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2025年8月

2025年8月22日 (金)

Kキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 子どもたちの時間を楽しもう

子どもたちがお弁当を食べたあとの時間の1年生向けのお話会。
D保育園やK幼稚園の子が多く、私たちのことをよく覚えていて、温かく迎え入れてくれた。

時間より早く到着したので、手遊びで時間まで待てとリクエストされ、ちゃちゃつぼをやって見る。

聞きたい子だけ、20人程度が集まった。

プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし なら梨とり 日本の昔話(『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく3)』より*
 手遊び 元気な手 *
 おはなし 二ひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話 『子どもに聞かせる世界の民話』より
 おしまいのうた ろうそくぱっ


聞きたい子だけが集まったはずだけれど、おはなしに飽きてしまう子もたくさんいて、寝転がったり、お茶を飲んだりと、全体的にがちゃがちゃした感じになってしまった。

私の語った「なら梨とり」は、半分くらいの子はよくきいていたと思う。ただ、ラストのいいところで、水筒のお茶がこぼれる事件が起き、私も含めて、そちらに気がそれてしまった。
終わると、「長かったー」という声もあって、聞いていた子も、つまらなかったのかもしれない。

「二ひきのよくばり子グマ」は、その後だったこともあって、さらにがちゃがちゃしてしまった。ロッカーをポンポン叩く子があったり、おしゃべりする子がいたり。それでも、面白そうに聞いてる子もいた。

毎日こんなに暑いのだもの、それも仕方ない。

お話は、聞き手の子どもたちの気分によって、上手くいったりいかなかったりする。
それに一喜一憂することなく、子どもたちと過ごせた時間を楽しみたい。

2025年8月21日 (木)

K市立図書分館 ひよこちゃんのおはなし会 小学生がきてあたふた!

夏休みもあと一週間あまりになった。
図書館に行くと、2年生の女の子がおかあさんと来ていた。
なんと、コロナの前(2歳のとき)まで、いつも来てくださっていたそうだ。子どもさんはもちろん覚えていないだろうが、お母さんが覚えていてくださったのは、嬉しい。

さて、時間になったが児童室にいるのはこの親子だけだ。、用意していた赤ちゃん向けの絵本では申し訳ないので、あたふたとさがした図書館の本から読むことになった。

プログラム
 わらべうた おてぶしこぶし *
 絵本 はじめてのおともだち よこたあきこ文 みなみあきこ絵 国土社
 絵本 すいかくんがね・・ とよたかずひこ作 童心社
 絵本 とらんぽりんぽーん ふくだじゅんこ 大日本図書
 わらべうた いもにめがでて *
 絵本 ぼくのクレヨン 長新太作 講談社 *
 わらべうた こまんかなみ *
 紙芝居 パパンのパンやさん 小倉正巳作・絵 教育画劇
 紙芝居 かさこそぴょーん! カツキミオ 教育画劇
 わらべうた さよならあんころもち


最初の「おてぶしこぶし」は、いつもなら小さい物を手に隠してどっちだ?とやるのだけれど、適当な物がなかったので、小さなシフォン布をまるめてやって見た。
2回ほど繰り返したところで、3-4歳の子がおかあさんと入ってきたので、もう一度繰り返した。
シフォン布は拳からはみ出して、からもちろん、バレバレだけれど、当てられるので逆に喜んでもらえたかしれないも。

1冊目の『はじめてのおともだち 』を読んでいる途中で、3-4歳の子がひとりで入ってきた。そのあとに、その子のお母さんとお姉ちゃんが続く。そして終わり頃、1歳の赤ちゃんと2-3歳のおねえちゃんがお母さんときて、全部で4組の親子になった。

そこで、幅広い年齢で楽しめる『すいかくんがね・・ 』と『とらんぽりんぽーん 』と『ぼくのクレヨン 』を読んだ。
どれも、それぞれに楽しんでくれたのではないかと思う。

