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2023年5月20日 (土)

Sキッズクラブ 1年生 ストーリーテリングによるおはなし会 はじめてのおはなし

先週の火曜日(5/9)のおはなし会なのだが、記録し忘れた(書いた覚えがあるので、UPせずに消去してしまったのかもしれない)ようなので、遅れながら記載する。

Sキッズクラブは、人数も増え、元気な子が多くて、静かにお話が聞けないということで、今年度は1年生のみにすることになった。

1年生には初めてのお話だ。

プログラム
 世界でいちばんきれいな声 ラ・フルール作 『おはなしのろうそく6 ヴァイノと白鳥ひめ』より *
 食わず女房 日本の昔話 『したきりすずめ(日本の昔話2)』より

 


子どもたちが、学校から帰ってきて、点呼、健康調べをしてからのお話会となった。子どもたちは、かなり興奮気味だ。

とにかく、すわってもらって、始めた。
わたしは、「世界でいちばんきれいな声」を語った。初めは、ぜんぜん聞く雰囲気ではなく、声を上げる子もいたのだが、子ガモが鳴き声を真似るあたりから、聞く子が出てきて、その輪が広がって静かになり、最後はみんながしっかり聞いていた。

このお話では、子ガモが子猫や子犬など、他の動物の鳴き真似をし、それがどうしてもカモの鳴き声になってしまう。その可笑しな鳴き真似の声を、子どもたちは楽しむことが多い。でも、ストーリーの盛り上がりはそのあとにくる。この後半は、なかなか楽しんでもらえない。だが、キッズの子どもたちは、最後までしっかり真剣にきいて、子ガモに共感してくれたように思う。語った私は、とても嬉しく満足できた。

次の「食わず女房」は最初から、最後までしっかりきいていた。女房の頭から大きな口が出てくると、どの子もぎょっとしたように驚いた。男が桶にのせられると、「オーマイゴッド!」とさけんだ子がいて、聞いていたわたしは思わず吹き出してしまった。ちゃんと情景が伝わっている証拠だ。
先生方も、こんなに静かに聞けたことを驚いていた。

終わってから、何人の子が寄ってきて「おもしろかったよ」「またきてね」と声を書けてくれた。これも嬉しい。これからも、毎月、いろいろな人が語りにいくからよろしくね。

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