« I南小学校朝の読み聞かせ 6年1組 目の前に見えているものだけではない | トップページ | K市立図書分館 3年ぶりのひよこちゃん 本、読んで読んで »

2023年5月12日 (金)

南K小学校 朝の読み聞かせ 4年1組 あの日々が戻ってきた喜び

南K小学校でも新年度の朝の読み聞かせが始まった。
行ったのは5/10、おとといのことだ。

コロナが5類に以降したので、教室で子どもたちは前のように近くにすわってもOK、読み手もマスクの着用は自由。と先生からいっていただけたので、机を後にまとめて、前の方にすわってもらった。とはいえ、子どもたちはこの3年間の暮らしが身についているのか、すこしバラバラとすわっている。それでも、席についたまま横いっぱいに広がっているのとは全然違う。わたしも、思い切ってマスクなしにした。

プログラム
 絵本 ピッツァぼうや ウィリアム・スタイグ作 木坂涼訳 セーラー出版
 おはなし ヤギとライオン トニダード・トバコの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)

ピッツァぼうや』の表紙を見せると、子どもたちは、ワクワクとした感じで私が読みだすのを待っていた。そして、親が息子をピザ生地にみたてて、こねたり、のばしたり、空中とばしすと、とても嬉しそうに声をたてていた。「えっ、ほんとにやるんだ」とか「お父さんすごーい」とか。こんな調子で最後まで、楽しんでいてくれているのが伝わってきた。

「ヤギとライオン」は、弱いヤギが圧倒的に強いライオンを出し抜く話で、ちょっとした心理劇になっている。子どもたちは、ヤギの機転にすぐ気が付き、なりゆきを興味津々で見守っていた。ライオンをこてんぱんにやっつけたかったみたいで、ラストはちょっと不本意そうだった。わたしは、へえ、そんな風に考えるだと、自分とは違う子どもたちの感覚がおもしろかった。

お話が終わってから、担任の先生から「近くでお話が聞けて、子どもたちはとても嬉しそうでした」といっていただいた。わたしも、すーっと気持ちが解き放たれて、子どもたちにお話がとどいた気がして嬉しかった。

開放的な空間にお話がひろがる!!

« I南小学校朝の読み聞かせ 6年1組 目の前に見えているものだけではない | トップページ | K市立図書分館 3年ぶりのひよこちゃん 本、読んで読んで »

すいすい 朝の小学校おはなし会」カテゴリの記事

おはなし(ストーリーテリング)」カテゴリの記事

朝の読み聞かせ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« I南小学校朝の読み聞かせ 6年1組 目の前に見えているものだけではない | トップページ | K市立図書分館 3年ぶりのひよこちゃん 本、読んで読んで »

Amazonアソシエイト

  • 野はら花文庫は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • Amazon、Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

NetGalley 本の応援団

  • グッドレビュアー
  • プロフェッショナルな読者