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2023年3月

2023年3月11日 (土)

I市立図書館おはなし会 家族で楽しく

とてもよい天気。おはなしの部屋にはまず2組の親子。2組ともお父さんと2歳の女の子で、お父さんが本を読んであげている。子どもたちは喜んでいて、素敵な空気が流れいる。私たちが読むのもなんだか、余分なことに思えるぐらいだった。おはなしの途中であと2家族と最初にいた子の兄妹もふえて、全員で子ども8人大人7人となかなかのよい集まりになった。

プログラム
 てぶくろシアター うさぎのかくれんぼ『おはなしおばさんのこつちむいておはなしおもちゃ』より *
 絵本 へんなおにぎり 長新太作 福音館書店
 絵本 マンモスとくらすには カンタン グレバン作 青山花訳 クレヨンハウス
 手遊び ずくぼんじょ *
 絵本 みんなうんち 五味太郎作 福音館書店
 紙芝居 ちいさなちいさなふね ステー脚本脚本, 松谷 さやか訳 福田 岩緒画 童心社 

てぶくろシアターのときは、2歳の子ふたりで、ウサギさんが出てきたり、隠れたりするのが面白がっていたが、かくれんぼの意味がわかったかどうかは不明。
そのあと、どの絵本も静かに見入っていた。赤ちゃんも含めて2,3歳の小さな子たちが多いのに。ずくぼんじょの手遊びでは、つくしになって少しずつ大きくなってもらったのだが、お兄ちゃんが赤ちゃんの手をとってやってあげ、赤ちゃんがきゃっきゃっと笑うのが素敵だった。「空まで届くよ!」と大きくのびをした子もいた。
お父さんお母さんもいっしょで、家族ですごす楽しい休日。その中に加えてもらって幸せのお裾分けをもらえた。ありがとう。

2023年3月 9日 (木)

南K小学校 朝の読み聞かせ 4年2組 欲張りすぎて焦る!

急に温かくなった昨日、南K小学校、今年度最後の朝のおはなし会。
あれこれプログラムを考えて、はりきってでかけたのだが、なかなか教室に入れず、始業のチャイムが鳴ってしまい、焦った。

プログラム
 絵本 つくし 甲斐信枝作 福音館書店
 おはなし みるなのくら 日本の昔話

 つくし 』は、6分ぐらいかかる。そして「みるなのくら」は5分くらい。どう考えても10分に収まらない。さらに始業のチャイムがなっているんだから、持ち時間は10分もない。
なのになぜ、わたしは『つくし 』を読んでしまったのか!? 時間が短いときはI南小で語った「クナウとひばり」のみにするか、絵本を『だって春だもん』にしようと考えていたはずなのに。自分でもわからない。判断力がないのか!? 『つくし 』を前日に何度も練習したので、読まなくちゃという気になったのだと思う(そのくせ上手く読めなかった)。

さらに『つくし 』を読み始めて、横いっぱいに広がった子どもたちに絵を見せようと、精一杯後ろに下がって、自分が絵本の前にこないようにしたために、またしても文字が読みにくくなってしまった。早く読まねばと気は焦るし、読み間違えるし、で、ぜんぜん絵本の内容を伝えることができなかった。
おはなしは、短いし練習してあったから、ちゃんと語るには語った。でも、気持ちが入らない。半分くらいのところで終わりのチャイムがなってからはなおさらだ。

子ども達も退屈そうな顔をしている。

担任の先生には「延長して申し訳ありません」と謝り、先生からも「いえいえ、こちらも始めるのが遅かったから」といっていただいたが、本当に申し訳ない。

まったく、いいとこなしのおはなし会だった。

教訓:欲張らない。ゆったりと味わいながら読めるものを選ぶ!

2023年3月 2日 (木)

I南小学校朝の読み聞かせ 5年3組 春ですよ!

今年度最後のI南小学校での読み聞かせ。
春の訪れを感じるこの時期が、私は好きだ。それれを表わすぴったりの絵本とおはなしをさせてもらった。

プログラム
 絵本 だって春だもん 小寺卓矢写真・文 ポプラ社
 おはなし クナウとひばり アイヌの昔話 (瀬田貞二再話 おはなしのろうそく20より)

 『だって春だもん』は、写真絵本で北海道と東北の森で写真が撮られている。雪のしずまった森を、春が静かにとかして森が動き出す様子とその喜びが、美しく詩的に感じられる。教室の席に座ったままでは、後の方の子たちは、もしかしたら見づらかったかもしれなくて、申し訳ないのだが、次のおはなしの続けるためにも読ませてもらった。


「クナウとひばり」は、子ども達の前で初めて語る。ひばりや福寿草の由来話でもあり、アイヌの自然観や、北海道の自然の美しさを感じさせる。ただ、物語じたいは難しくなく、その展開がおもしろいというわけではないので、子どもたちが退屈するのではないかと、とても不安だった。この学校の子たちは、とてもよく聞く子たちなので、とにかく聞いてくれたけれど、やはりちょっと不安だったりする。
それでも話が終わってから、絵本のなかにあった福寿草をもう一度見せたら、興味を示してくれたり、「ヒバリの話がおもしろい」と言ってくれたりした。何かしら心に残るものがあったらと思う。

来週は、南K小学校の4年生での朝の読み聞かせがあるのだが、このプログラムにしようか、どうしようかなとちょっと悩んでいる。南K小学校では、時間が少し短いので、早く教室に入れなかったら、絵本を読めないし。ううーん、どうしようか。

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