I南小学校 1年2組 おはなし選び
昨日は朝の読み聞かせは、I南小学校1年生のクラスだった。
『きしむドア』が、2年生間近の子だちには幼稚すぎるような気がして、迷ったが『うさぎとなみだ』にしてみた。
プログラム
絵本 ねこです。 北村裕花作 講談社
おはなし うさぎのなみだ (『ロシアの昔話』より)
クラスに行くと、担任の先生ともう一人の先生で、子どもたちが席についてお話が聞ける姿勢になるように、呼びかけているところだった。落ち着くまでに少し時間がかかった。
クラスがこんな感じだと、「きしむドア」のほうが楽しんでもらえるかもしれないと、思ったが、この何週間一度も練習していないお話をする自信はない。それで、「うさぎのなみだ」を語ることにした。
絵本『ねこです。』は、とても楽しんでもらえた。ずらーっとねこに埋め尽くされたページでは、大歓声があがる。
でも、おはなしは、今一つだったように思う。途中までは一生懸命聞いてくれた。でも、途中から、集中できずに体を動かしたりよそ事をする子が増えてきた。うーん、これは、明らかにあんまりおもしろくないという反応だ。もちろん、最後まで楽しんでくれた子はいるはずだけれど。じぶんとしては、よい出来だったけれど、ついてこれた子どもが少ないことを考えると、お話選びの失敗だ。
学年がわかっているとはいえ、クラスの雰囲気はまちまち。その雰囲気に合わせて、お話を変えられたらと思う。そのためには、候補作をせめて2作ぐらい語れるようにしておきたいと思った。力不足でできないこともあるが⋯⋯