D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 2回目 昔話らしい昔話「なら梨とり」を語る
暑い暑い! でも今日は風が幾分さらっとしていて、気温も34度くらい。過ごしやすい感じがする。極暑に慣れた来たのかもしれない。なんてことだ!
D保育園の子どもたちも、元気そうな姿で待っていてくれた。
プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ
おはなし 二ひきのよくばり子グマ ハンガリーの昔話 (『子どもに聞かせる世界の民話』より)
手遊び みみずの体操 *
おはなし なら梨とり 日本の昔話(『ついでにペロリ (愛蔵版おはなしのろうそく)』より)*
おしまいのうた ろうそくぱっ
2回目の今日、子どもたちは、はじまりのうたや、前にやったわらべうた「ふくすけさん」を覚えていてくれた。おはなしがどんなものか、わかったのだろう。前よりずっと、聞こう!という顔をしてくれている。
「二ひきのよくばり子グマ」は、丸いチーズを、2匹の子グマがちょうど半分に分けたくて、キツネのおばさんに頼むが、ずるいキツネがわざと違う大きさに分け、いっしょにするためにどんどん食べて、チーズが小さなかけらになるお話。子どもたちは、チーズがどんなに小さくなったのか、知りたくて、話し終わった語り手に聞いていた。
私の「なら梨とり」は、とてもよく聞いてくれていたように思う。太郎、次郎、三郎となら梨をとりに行き、太郎、次郎がしくじり、三郎が成功する、典型的な昔話だ、子どもたちは、太郎で真剣に聞き、次郎で少し集中がとぎれ(お迎えが来た子がい多声もあるかもしれないが)、三郎になったら、また真剣に聞き出した。話の流れがわかっているようですごいなと思う。ラストに「お母さんの病気はけろけろと治って」と語ると、子どもたちは嬉しそうな顔になってくれて、ああ語ってよかった!と思えた。
この夏から秋、わたしはこの「なら梨とり」を繰り返し語る予定だ。今日の子どもたちの様子から、他の場所での子どもたちが、どんなふうに聞いてくれるのか、私の語りがどうなっていくのか。とても楽しみだ。
« I市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 聞き手のおかげ | トップページ | K市立図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 夏休みおはなし広場 ちいさな子も聞ける「なら梨とり」 »
「おはなし・ぽぴんず(ストーリーテリング)」カテゴリの記事
- K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 穴はどんなの?(2023.11.20)
- D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 4回目 やっと楽しんでもらえた!(2023.11.16)
- K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 おはなしは、わくわくする(2023.11.13)
- D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 3回目 眠くてたまらない(2023.09.30)
- Kキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 歯医者さんの麻酔のあと(2023.07.30)
« I市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 聞き手のおかげ | トップページ | K市立図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 夏休みおはなし広場 ちいさな子も聞ける「なら梨とり」 »
コメント