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2023年11月

2023年11月30日 (木)

I南小学校朝の読み聞かせ 4年1組 静かににこにこと楽しむ

だいぶ早く教室に行ったので、教室の前の廊下で少し立って待っていた。子どもたちは全員静かに席について、本を読んでいる。すばらしい。
今朝は先生方の会議かなにかあったようで、担任ではない先生が教室に入って行き「読み聞かせの方が来てみえますから、5秒で机の上を片付けましょう」と呼びかけられた。そして、本当に5秒くらいで、皆が本を片付け、「はい、どうぞ、おはいりください」と私が教室に入る事になった。すばらしい!

プログラム
 絵本 プアー 長新太文・絵 和田誠しあげ 福音館書店
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)

とてもおとなしい子たちなのだ。

だから絵本『プアー』のときも、静かだ。けれど、にこにこした笑顔になっていて、楽しんでくれているのがわかった。

「マメ子と魔物」も同じ。魔物がでてくるところで、真剣な顔になり、マメ子と魔物の会話では、にこにこ笑って聞いている。マメ子が捕まると、真剣な顔になるが、マメ子が上手くやりこめると、またにこにこ顔になる。

静かで大きな反応はないけれど、しっかり聞いていてくれるのが実感できる、素敵な時間になった。

ありがとう!

 

2023年11月25日 (土)

I市立図書館おはなし会 常連さん家族と

今日は児童室にあまり子どもがいなくて、あら!!と思ったら、常連の3組の家族がきてくれた。こどもはあかちゃん2人、2歳さん2人、3歳さん1人といった感じだ。

プログラム
 絵本 どうぶつ川柳ぼくだーれ? サトシン作 ドーリ絵 そうえん社
 絵本 うれしくてうれしくて かさいまり作 くもん出版
 絵本 なまえのないねこ 竹下文子文 町田尚子絵 小峰書店 
 手遊び いもにめがでて *
 絵本 どんどこどん 和歌山静子作 福音館書店
 紙芝居 さるかにがっせん 長崎源之助文 若菜珪画 教育画劇


どうぶつ川柳ぼくだーれ?』は川柳だけど、内容は小さな子でもわかる。小さな子たちも猫や豚など、おなじみの動物をあてられて、大満足のようだった。
なまえのないねこ』は、静かに聞いていた。
ちょっと疲れたので手遊び。2歳さんはグー、チョキ、パーがあやうげで、ものすごく真剣にやっているのがかわいらしい。
どんどこどん』で、ちょっと驚いたのは、表紙のかぶはすぐわかったのに、さといもやごぼうが、よくわからないようだったこと。家庭で、まだ切る前の形を見るのは少ないのかもしれない。


コロナの後、おはなし会が再開して1年半くらいたつだろうか。こうして、いつも来てくれる家族がまたできてきて、はげみになる。
グループの仲間はどんとん高年齢化してきているけれど、続けられる限り、がんばろう。

KM幼稚園 3歳児さんクラス とにかくかわいい!

今週の水曜日(11/22)はKM保育園へ、3歳児さんのクラスへの読み聞かせに3人ででかけた。
3歳児さんクラスは、来年度年少さんになる子たちで、3歳のお誕生日がくると入園できるとのこと。なので、全員が3歳さんだ。
こんなクラスができる時代なのだなあと思う。
全員で20名。どの子も、おはなし会をとても楽しみにしてくれていたようで、にこにことおはなしする部屋へ入ってきてくれた。

プログラム
 手袋シアター お花がわらった
 大型絵本 サンドイッチサンドイッチ 小西英子作 福音館書店
 紙芝居 ニャーオン 童心社  都丸つや子脚本 渡辺享子絵
 パネルシアター トンネルぐるぐるふしぎなトンネル(『増田裕子のミュージックパネル2』より)


サンドイッチサンドイッチ』は、大好きな食べ物の絵本で、大喜びだった。最後には、自分たちから食べるまねをしてくれた。この絵本の絵は本当に新鮮で美味しそうで、私も見ていておなかがすいてきた。