わらべうた「いもにめがでて」は、まずグーとチョキとパーをできるか聞いて、一番たどたどしくやっている子のスピードに合わせてやってみた。

最後の紙芝居『かさこそぴょーん! 』の頃には、子どもたちもすっかり場になれたようで、3歳くらいの子から2年生の子まで、なにが見えるが口に出して言っていた。

思わぬ年齢層の子たちで、はらはらしたけれど、みんなん楽しく過ごせたようで、よかったと思う。

そういえば、以前小学校が休みのときのお話会でも、同じように大きな子が多くて慌てたことがあったと思い出す。
年齢幅の大きい絵本をいつも用意しておかなくちゃと思う。

 

2025年8月 4日 (月)

Dキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 夏休みのお楽しみに

コロナの前、夏休みにいっていたDキッズクラブでのおはなし会。遅ればせながら、今年、ようやく再開した。
キッズクラブの人数はどんどん増えて、建物も2つに増えた。
1、2年生と3年生以上が別の建物に入って、おはなしを聞くことになり、わたしは、1、2年生を担当させてもらった。

子どもたちは50人以上もいて、教室で語るときより人数が多い。
ちょっと声を張り上げる感じで語った。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ *
 おはなし なら梨とり 日本の昔話(『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく3)』より*
 手遊び グー、チョキ、パー
 おはなし ホットケーキ ノルウェーの昔話(『ホットケーキ(愛蔵版おはなしのろうそく9)』より)
 おしまいのうた ろうそくぱっ
 


Dキッズクラブには、私が二ヶ月に1回いっているD保育園出身の子がたくさんいて、私の顔を覚えていてくれて、「ろうそくぱっ」がやりたいというので、リクエストに応えて、それからはじめた。

「なら梨とり」は、夏休みの子たちに聞いてもらえるか不安だった。
でも、意外や意外、とてもよく聞いてくれた。
太郎がおばあさんの言うとおりにしなかったとき、沼の主に食べられたとき、次郎もおばあさんの言葉を忘れたとき、三郎が、上の兄たちと違うことをするとき、沼の主と闘うとき、など、要所要所に耳をすませて聞いているのがわかった。

「ホットケーキ」では、手遊びの余韻があって、最初ざわついているかなーと思ったのだが、途中からおもしろい言葉が次々と出てくるのを待って、みんなで笑って楽しめた。語り手も楽しそうだった。

キッズクラブでは、子どもの自由時間におはなしを聞いてもらうわけで、遊び時間をうばって申し訳ないと、時々思う。
でも、暑くて外にも自由に出られず、限られた空間で大勢がすごさなければならない毎日に、こうした行事が、子どもたちのちょっとしたお楽しみになってくれていることを願う。

K市立図書分館おはなし会 オーダーメイドのお話会

猛暑、猛暑、猛暑!
これでもかというほど暑い毎日。先週の土曜日、日中のいちばん暑い午後に図書館に脚を運ぶ親子はいないとおもったのだが、1組の親子が来てくれた。前にもきてくれた子だ。
お母さんに聞くと、時間がある時は来ているとのこと。
こうして楽しみにしてくださる人がいるのはありがたい。

プログラム
 おはなし くらーいくらーい家 アメリカの昔話『五分間で語れるお話: もっと聞かせて!短いお話48編』より
 絵本 もじもじこぶくん 小野寺悦子文 きくちちき絵 福音館書店
 絵本 まいごのペンギンビコ どっちこっちあっち S. ユナコビッチ作 那須田淳訳 講談社
 絵本 じゃぐちをあけると しんぐうすすむ作 福音館書店
 絵本 万次郎さんとすいか 本田いづみ文 北村人絵
 紙芝居 かりゆしの海 まついのりこ作 横井謙典写真 童心社


本好きな子のようで、ずっと面白がって聞いてくれた。

まいごのペンギンビコ どっちこっちあっち』では、一生懸命ペンギンをさがした。子どもがひとりなので、自分のペースでさがすことができて、嬉しそうだった。家でもやりたいと借りていった。

じゃぐちをあけると 』では、水道で遊んだことがあるようで、スプーンを入れるとぴしゃっと飛ぶよ!などと話してくれた。

かりゆしの海 』では、「ユガフ・タボーリ」と唱えるところがあるのだが、言葉が難しすぎて言えないというので、代わりに「幸せになりますように」という言葉を唱えてもらった。

聞き手がひとりだとさびしくはあるけれど、こんな風にその子に応じて読むことができて、それはそれで、いいと思う。

また、きてね!

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