T小学校 1年生 ストーリーテリングによるおはなし会 語り手喜ばせの聞き手
6月に続き、10月の読書週間でも呼んでいたたけた。
今回も1年生。二人で担当した。
プログラム
こぶじいさま 日本の昔話 『こぶじいさま』より *
こすずめのぼうけん エインワース作 『雨のち晴 愛蔵版おはなしのろうそく7』より
今日は2回目ということもあって、子どもたちは慣れた雰囲気だった。
私は、はじめの「こぶじいさま」を語った。
タイトルをいうと「知っている~」との声。あらすじを言いそうな子がいたので、しーっと指を唇にあてて、押しとどめてからはじめた。
前半子どもたちは、楽しそうに聞いていた。鬼がじいさまのこぶをとってしまうと、嬉しそうに笑う子が何人かいた。
これはなかなかいい反応だ。
隣のこぶじいさまのところにはいると、身体をもぞもぞする子も増えてきた。これはいけない、集中力がきれ飽きてきたのだろうかと思った。
でも、鬼が隣のじいさまに怒り始めると、また、すっと動きがとまって聞いてくれた。
隣のじいさまがこぶをふたつつけると、まねをする子もいる。
実はこの話、わたしは苦手にしていて、今まで子どもたちをなかなか楽しませられなかった。でも、今日は、なんとか楽しんでもらえたようだ。
次の「こすずめのぼうけん」は、語り手が静かに語り、子どもたちはとてもよく聞いていた。
子雀めがおかあさん雀に教えられて飛び立つところでは、羽ばたくまねをしている子がいたし、鳥の鳴き真似をしたり、山鳩の巣に子雀がはいる様子を腕でイメージする子もいた。
そして、何より、疲れ切った子雀が、お母さん雀に会えたときの、子どもたちの嬉しそうな顔といったらなかった。
おはなしの後で、先生が感想を聞くとやはり「こすずめがお母さんに会えてよかったです」「おじいさんのこぶがとれてよかったです」と、なんともまあ、素直で素晴らしい感想を言ってくれた。
語り手喜ばせの子どもたち、ありがとう!!
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