紙芝居『ニャーオン』では、「ねこ!」「月!」と声を上げていたが、ネコお月さまが隠れるところや、ニャーオンがお月さまを追いかけるところなど、になると、急に静かになってじっと見ていた。水に映ったお月さまをニャーオンがつかまえようとすると、「月がこわれちゃった!」と理解している子がいて、驚いた。その一方で、お月さまより、猫の方が気になって、ねこ!ねこ!という子もいて、同じ3歳児といえど、月齢はちがうし、成長具合もそレぞれなのがわかった。

最後のパネルシアターは、もう20年ぐらい前にグループで作成しも久々にやってみた。トンネルを抜ける度に、自転車→車→バス→と、どんどんスピードのあるものになっていく。演じ手としては、トンネルから順番に上手く出せるか、ドキドキ!! でも、なんとか上手くできて、子どもたちも、わいわいと喜んでくれた。途中の「トンネルぐるぐる……」のうたも一緒に歌って踊ってくれて、私たちものりのりだ。
電車のとくに好きな子がいて、その子がとてもうれしそうにしてくれていたのが、また嬉しかった。

終わってから、3人で、ああー3歳さんはかわいいねー。また来たいねーという話になった。来年も是非!

2023年11月20日 (月)

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 穴はどんなの?

急に寒くなってきた。朝のにわか雨が上がり、晴れたと思ったら、冷たい風が強く吹いてきた。
K第2幼稚園では、遊戯室でそれぞれが座布団に座って待っていてくれた。

プログラム
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 手遊び いもにめがでて *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より) *


前回と同様、とても静かだった。でも、「あなのはなし」のあとで、「あなってどんなだろう?」という子がいて、語り手が「どんなだろう?」と応じたので、少しばしょの雰囲気が和んだ。

「いもにめがでて」の手遊びをして、笑い声があがって、さらに和んだ。

そのあと「ひなどりとネコ」を語ると、やはり、おりこうにきちんと座って聞いていたけれど、ひなどりがくしゃみを何度もしそうになるところ、くしゃみをしてしまうところで、笑い合っている子がいた。
こういう子たちを見ると、ああ、ちゃんとおはなしを面白がってくれている!と感激する。

おはなしのあと、先生方が「あなはどんなだと思う?」と子どもたちに聞き、子どもたちはそれぞれに答えていた。
子どもたちの頭の中で、いろいろな穴が広がったことだろう。

2023年11月17日 (金)

H小学校朝の読み聞かせ 3年1組 おはなしから本へつなぐ

ちょうど登校時刻に雨の盛り。私は車で学校へ行くけれど、それでも車の乗り降りに冷たい雨に濡れるのが嫌で、カッパをかぶってでかけた。

会議室はエアコンがきいていてほかほかで、心がやわらぐ。そこへお迎えの子がきいてくれて教室へ行った。
子どもたちは、ちゃんとすわって待ってくれていた。

プログラム
 絵本 プアー 長新太文・絵 和田誠しあげ 福音館書店
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)


プアー』で、本を見せるなり、「プアーだって」と興味を持ってくれた。読み始めると、ページを捲る毎に笑いが広がる。まずまずの感触だ。

おはなしが始まると、途端に真剣になって聞いてくれた。私が残念なのは、隣のクラス笑い声や、写真をとりに来る先生と見学の保護者のかたに、少しずかり気をとられてしまったこと。子どもたちは、それほど気にしていないのだから、私の集中力のなさ、変な自意識のせいだ。
それでも、大きなしくじりもなく終えられて、安堵した。

終わってから出典本の紹介をすると、「ぼく、その本持っている」という子がいて、嬉しかった。そこからクラス全体に興味が広がる機会をつくれたらいいな。

2023年11月16日 (木)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 4回目 やっと楽しんでもらえた!

