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2023年4月

2023年4月20日 (木)

I南小学校朝の読み聞かせ 6年1組 目の前に見えているものだけではない

今年度初めての読み聞かせ。4月の読み聞かせはとく新鮮な気分だ
6年1組も、クラス替えになってまだ2週間足らず。先生も子どもたち同士も、初々しい雰囲気だった。

プログラム
 絵本 まっくろ 高崎卓馬作 黒井健絵 講談社
 おはなし ほらふき長吉 (『したきりすずめ (日本の昔話 2)』福音館書店より)

まっくろ』は、画用紙を真っ黒に塗り続ける子のお話。黒だけに、その子の心になにか闇のような物があるかと心配するのだが、ラストでそうではないとわかって、ほっとする。でも、そこには、目の前に見えるものだけで判断できない、ということも感じさせる。低学年の子も面白いと思うけれど、高学年の子もいろいろ感じてくれるんじゃないかと思って読んだ。
子どもたちは、なかなかいい反応で、最後まで興味をもって聞いてくれたように思う。

そのあとのおはなし「ほらふき長吉」は、今年覚えて、子ども達に初めて語る。登場人物はほらふき長吉と旦那様のふたり。このふたりの落語のような掛け合いの笑い話になっている。自分の中では、まあまあ調子よく楽しく語れるようになったと思ったので語ってみた。ただ、笑い話は難しくて、面白がってもらえなかったらどうしようかと心配だった。子どもたち、くすりっと笑ってくれた。ああ、よかったよかった。終わったら久しぶりに膝が震えてました!!

ところで、『まっくろ』で思い出したのだけれど、画用紙を塗りつぶすの、息子が年中さんのときやっていた。親としてはなんか心配。でも、先生のお話では、塗りつぶす集中力ができた印で、本人は塗りつぶせることが嬉しいからやっていると言われ、安心できた。子どもって、見た目ではわからない、成長があるものだ。

2023年4月 8日 (土)

I市立図書館おはなし会 みんなで楽しいね

昨日は春の大嵐。今日は晴れると思ったけれど、なんだかどんより曇り空、雨もパラパラ降ってきて……。でも、子ども8人、大人9人と家族で集まってきてくれました。0歳さんから6歳さんくらいまで。みんなお父さんお母さんと一緒ににこにこ聞いてくれました。

プログラム
 詩 はははるだよ 与田凖一詩 『はははるだよ』(西巻茅子絵 金の星社)より *
 絵本 はるはゆらゆら 五味太郎作 小学館
 絵本 サンドイッチにはさまれたいやつよっといで 岡田よしたか作 佼成出版社
 手遊び たんぼぼはいそがしい *
 紙芝居 なかよしひゅるるん いそ みゆき作 教育画劇
 絵本 ボボンバボンボン 高畠純作 光村教育図書 *
 大型絵本 バルボンさんのおでかけ とよたかずひこ作 アリス館

サンドイッチにはさまれたいやつよっといで』は、おいしそうな食べ物がたくさん出てくるので、よく見ていた。ただ細かいところは見にくいので、家でゆつくり見てもらえるといいなあと思う。
子どもたちがとくに一生懸命見たのが『なかよしひゅるるん』だ。ひゅるるんの気持ちに共感して見ているのがよくわかった。
ボボンバボンボン』は、みんなで1、2、3と声をかけてもらった。動物たちの動きを楽しんでいる。そして最後のワニでは、ワニがどうするか、ページをめくるのを、息をこらして見つめている子が何人かいた。こうした絵本の変化球は、3、4歳の子からもうわかるのだと思う。

全体的にいい感じだったけれど、最後の方は、短いお話いくつも連なって、子どもたちはちょっと疲れたかも。ちょうど30分のおはなし会。でも、、思い切って、もう少し短めにしてもよかったかもしれない。

 

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