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2023年7月20日 (木)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 2回目 昔話らしい昔話「なら梨とり」を語る

暑い暑い! でも今日は風が幾分さらっとしていて、気温も34度くらい。過ごしやすい感じがする。極暑に慣れた来たのかもしれない。なんてことだ!

D保育園の子どもたちも、元気そうな姿で待っていてくれた。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし 二ひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話 (『子どもに聞かせる世界の民話』より)
 手遊び みみずの体操 * 
 おはなし なら梨とり 日本の昔話(『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく)』より)*
 おしまいのうた ろうそくぱっ


2回目の今日、子どもたちは、はじまりのうたや、前にやったわらべうた「ふくすけさん」を覚えていてくれた。おはなしがどんなものか、わかったのだろう。前よりずっと、聞こう!という顔をしてくれている。

「二ひきのよくばり子グマ」は、丸いチーズを、2匹の子グマがちょうど半分に分けたくて、キツネのおばさんに頼むが、ずるいキツネがわざと違う大きさに分け、いっしょにするためにどんどん食べて、チーズが小さなかけらになるお話。子どもたちは、チーズがどんなに小さくなったのか、知りたくて、話し終わった語り手に聞いていた。

私の「なら梨とり」は、とてもよく聞いてくれていたように思う。太郎、次郎、三郎となら梨をとりに行き、太郎、次郎がしくじり、三郎が成功する、典型的な昔話だ、子どもたちは、太郎で真剣に聞き、次郎で少し集中がとぎれ(お迎えが来た子がい多声もあるかもしれないが)、三郎になったら、また真剣に聞き出した。話の流れがわかっているようですごいなと思う。ラストに「お母さんの病気はけろけろと治って」と語ると、子どもたちは嬉しそうな顔になってくれて、ああ語ってよかった!と思えた。

この夏から秋、わたしはこの「なら梨とり」を繰り返し語る予定だ。今日の子どもたちの様子から、他の場所での子どもたちが、どんなふうに聞いてくれるのか、私の語りがどうなっていくのか。とても楽しみだ。

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