外国籍の子が多いこの園では、なかなかおはなしが伝わりにくい。前回9月の時は、残暑が厳しかったせいもあり、おはなしに集中できなくて、居眠りする子が続出。おはなしを楽しんでもらえていないように感じた。
で、今回はできるだけ、わかりやすくて楽しいおはなしをもっていくことにした。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 手遊び だいこんづけ * 
 おはなし きしむドア 『フランさんの語り3』より*
 おしまいのうた ろうそくぱっ *


 
両方とも、順番に動物がでてくる。1話目は、狼にまるのみにされるスリルがあり、奇想天外なラストも楽しめる。子どもたちは、「あな」ってどんなだろう?とおはなしの後、考えていた。

「きしむドア」は、ものすごく喜ばれた。次々にでてくる動物と、ドアのきしむ音に大はしゃぎ。でも、聞くべき肝心なところでは、耳を澄ます。
このお話は、小さな子でも、初めての子でも、大抵ついてきてくれる。
「おもしろかった!」という声が、この園でやっと聞けた。

次のおはなしも楽しみにしていて、好く聞いてくれるといいな。

2023年11月13日 (月)

K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 おはなしは、わくわくする

春に続いて2回目。今日も、とてものびのびと足り敷く聞いてくれた。

プログラム
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作(『なまくらトック(愛蔵版おはなしのろうそく)』より)
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より) *


「あなのはなし」では、靴下に穴があくところから、もう「うわっ」という子がいた。狼がみんなを順々に食べていくところでは、しんとする。穴まで食べてしまうと、ええーっ、あななんか食べられないという子がいて、オチをきいてにんまりした。ちゃんとわかっているのだ。

「ひなどりとネコ」も最初からとても好く聞いてくれた。ネコにあげるはずのケーキをひなとけり食べてしまうと「たいへん!」というように息をつめる音があちこちで聞こえる。きっと。さきがわかるのだ。おかあさんがくしゃみをひなどりに許してしまうと、耳をおさえたりしている。ラストは、やはりぽかんとしていた。このラストはなかなか小さな子たちにはわかってもらえない。大人は笑えるのだが。

子どもたちは、おはなしを「わくわくするもの」として、聞いてくれている。こうした経験をたくさん積んでいってほしい。

2023年11月10日 (金)

K小学校朝の読み聞かせ 3年2組 「やったー!」に「やったー!」

K小学校は、仲間と、1年間で各学年に1回ずつ入る。
各クラスで同じおはなしができたらいいということで、今年は3年生以上で「かしこいモリー」を語ることになった。
いま、ほとんどの学校が、朝の読み聞かせは10分以下にと言われる中で、この学校では、10~15分までならOKといってもらえたのだ。
それなら、おはなしの魅力が満載の「かしこいモリー」を語らない手はない。

語ったおはなし
 かしこいモリー イギリスの昔話(『子どもに語るイギリスの昔話』、『エパミナンダス』より)


子どもたちは床に座って待っていてくれた。でもかなり幅広くすわっている。
「もう少し近づいて」と言いたくなったが、インフルエンザがはやっている。そのままで語ることにした。

子どもたちはものすごく真剣に私を見てくれている。そのせいだろうか、私は逆にドギマギして初めのうち、調子が悪く、言葉が詰まりそうになる。
それでも、話がすすむうち、お互いにリラックスして、佳境にはいる頃には、思う存分楽しく語ることができた。
子どもたちに大きな反応があるわけではなかった。
だから、すこし不安にもなる。
でも、目が面白いっといっている。隣の子と目を合わせてにっこりする子もいる。

終わってから、出典本を2冊紹介する。
すると、廊下にいた先生が、『エパミナンダス』は、学校の図書館にありますよ。と子どもたちに教えてくれた。
すると「やったー!」という嬉しそうな声が上がった。
こっちこそ「やったー!」だ。

子どもたち、楽しんでくれたようだ。

2023年11月 9日 (木)

I南小学校朝の読み聞かせ 4年3組 マスクから出た目が笑っている。

先月に引き続き4年生を担当。先月よりぐっと涼しくなったので、おはなしは同じだけれど、絵本を変えた。
教室に入ると子どもたちがとても静かできちんとしているので、ホラ話のおはなしより先に絵本を読むことにした。

