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2023年1月

2023年1月25日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 6年2組 笑って!おばさんのために

ここ数年いちばんといわれる寒波に襲われた今朝。私の地域では、ありがたいことに雪も降らず、ただひどく寒いだけ。思いっきり厚着して出かけた。

プログラムは、この前のI南小学校とおなじだ。

プログラム
 絵本 じぶんがみえない! 五味太郎作 福音館書店(かがくのとも2022.10)
 おはなし だんだん飲み 日本の昔話

子どもたちは、床にすわってくれた。ただ、教室の幅いっぱいにすわっているので、絵本を自分より前にだしたため、また読みにくかった。この絵本『じぶんがみえない! 』は、文字が五味さんのレタリングなので、読みにくいのだ。練習したはずなのだが、間違ってしまった。あっちゃー。

おはなしの方は、ものすごく真剣な目で聞いてくれるのだけれど、そういうおはなしじゃないんだよなあと思う。I南小学校では上手くいったのだけれど、笑い話、難しいなあ!!

2023年1月19日 (木)

I南小学校 朝の読み聞かせ 6年3組 さすが6年生

久々に6年生を担当させてもらった。
教室までいくと、みんな席につき静かに読書している。私、だ、大丈夫だろうか? と緊張した。

プログラム
 絵本 じぶんがみえない! 五味太郎作 福音館書店(かがくのとも2022.10)
 おはなし だんだん飲み 日本の昔話

じぶんがみえない!』は、年長向けの雑誌なのだが、内容は哲学的で、思春期の子たちにもいいんじゃないかと思って選んだ。というものの、やはり幼稚すぎると思われたらどうしようかと心配だった。子どもたちは真面目に聞いていた。「ぼくがじぶんでみえるのは/どうがんばってもこのぐらいなんだ」というところでは、絵と同じように自分を見ている子もいる。感触はまあまあだ。

そのあと、「だんだん飲み」へ。さすが6年生、おとといの1、2年生とは聞き方が違った。飲み込むものを面白がる(マスクの外の目でわかる)のは、そうだが、その順番を面白がっている。そして「鬼は、外」のところで、笑いが起こった。これには私もびっくり! オチがわかったということか。

おはなしのあと、感想タイムがあり、「だんだん飲み」の繰り返しがおもしろかった。という子がいたのも、なるほどと思う。「だんだん飲み」の感想が多いなか、絵本『じぶんがみえない!』について「自分が見たいことに共感した!」といってくれた子がいて、この本を選んだ私はものすごく嬉しかった。

ああ、満足感をありがとう!

Sキッズクラブ 1、2年生 ストーリーテリングによるおはなし会 語り手のパワー

 

 今年の夏から再開したSキッズのおはなし会。2年半のブランクは大きかったか、あるいは、学年のカラーか、走り回る子、大声で叫ぶ子などいて、修行の場と化しているとメンバーから聞いていた。
 おととい(1月19日)、私もその修行の場へ出かけた。

プログラム
 だんだん飲み 日本の昔話 *
 金いろとさかのおんどり ロシアの昔話

 うわさに聞いたとおり、10数人の子は聞く気になってすわっているのだけれど、他の子たちは、宿題をやっていたり(それはいい)、語り手の後にきたり(ちょっと語りにくい)、そして大声をだして立ち上がったり歩いたり(非常に語りにくい)。

 私は「だんだん飲み」を語った。亭主がおなかが痛くなったので、和尚さんに言われるままに、カエルやヘビ等を次々飲み込んでいく有名なおはなしだ。カエルといった下手ものを飲むことに「うわっ」と喜んできいていてくれたのだが、とにかく外野がうるさい。「カエルなんかのめない!」とか、鳴きまねをしたりとか。それでも大声張り上げて頑張って語ったのだが、ちょっと集中がそれたとき、間違えてしまった。それでもなんとか語り終えた。

 でも、「金いろとさかのおんどり」の時、不思議なことが起きた。走り回った子が、一度外に出されたりもしたのだが、「おんどりよ、おんどりよ」といった歌が始まると、聞く子が増えてきたのだ。時々奇声を上げる子もいたが、語り手は落ち着いて語り続け、おバカなオンドリが、キツネの誘いを一度我慢したとき、「えらいっ!」という声が上がった。おはなしをちゃんと分かって聞いている子がいることが嬉しかった。

 語り手のパワーと歌の力。すごいなと思う。うん、私も集中できるよう頑張ろう。それには練習、練習!

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