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2024年11月 6日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 4年2組 自由に伸びていく子たち

教室に行くともう2列にすわっていてくれた。
一人ぽっちりと端にすわっている子がいて、「おや?」と思い、絵本を出して、「見えますか?」とたずねると、その子が「見えるっ!」と大声で答えたので、大丈夫だろうと思った。

プログラム
 絵本 万次郎さんとおにぎり 本田いづみ文 北村人絵 福音館書店 
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)


この学年は、昨年までとてもおとなしくて、絵本を読んでもお話をしても、今ひとつぼんやりして幼いように見えた。コロナ禍を年長さんから2年生まで過ごした子たちだからなのかなあと思ったりする。

それで絵本は幼児向けだけれど、『万次郎さんとおにぎり 』を読んでみた。私が大好きな絵本で、季節に合っているからと理由が一番大きいのだが。
子どもたちは、静かに聞いていた。
読み終わると「きたないよー」と声が上がる。
ころころ転がっていったおにぎりを食べるからだろう。そりゃ、汚いよね。
「確かに!」と、私も笑った。
やつぱり4年生。現実的だ。

「マメ子と魔物」は、すごくよく聞いてくれた。
端っこにいた子も、じっと耳を澄ませてくれている。
そして、マメ子が寝ないところや、魔物をだまして、遠くまで水をくみに行かせるところ。「ケーキの間に挟んでたべると美味しい」とマメ子が提案するところなど、とても嬉しそうな顔をして聞いてくれた。
語り手としてこれは嬉しい!!

最後に出典本を紹介すると「民話」ってなに? 昔話って、日本でいったらももたろうみたいのだよね? と昔話に興味を持ってくれたようだ。

自由に意見が言い合えるようになったようだ。それも嬉しい。
6年生になるまで、またいくつもお話を聞いてもらいたい!

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