プログラム
 絵本 あなた 谷川俊太郎文 長新太絵 福音館書店
 おはなし 頭に柿の木 日本の昔話


あなた』は、みなじっと聞いていた。何か感じ取りながら聞いていてくれたことを祈る。
そのあと、おはなしへ。うん、静か。でも、マスクから出た目が笑っている子があちこちにいる。(インフルエンザがはやっていることもあってか、マスクの子が多いのだ。)笑い声を立てたりはしていないけれど、きっと、面白がって聞いてくれたと思う。

でも、今回のプログラムの順番にしてよかった。
絵本とおはなしと組み合わせる場合、題目にもよるだろうが、絵本で、聞いて想像するルートをつくって、それからおはなしに移ると、届きやすいのではないかと思う。

 

2023年11月 8日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 1年1組 自由奔放、でも、おはなしは好き!

お待ちかねの1年生。
今年の1年生は自由奔放。始業の時間になっても、何人ものが教室からあふれて、走り回っている。それでも、本を読み始めると、結構聞くと、前に担当したグループの仲間たちがいっていたのだ。

どれどれ、と教室に行くと、なるほど外で走り回っている子、水筒のお茶を飲んでいる子、部屋の中で遊んでいる子とてんでバラバラだ。
先生が声をかけて、しばらくして、やっとみんなが席についた。
コの字方に机が並べてあり、「よく見えない席の人は真ん中(コの字の空いたところ)にすわって」と先生にいわれて、座ったのは十数人。自分の席のままの子は、見にくそうな子もいるのだが、まあ、子どもの判断に任せることにした。

プログラム
 絵本 わたし 谷川俊太郎文 長新太絵 福音館書店
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より) 


仲間が言っていたとおり、あれほどわいわい言っていたのに『わたし』を読み始めると、しゅっと集中した。「わたし」という存在が、違う立場の人によって呼び方が変わるのを楽しんでいる。

この調子なら、おはなしも聞けそうだと思い「ひなどりとネコ」を語ることにした。
実は、もしあまり聞けなさそうなら、とても簡単な「きしむドア」を語ろうと思っていたのだ。
語りはじめると、聞いている子と聞いていない子の差が少しずつでてきた。前でかぶりつきで聞いている子は、とくに、ものすごくしっかり聞いている。席に座っている子のなかのなかにも、じっと聞いてい子もいるが、他の子は、絵を描いたり他の本を読んだり遊んでいる。そういう子たちは話について行けないのか、他の子にちょっかいを出したりしている。
ああ、やっぱり「きしむドア」にすべきだったか、と少し思った。

でも、ひなどりがくしゃみをしたいと言い出すころから、耳を傾ける子が多くなってきた。そして、くしゃみをするあたりでは、ほぼ全員が聞いていた。
つぼがわれると「どうするの?」なんて声が上がる。
おはなしが終わって、教室を出ると、「先生、くしゃみをしてもいい?」と聞いている子がいて、可笑しかった。

子どもたちはおはなしが好きなんだなと、つくづく思う。

2023年11月 7日 (火)

KM幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 ちゃんと聞けるよ!

KM幼稚園は、先日行ったKM幼稚園第2幼稚園と同系列の幼稚園。
「今年は落ち着きのない子が多いので、おはなしは短めに」と先生から言われていたので、おはなしを1つだけにした。

プログラム
 手遊び どんぐりころちゃん
 おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より) 


 落ち着きがないなんと、とんでもない!! どの子もものすごく一生懸命に聞いてくれた。ネコにわけてやるはずのケーキを、ひなどりがみんな食べてしまうところで、もう先を心配して「ひっ」と声を上げる子がいた。ひなどりがくしゃみをがまんしている場面では、みんなにこにこと笑っている。そして、ついにくしゃみをしてしまうと、真剣な顔になった。
 ラストのおちは、ちょっとハテナ?という顔になっている子が多かったが、ある男の子が「ねこはびっくりして逃げていったんだよね」と、おはなしの後で説明してくれて、おおー、ちゃんとわかっている!と嬉しく思った。

よく聞いてくれて、ありがとうございました。

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