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2022年7月

2022年7月29日 (金)

K市立図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 夏休みおはなし広場 びっくり、そして大笑い!

 K市立図書館では、毎年、夏休みに3日連続でお話会が開催されていた。でも、2年間お休みで、今年また復活した。そして私たちストーリーテリングの会も機会をいただけた。

 日にちは2日前の7月20日だった。先着12名だが、実際には3家族、子ども4人でb合計7人が聞いてくださった。

プログラム
 さるの生き肝 日本の昔話 『子どもに語る日本の昔話1』より
 おばけ学校の三人の生徒 松岡享子作 『おはなしのろうそく28』より *

 

 6年生の女の子のほかは3-5歳さん。年長さんの女の子ひとりと男の子の兄弟。一つ目のおはなし「さるの生き肝」は幼児さんたちには少し難しかった。でも年長さんの女の子と来ていたお父さんは、おはなしを一生懸命説明していて、女の子もよく聞いていた。6年生さんはちゃんとおはなしを理解して、お母さんと頷きながら聞いていた。

 わたしは「おばけ学校の三人の生徒」を語ったのだが、おばけときいて、兄弟のお兄ちゃんの方が、前まででてきて聞き始めた。おばけの子どもたちが、いろい真似真似をするのが面白いらしい。今まで、このおはなしは小学生低学年向きと考えていたが、年長さんぐらいも楽しんでもらえるとわかった。ラストは、お父さんお母さんまで、びっくり! そして大笑い!! よかった!!

2022年7月14日 (木)

I南小学校 朝の読み聞かせ 4年1組 エパミナンダスはずば抜けて面白い

 昨日に引き続いて、今日はI南小学校での朝の読み聞かせ。4-2、4-3に続けて、今日は4-1。おはなしは同じエパミナンダス。絵本は変えて、先週H小学校の3年生と同じプログラムにしてみた。

プログラム

 絵本 ぱんつさん たなかひかる作 ポプラ社
 おはなし エパミナンダス 『エパミナンダス』より東京子ども図書館

 昨日、絵本を動かしてみんなに見せて、上手くいったので、今日も『ぱんつさん』で同じように見せてみた。でも、ううーん、子ども達の表情は固い。4年生だからだろうか? 笑っていいか、まじめにきいたほうがいいか悩んでしまったのだろうか? ナンセンス絵本はむずかしい。

「エパミナンダス」は、途中で大笑いが始まり、終わると「おもしろかった!」という素直な声があちこちであがった。反応はとても嬉しいのだけれど、実は、わたしは散々なできだったため、ちょっとめげている。上手くかたれなかった理由は、慣れによる練習不足。そして、あれこれあってお疲れぎみなこと(そういうのって、語りにでるんだなと、実感した)。それでも、あんなに喜んでもらえて、このおはなしのすごさに感激する。もう一回、この学校の4年生に語れたら(まだ4組がのこつているの)、今度こそ!!

南K小学校 朝の読み聞かせ 1年2組 「また来てね~」

 やっと我が学校区の小学校で読み聞かせが解禁になった!!(でも、今週になって感染数が急増して、またお休みになるかもしれないと不安を感じているのだが)
 私の担当は1年生。子どもたちは自分の席について、いっせいに私に注目してくれている。どきどきした。(昨日の記録です)

プログラム
 絵本 はぐ 佐々木マキ作 福音館書店
 おはなし きしむドア 『フランさんの語り3』より

 ここ何回から読み聞かせで、一番前の最も左と右の子が絵本の絵が見えにくいのが分かった。読み聞かせの時は、絵本を動かさないのが基本。でも、絵がちゃんと見えなきゃ絵本じゃない。参加型の絵本なら大丈夫と、今回は読んで、絵本を動かしてみんなに見せるようにした。そのせいか、1年生なのか、とても反応がよくて、絵を楽しんでくれた。(なんで、今までそんな簡単なことに気がつかなかったのだろうか)

「きしむドア」も、ものすごく楽しんでくれた。次々に動物が増えていくのに喜び(すごい大きいベッドという子あり)、「キー」というドアの音を待って喜び、大笑いしながら聞いてくれた。私も嬉しくて、もうノリノリで語った。

 終わってから教室を出ようとすると、「おもしろかった!!」「また、きてね~」と口々に言ってくれる。1年生ってほんとにかわいい。また行きたいよ!

2022年7月 8日 (金)

H小学校の朝の読み聞かせ 3年1組 ひとりひとりがつくるおはなしの世界

H小学校の朝の読み聞かせは2年ぶり。そして、今年度は2回で、そのうち私の担当は今日のみ、という貴重な日となった。

3年1組。プログラムは、I南の4年生と同じおはなし「エパミナンダス」にした。初めてきくのにいいおはなしだと思うからだ。

プログラム

 絵本 ぱんつさん たなかひかる作 ポプラ社
 おはなし エパミナンダス 『エパミナンダス』より東京子ども図書館


『ぱんつさん』は、シュールな絵本で、子どもたちはずっと神妙な顔で見ていた。ラストのページで、「ええっ、最後そうなったの?」という子がいて、ついてきてくれているかなと、少し安堵する。「エパミナンダス」も神妙な顔で聞いていたが、子犬が出てくるあたりから、おもしろいっという顔で聞いていた。ラストのお母さんがうわーっと言うセリフも楽しんでいる感じがして、ああよかったと思う。

コロナ前のように、子ども同士くっついて聞くときのような、盛り上がり方はできない。でも、それぞれが頭の中で、おはなしの世界を創造して楽しんでくれたらなと思う。

 

 

 

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