Ｄ保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 ５回目 なんという成長ぶり！

１月17日は奇数月にいっているＤ保育園へ。
今年の年長さんはふざけっこが多く、子どもたちが意味もなく笑い出すことがあって、聞いてもらうのがたいへんだった。

ところが、今月はちがった！！

プログラム
　はじまりのうた　ろうそくぱっ
　おはなし　てぶくろ　ウクライナの昔話（『てぶくろ』より）
　手遊び　もちつきぺったん　*　
　おはなし　ひなどりとネコ　ミャンマーの昔話（『子どもに聞かせる世界の民話』より）　*
　おしまいのうた　ろうそくぱっ　*　

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　なんと、ほぼほぼ静かにきいているのではないか。
　ただ驚いたのは、「てぶくろ」のなかで、「わたしもいれて」に「いや！」といった子があったこと。語り手も思わぬ言葉に驚いたのか、いっしゅん止まってしまった。そのあとも、その子は「いや！」を言い続けたが、他の子はつられなくて、語り手も気を取り直して、しっかり語った。

　私が語った「ひなどりとネコ」は、目を丸くしてとてもよく聞いていたので、本当に驚かされた。いったい、この子たちになにがあったのかと思われるほどだ。
　ラストは、ちょっとわからなかったようだが（たいてい、ここはみんなぽかんとなる）、何人かわかっていてくれたらと思う。

　終わってから、卒園の写真用だろうか、子どもたちのなかにはいって記念写真を撮っていただいた。
　写真と一緒に、お話も、心になにかしら、残っていてくれますように。

Ｋ市立図書分館 ひよこちゃんのおはなし会 まだ言葉は出ないけれど、なにか訴えている！

１月16日の11時からは赤ちゃん向けのお話会。
いつも、誰か来てくれるかどうか、ヒヤヒヤなのだけれど、この日はＮちゃん（１歳６ヶ月）が来てくれた。
よく来てくれる子で、くまさん人形や布遊びもおぼえていて、始まる前から近くにきて袋から出して！と言うように指さすので、だして、遊んだりした。
読んだ絵本とわらべうた、あまり定かに覚えていないけれど、おもいだせるものだけ記録してみる。

プログラム
　わらべうた　くまさんくまさん　*
　　　　　　　お茶を飲みに来てください　*
　絵本　おもちさんがね・・　とよたかずひこ作　童心社　
　絵本　そっくりこ　なかがわひろたか文　村上康成絵　ひかりのくに
　わらべうた　こーこはとうちゃんにんどころ
　　　　　　　もちつき
　　　　　　　じーじーばー
　紙芝居　プリンちゃんとだいふくくん 　とよたかずひこ作　童心社

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Ｎちゃんは、いろいろなことに興味があり、そして、まだしゃべれないのだけれど、言いたいことがたくさんあるみたいだ。
絵本や紙芝居は、すぐに見るのをやめて、本棚の本をいくつも引き出したり、その本を読んでと持ってきたりする。でもその本を読もうとすると、また、他の本を引っ張り出したり。

くまさん人形にはといも大好きなようで、手にはめてあげると嬉しそうに動かしたり、お母さんのところへ持って行って、いっしょにくまさん人形を抱っこするようにしぐさで教えたり。

わらべうたでは「もちつき」で、お手玉を頭にのせるところが気に入ったようで、何度も何度もくりかえしてやった。

もう少しして、言葉がでてくるとどんなことをいってくれるのだろう。
成長をみるのがとても楽しみだ。

Ｉ南小学校の朝の読み聞かせ ５年３組 寒い朝に「雪おなご」

もう2025年になって１ヶ月。早いものです。
お正月があけて、第２週からお話会を再開、今日も含めて４回。
ところが帯状疱疹になってしまい、３週目の予定はすべてキャンセル。
ようやく今日、開始しました。ブログを書く気力も出てきました。

まだ完治していませんが（そして元に戻るには、まだまだ長くかかりそう）、いままであれもこれもと頑張りすぎだったと、これからはゆっくりペースでぼちぼち活動していこうと思っています。

さて、まだ元気だったころの１月16日の朝は、Ｉ南小学校５年生の朝の読み聞かせ。
冷え込みの強い朝で、これでもか！！というほど着こんでいく。
どんなだったかおぼろにしか覚えていないが、記憶にあることだけ。

プログラム
　おはなし　雪おなご（『日本の昔話５』福音館書店より）
　絵本　こいぬをつれたかりうど　中国の昔話　牧野夏子再話　佐々木マキ絵　福音館書店

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寒い日だったので「雪おなご」はぴったりだっただろうか？　
実は、その前日勉強会で、「前に他の人が語った時、もっと寒い感じがした」と言われてしまった。ああー、まだイメージがたりないんだなと思ったので、それからイメージしながら語る練習をしたけれど、うまくいったかどうか。
子どもたちは、しんとして聞いていた。

絵本『こいぬをつれたかりうど』も静かだった。５年生には簡単すぎたかもしれない。
選書は難しい。