I市立図書館おはなし会 子どもたちに教わる
三連休の1日目の今日は、今にも雨が降ってきそうな曇り空。
図書館に家族づれはちらほら。そのなかで、3組の親子(大人4人、子ども5人)が来てくれた。
赤ちゃん、2歳さんふたり、3歳さんひとり、5歳さんひとりだった。
プログラム
詩の朗読 たべもの 中江俊夫詩
絵本 じゃばじゃじゃーん 柿木原 政広作
絵本 びっくりまつぼっくり 多田多恵子文 堀川理万子絵 福音館書店 *
手遊び しあわせなら手をたたこ
絵本 どん(こどものとも年中版2012.12) 坪内稔典文 元永定正絵 中辻󠄀悦子構成 福音館書店
紙芝居 さるかにがっせん 長崎源之助文 若菜珪画 教育画劇 *
わらべうた さよならあんころもち
『たべもの』は絵本もあるが、言葉だけ唱えると、よりたべものから受ける五感が広がるようにかんじた。子どもたちも、形容する言葉からたべものを想像しているのか、集中してきいている。たとえば「もこもこ」なら「さといも」と。
『じゃばじゃじゃーん 』は楽しかった。コップからこぼれた牛乳の形がなにに似ているか考えるのだが、作者が意図しているものとは他の物が見えたりする。つまり、正解はないので、小さな子も好きな物を言っていた。電車好きの2歳さんは、ずっと「でんしゃ」といっていた。怪獣に見えるところでは、5歳さんが「ティラノサウルス」とかもうひとわたしの知らないきょうりゅうの名前をいっていた。
『びっくりまつぼっくり 』で驚いたのは5歳さんが「松の種」を知っていたこと。
読み終わってから、わたしが作ったびっくりまつぼっくりの瓶詰めを見せた。
『どん』では、2歳さんから5歳さんまで、じーっと絵に見入っていた。大人だと「はてな?」と思う絵本だが、子どもたちの感性をつかむなにかがあるのだろう。
ここでも5歳さんが「赤色と青色がまざると紫色になる」と話してくれた。
最後は紙芝居『さるかにがっせん』。2歳さんにはまだ難しかったかもしれないが、おかあさん方の呼びかけもあって、最後まで見てくれた。
5歳さんはまたすごかった。お話を知っていて、針や子ガニの隠れているところをちゃんと教えてくれたのだ。
ゆったりと、楽しめるおはなし会になったと思う。
その雰囲気が赤ちゃんにも伝わったのか、最初お母さんに抱かれても、ちょっとご機嫌斜めだったが、終わりには、床に寝転がってにこにこしていた。
子どもたちに教わって、いろいろな発見のあるお話会だった。よい時間をありがとう。
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