Sキッズクラブ 1年生 ストーリーテリングによるおはなし会 はじめてのおはなし
先週の火曜日(5/9)のおはなし会なのだが、記録し忘れた(書いた覚えがあるので、UPせずに消去してしまったのかもしれない)ようなので、遅れながら記載する。
Sキッズクラブは、人数も増え、元気な子が多くて、静かにお話が聞けないということで、今年度は1年生のみにすることになった。
1年生には初めてのお話だ。
プログラム
世界でいちばんきれいな声 ラ・フルール作 『おはなしのろうそく6 ヴァイノと白鳥ひめ』より *
食わず女房 日本の昔話 『したきりすずめ(日本の昔話2)』より
子どもたちが、学校から帰ってきて、点呼、健康調べをしてからのお話会となった。子どもたちは、かなり興奮気味だ。
とにかく、すわってもらって、始めた。
わたしは、「世界でいちばんきれいな声」を語った。初めは、ぜんぜん聞く雰囲気ではなく、声を上げる子もいたのだが、子ガモが鳴き声を真似るあたりから、聞く子が出てきて、その輪が広がって静かになり、最後はみんながしっかり聞いていた。
このお話では、子ガモが子猫や子犬など、他の動物の鳴き真似をし、それがどうしてもカモの鳴き声になってしまう。その可笑しな鳴き真似の声を、子どもたちは楽しむことが多い。でも、ストーリーの盛り上がりはそのあとにくる。この後半は、なかなか楽しんでもらえない。だが、キッズの子どもたちは、最後までしっかり真剣にきいて、子ガモに共感してくれたように思う。語った私は、とても嬉しく満足できた。
次の「食わず女房」は最初から、最後までしっかりきいていた。女房の頭から大きな口が出てくると、どの子もぎょっとしたように驚いた。男が桶にのせられると、「オーマイゴッド!」とさけんだ子がいて、聞いていたわたしは思わず吹き出してしまった。ちゃんと情景が伝わっている証拠だ。
先生方も、こんなに静かに聞けたことを驚いていた。
終わってから、何人の子が寄ってきて「おもしろかったよ」「またきてね」と声を書けてくれた。これも嬉しい。これからも、毎月、いろいろな人が語りにいくからよろしくね。
« I南小学校朝の読み聞かせ 支援クラス | トップページ | I市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 小さな子と大人の聞き手がいるとき »
「おはなし(ストーリーテリング)」カテゴリの記事
- I市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 集中力がたりない(2023.09.16)
- S幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 「あなのはなし」の繰り返しを楽しむ!(2023.09.08)
- G東こども未来園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 疲れたね~(2023.09.04)
- H児童センター 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 赤ちゃんに癒やされて(2023.08.04)
- K市立図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 夏休みおはなし広場 ちいさな子も聞ける「なら梨とり」(2023.07.28)
« I南小学校朝の読み聞かせ 支援クラス | トップページ | I市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 小さな子と大人の聞き手がいるとき »
コメント