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2025年9月 5日 (金)

S幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 あれ? なにかあった?

台風が近づいてきて、空が暗くなり、そろそろ降り出そうな午後。降り出すまえでよかったと思いつつ、S幼稚園へ。
職員室で待っていると、女の子がふたりで迎えに来てくれた。私たちをお部屋に案内する後ろ姿が、背筋を伸ばしていてなんとも格好いい。

ところが、お部屋に入ると、なんだろう、全体にけだるい雰囲気。蒸し暑さのせいだろうか。ひとりの子は寝転がっていたが、先生が抱き起こした。

プログラム
 手遊び むしかご *
 おはなし おいしいおかゆ グリムの昔話(『エパミナンダス』より)
 手遊び ぽっつんぽつぽつ雨が降る *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話(『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく3)』より)*


気を取り直して、手遊びをはじめたのだが、なんだか子どもたちが乗ってこず、半分くらいの子しかやってくれなかった?

「おいしいおかゆ」は、静かにきいていた。ただ、なんだろう? ぜんぜん反応がない? 

 お話が終わったあたりで、雨がザーといきなり降り出した。そこで、「ぽっつんぽつぽつ雨が降る」をやってみた。数人が喜んでやってくれたので、気をよくして、「じゃあ、次はどこに雨をふらそうか?」と聞くと、しーーーん! だったので驚きつつ、頭に降らそうとか、肩に降らそう、とか私が提案してすすめた。

そして、「三枚のおふだ」。10分くらいのお話なのだが、この間に、様々なハプニングがあった。おひとり先生が部屋にはいってきて、なぜか歩き回りながら、あちこちの整理をはじめられたこと。その間に数回、子どもたちの間に入ってきて、行儀の悪い子を注意したこと。
ひとりの子が突然、大声をだしはじめたこと。
お迎えの保護者がきて、その子の荷物を先生方が大急ぎで準備してて送り出したこと。
などなど……。

そのバタバタした雰囲気の中でも、じっと耳を澄ませていた子が何人かいて、ひとりの子などは後の席から前にでてきて聞いていた。
こうした子たちを頼りに、私も集中を切らさずに語ることができた。

だがしっかり聞いている子も、姿勢が悪い(といっても、ちゃんとすわっている)と注意されていて、いったい、これは、どうしたことだろう?と疑問に思った。

教育の場である幼稚園や小学校では、先生がたの指導を優先したいと、私は思っている。だから、いつも、聞かれなければ何も言わない。でも、次回お話にうかがうときは、「お友達をつついたりおしゃべりしなければ、楽な姿勢できいてほしい」と言ってみようて考えている。

 

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