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2024年11月11日 (月)

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 どんな情景?

11月も半ばなのになんでこんなに暑いのだろう!?
園の駐車場で車から降りた途端に、午後の日差しがまともに当たって思った。
園では「今日は暑いので、外遊びのあとでお水を飲みましょう」と、放送で呼びかけている。

子どもたちは遊戯室で、園のスモックを着ないで座って待っていてくれた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 手遊び だいこんづけ * 
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話(『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく3)』より)*
 おしまいのうた ろうそくぱっ *

「あなのはなし」では、まず語り手がタイトルをいうと、「穴って?」と聞く子があった。語り手が親指と人差し指で穴を作ってみせると「どんな大きさ?」と聞いてくる。語り手は「さあ、どんな大きさか聞いてみてね」と、わくわくする始まりとなった。
 シュールな話だ。穴とドーナツとかえるとつばめの羊が連れ立って歩くって、一体どんな場面を子どもたちは想像しているのだろう? 盛り上がるのは、森の一軒家に夜、狼が現われるところ。目がキラッと輝いた子が何人かいた。狼の登場で事件が起きると予測しているのだろう。
 ラスト、穴が狼を飲み込んでしまうと、口を大きく開けて、穴の変容をやって見せた子がいた。穴になりきっていたのだろうか?

「だいこんづけ」の手遊びでは、キュウリ、にんじん、ラストはトマトだった。とても簡単な動きだけれど、いっしょうけんめいにやっている姿がかわいらしい。

「三枚のお札」は、「知っている」という子と「知らない」という子が半々だったけれど、どちらの子もそれはよく聞いてくれた。
私も先週、上手く語れなかったので、頭の中の情景から離れないよう心がけた。練習中、なぜかときどき小僧さんと和尚さんと鬼ばばを言い間違えるときがあるので、それも気をつけた。

お話が終わって、「おしまい」というと、しばらく沈黙した後、ふーっとため息をついて拍手してくれた。緊張して聞いていたのだと思う。
私もなんだか、ふーっと力が抜けた。

明日は、系列のもう一つの幼稚園で同じお話をする。上手くいったあとは、気が抜けるのか、しくじりやすい。
気を引き締めて頑張ろう。

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