「今日は大丈夫みたいです」とおっしゃってくれた。
でも、やっぱり大丈夫ではなかったみたい。おはなしがはじまってしばらくすると、ゴロゴロしだし、その子が耳を押さえている。そして、他の子どもたちが心配そうに、そちらをちらちら見ている。子どもたちはおはなしに集中できないかんじだった。それでも、中に数人、ヘビ通しが食いあい、頭だけになるのをたのしそうに聞いてくれていた。話が終わると、みんな、きょとん!
うーん、このおはなし2年生にはまだ無理だったかもしれない。
『バナナのはなし』は、よく知っているバナナ。でも、育ちかたなど、知らないことがたくさん紹介されているのに、子どもたちは好く聞いてくれていた。雷はまだなっていて、あの子はずっと耳を押さえていたけれど。
お話が終わってから先生が感想を聞くと、「『バナナのはなし』は図鑑みたいでおもしろかった」、とか、「バナナのことがわかってよかった」といった発言がたくさんあった。朝まで、何を読もうか迷っていたので、ああ、この絵本を読んでよかったと思う。
身近なことの知らないことを知る。というのは、好奇心をよぶ。