K市立図書分館おはなし会 親子で肩をよせあって過ごす時間
昨日の台風のあとの晴れ日。暑さが盛り返したけれど、空気が爽やかだ。
図書館にはじめ子どもの姿はなかったが、おはなしの時間を少しすぎて、1組の親子が来てくれた。年長さんと3歳さんの兄妹。おはなし会の前に来すぎると飽きてしまうので、ギリギリに来ようとしたら、少し遅れたとのこと。おはなし会を目指してきてくださっているのは嬉しい。
1冊目の絵本を読んでいるとき、ひとり、またひとりと子どもが入ってきて、全員で赤ちゃんも含んで子どもは5人となった。
プログラム
手遊び むしかご
絵本 おやつどろぼう 阿部結作 福音館書店
絵本 まどのむこうのやさいはなあに? 荒井真紀作 福音館書店
絵本 そらとぶテーブル 佐々木マキ作 福音館書店 *
絵本 朝の歌 小泉周二詩 市居みか絵 岩崎書店
紙芝居 おばあちゃんありがとう 村山桂子原作 柿本幸造画 教育画劇
『おやつどろぼう 』は、たくさんのおやつが鮮やかに描かれていて楽しい。子どもたちもよく見ていた。一回読んだだけではわからないところもあるので、家で何回も読んでもらえるといいねと、後で仲間と話した。
喜ばれたのは『まどのむこうのやさいはなあに? 』。丸い穴から見える野菜の一部では、当てるのが難しくて、子どもたちもお母さんも、一生懸命考えた。一番小さな3歳さんがたまねぎをポンといい当てたり、みんなでうんうんと考えたのになかなか出てこなかったカボチャをおにいちゃんが当てて、得意満面になったり、とても楽しかった。こうしてじっくり楽しめるのは、小さなお話会ならではと思う。
『そらとぶテーブル 』も、しっかり見てくれた。途中で3歳さんが「マヨネーズ持っている!」とマヨネーズの存在に気がついて、お母さんに驚かれていた。
『朝の歌 』をここで読んだのは、失敗だったかもしれない。朝起きて、自分のまつげや手だったり、タオルやじゃぐちなんかに「おはよう」と声をかける詩なのだが、子どもたちには、そうしたものに声をかけるのがピンとこないらしく、「なんで?」の連続だった。
この詩を最初の静かに読んだら、子どもたちの反応もまた違ってくるのだと思う。
最後の紙芝居『おばあちゃんありがとう』は、おばあちゃんに肩たたき券をあげる熊の子のお話だ。終わってから、子どもたちはお母さんの肩をトントンたたいてあげていた。
K市立図書分館のおはなし会は、いつもこじんまりしていて、家庭的な雰囲気になる。親子で肩を寄せ合って楽しく過ごす時間、それが心の中にずっと存在してくれたらと思う。
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