S幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 はじめてでもよく聞ける
コロナ禍でお休みしていたが、3年ぶりに再開できた。
久しぶりの園では、子どもたちが元気いっぱいで、2列にきっちり座って待っていてくれた。
プログラム
手遊び 頭にぼうし目にめがね
おはなし 世界でいちばんきれいな声 ラ・フルール作 『おはなしのろうそく6 ヴァイノと白鳥ひめ』より*
わらべうた ふくすけさん
おはなし おだんごころころ 日本の昔話
まずは謝罪。久しぶりすぎて、最初にろうそくを出すのを忘れていた。(前は本物のろうそくを使っていたが、安全面を考慮して電気性)お話の題をいってから、「あっ忘れてた!」といって、ろうそくをつけた。
次は、気をつけよう。
「世界でいちばんきれいな声」では、子ども達の反応はまちまち。猫や犬の鳴き声をまねしたり、子ガモの鳴き真似を「カモの声」といったり。「子ガモがニャーオといえるでしょか?」というと「動物が違うからなけない」(すごい答え!)といったり。がやがやと聞いていたが、「子ガモはとても悲しくなりました」というと、しんとなって次をきいた。ああ、「悲しい」という感情は、よく伝わると思った。
それまで、声をあげてきいていた子どもたちも「おだんごころころ」では、急に口をつぐんで、一心に語り手を見てきいていたので、驚いた。ストーリーがちゃんと見えていたのだと思う。語り終えて、絵本を紹介すると、中を見せて~との声。鬼のページを見せてもらい、喜んでいた。
お話を聞くのがはじめてなのに、こんなに聞いてくれるとは、本当に嬉しい。
次が楽しみだ。