K小学校朝の読み聞かせ 1年2組 子どもたちに救われる
朝から大雨。もしかして警報出ている?と思ったが、注意報のみだった。
でも、こんな日は学校は送迎のラッシュ。いつもよりちょっとゆっくり学校に着く。
1年生ははじめてのおはなし会。そして、担任の先生方に今日の予定が伝わっていなかったようで、私たちが教室の前に行ってから準備してもらった。
なにしろ、一年生だから、いつもと違うことをするのは大変で、床に座ってもらいたいところだが、席について聞いてもらった。
何人かの子が幼稚園で私の話を聞いたことがある、と言ってくれた。
覚えていてくれて、ありがとう!!
プログラム
手遊び あたまはてんてんてん まどみちお
おはなし ホットケーキ ノルウェーの昔話(『ホットケーキ 愛蔵版 おはなしのろうそく 9』より)
はじめて聞く子も多いので、手遊びでなじんでもらった。本来なら2回繰り返したいが、始まりが遅くなったので、一回にとどめた。
さて、本命の語りだが、調子が悪かった。
このおはなしは大好きで、以前大いに語ったが、そのあともう何年も語っていなかった。でも、ちょっと練習したらすぐ思い出せた。で、ろくろく練習もせずに臨んだ。そのせいだ。
まずいきなり、どこの国の昔話だったか不確かだったので、それを省いた。(まあ、それはいい)
そのあと、語りはじめて、1フレーズ(子どもたちがフライパンの周りに集まっているところ)を抜かしてしまった。
付け加えようか、どうしようかと思ったが、まあ、ストーリーに関係ないからと無視することにした。
(でも、本当は無視しない方がよかった。子どもが7人とお父さんがいることを印象づけるために必要な部分だった)
そして、極めつけは、繰り返し部分で、2回も、あれ?と思い、言い直さなければならなかった。
こりゃあ、酷い!! いままでやった中で最悪だ。
ところが、子どもたちの反応は、最高とはいかないけれど、かなりの好感触だった。
机の席なので、友だちときゃっきゃっいえないのに、笑い声がどんどん広がる。
ラストでは、ええーっ!!と驚いてくれる。
さらに「これでおしまいです」というと、「おもしろかった!」と言ってくれる。
だから、私も、大しくじりをしたのに、落ち込まず、ほんわかした気持ちで終れた。
子どもたちに救われた。
ありがとう!!としか言いようがない。
まあ、こんなことくりかえしてはいけないけれど、これも、いい体験だったと思う。