I市立図書館おはなし会 楽しいから延長しちゃう!!
お彼岸も終わったのに、冷たい雨のふる今日。図書館は家族連れで大賑わい。5家族がきてくれて、子ども11人、大人12人と、お話の部屋がいっぱいになった。
プログラム
紙芝居 まんまるまんまたんたかたん 荒木文子脚本 久住卓也絵 童心社
絵本 たいこ 樋勝朋己作 福音館書店 *
絵本 くいしんぼねずみチョロとガリ 大川悦生文 しまだみつお絵 あかね書房
手遊び つくしんぼ *
絵本 うさぎじまのうさぎちゃん 福田幸広写真 ゆうきえつこ文 小学館 *
絵本 とびません。 大塚健太文 柴田ケイコ絵 パイ インターナショナル
紙芝居 てんぐのかくれみの 常光徹脚本 長野ヒデ子絵 童心社
最初の紙芝居『まんまるまんまたんたかたん』は参加型。子どもも大人も、演じ手といっしょに手を呪文を唱え、全体がいったいとなった。
それをひきついだ『たいこ』では、絵を食い入るようにして見てくれた。この絵本は、みんなで仲良くすると楽しいと言葉で言ったりせずに、ただ楽しくたいこを叩く動物たちから感じさせてくれる。
『くいしんぼねずみチョロとガリ』は、すこし長かったので、1、2歳の小さな子たちは退屈してしまい、部屋からでていってしまったのだが、それは仕方ない。でも、読み終わったとき、一番前にいた子がため息をついて「ああ、おもしろかった」と言っていた。こういうのは、とても嬉しい。
手遊びのあと『うさぎじまのうさぎちゃん』。横長の絵本は、読みにくい。とくに今日のような天気が悪くて部屋が暗いときは。わたしは、何度か、間違えそうになりながら、読み終えた。でも、うさぎちゃんはかわいいし、トビに襲われそうになるハラハラもあるし、子どもたちはよく聞いてくれた。読み終えてから、うさぎ島について知りたい子もいて、遊びにいってみてね。と答えた。
『とびません。』は、読み手が、「とびません」のセリフを楽しく読んだこともあって、そのセリフの度にみんな大笑い。楽しいひとときだった。
ここで実は、おはなし会の30分はすぎてしまったのだけれど、今日は大サービスといって紙芝居『てんぐのかくれみの 』を。子どもたちにはなじみのない蓑や灰。ストーリーがどれだけわかっているのか、わからないけれど、しっかり聞いていた。そして、口オバケがでてくると大喜びだった。
終わると40分のおはなし会になっていた。でも、最後まで残ってくれた、3組の親子は、ずっと集中して、たのしそうに見てくれて、私たちもとても楽しかった。
雨の土曜日、家族の素敵な時間になってくれたら嬉しい。