南K小学校 朝の読み聞かせ 5年1組 この季節に語りたい「小石投げの名人タオ・カム」
今年度から、1時限目の国語に時間に読み聞かせをさせていただけることになって、今朝ははじめて高学年にはいった。
前回の低中学年の時、「できれば、お話を聞きやすい態勢でお願いします。」と、学校に伝えてあった。
その言葉を聞いてくださって、5年生は机を後にどけて、椅子で座り、6年生はなんと床に座って聞いてくれた。なんと、ありがたいこと。
で、わたしは5年1組に入った。
プログラム
絵本 アルパカパカパカやってきて おおなり修司文 丸山誠司絵 絵本館
おはなし 小石投げの名人タオ・カム ラオスの昔話(『子どもに語るアジアの昔話2』より)
『アルパカパカパカやってきて』は、なんともいえぬ、ゆるーいユーモアが、言葉と絵に宿っていて、わたしは大好きなのだか、意外に子どもは静かな真面目くさった反応で、焦ってしまった。
その流れでお話「小石投げの名人タオ・カム」を語ったからだろうか。それとも、この話を子どもの前で語るのが、久しぶりだからだろうか。
いやいやどうしよう! 目茶苦茶、緊張しているではないか。胸の早い鼓動が自分に聞こえてくる。
というわけで、なんだか、言い間違えたり、いいとばしたりした。
それでも、前半は、三分の二くらいの子が、情景を思い描くように聞いている。
そして、後半、タオ・カムの活躍が始まると、ほとんどの子が楽しそうに聞いてくれたのだ。
自分としては、不出来な語りで申し訳ない限りだが、子どもたちが楽しんでくれたのなら、OK!
緑の美しい季節に語りたい、大好きな話だ。5、6年生のお話会は一学期にいくつか予定されているので、語っていこうと思う。