KM第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 上達した?
今年も読んでもらえた!
昨年は繰り返しの多い「きしむドア」を語ったのだが、先生が物足りないというような印象を受けたので、今回はストーリーのあるしっかりめのおはなし2話を語ってみた。
プログラム
手遊び 頭に帽子
おはなし おいしいおかゆ グリムの昔話 (『エパミナンダス』より)
おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)
「おいしいおかゆ」は、私がはじめて覚えたおはなしだ。さすが、言葉が一語一句しっかり頭に入っている気がする。ただ、このおはなしを語りはじめの頃は、子どもたちにあまり喜んでもらえなかった。それに、他に語る人も多いので、ずっと語らずにいた。
で、今回語ったところ、何と、とても喜んでもらえた。
子どもたちは、しっかり想像ができているようで、おかゆがどんどん増えるところから、「うわー」「どれだけふえるの?」等と言いながら聞いている。そして、ラストも笑い声が起きた。
これで気をよくして「ひなどりとネコ」へ。これもまた、ネコからお母さん鳥とネコが逃げるところから、ぐっとくいついて聞いている。くしゃみのくだりになると、くすくす笑い出す子が増えてきた。そして、隠れていた壺がわれたと語ると、わっと驚いている。ネコがその大きなくしゃみの音で逃げたことも、ちゃんとわかったようだ。
ああ、楽しかった!!
こんな風に上手くいくおはなし会は、あまりない。
わたし、それなりに上達している?
次も期待してしまいそうだけれど、一期一会のおはなし会。次は次で。