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2023年2月

2023年2月17日 (金)

I南小学校 1年2組 おはなし選び

昨日は朝の読み聞かせは、I南小学校1年生のクラスだった。

『きしむドア』が、2年生間近の子だちには幼稚すぎるような気がして、迷ったが『うさぎとなみだ』にしてみた。

プログラム

 絵本 ねこです。 北村裕花作 講談社
 おはなし うさぎのなみだ (『ロシアの昔話』より)

クラスに行くと、担任の先生ともう一人の先生で、子どもたちが席についてお話が聞ける姿勢になるように、呼びかけているところだった。落ち着くまでに少し時間がかかった。
クラスがこんな感じだと、「きしむドア」のほうが楽しんでもらえるかもしれないと、思ったが、この何週間一度も練習していないお話をする自信はない。それで、「うさぎのなみだ」を語ることにした。

絵本『ねこです。』は、とても楽しんでもらえた。ずらーっとねこに埋め尽くされたページでは、大歓声があがる。

でも、おはなしは、今一つだったように思う。途中までは一生懸命聞いてくれた。でも、途中から、集中できずに体を動かしたりよそ事をする子が増えてきた。うーん、これは、明らかにあんまりおもしろくないという反応だ。もちろん、最後まで楽しんでくれた子はいるはずだけれど。じぶんとしては、よい出来だったけれど、ついてこれた子どもが少ないことを考えると、お話選びの失敗だ。

学年がわかっているとはいえ、クラスの雰囲気はまちまち。その雰囲気に合わせて、お話を変えられたらと思う。そのためには、候補作をせめて2作ぐらい語れるようにしておきたいと思った。力不足でできないこともあるが⋯⋯




2023年2月 9日 (木)

南K小学校 朝の読み聞かせ 2年2組 先生もいっしょに

寒さが緩んだ朝。先生はまだいらしていなかったが、子どもたちは自分の席に座っていた。「おはなし会だよ」というと、迎え入れてくれたので、始めた

プログラム
 絵本 めをさませ 五味太郎作 絵本館
 おはなし うさぎのなみだ (『ロシアの昔話』より)

めをさませ』は、月から落ちていく小さな生き物に、はらはらしたが、鳥だとわかると「鳥? じゃあ飛べるよ」と素敵な声を上げてくれた子がいて、楽しい雰囲気を作ってくれた。

気をよくして、「うさぎのなみだ」へ。ロシアの昔話だというと「ウクライナと戦争しているところだ!」と、やはり、気持ちがそちらへ行くらしい。「戦争をしていない時のだよ」ととりつくろったのだが、「そうだね。」ぐらいにしておいたほうがよかったかもしれない。
初めのころ、うさぎが、狐に自分の追い出されるところで、「ええ、最低じゃん」という声がする。おお、これは子どもを引き付けると思ったが、そのあとはあまり反応がなく、最後までいった。わかってくれたかなあ。幼稚すぎたかなあ。と、とても不安だ。

ところで、絵本の終わりごろに先生が教室に入ってきて、欠席している子の席に座って子どもたちといっしょになって熱心に聞いてくださった。こういうの、とてもうれしい。
子どもたちも、「先生、ぼくたちといっしょになってきいていたじゃん」という子がいて、子どもたちは、やっぱり先生をよく見ているのだ。

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