G東こども未来園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 語れるって嬉しい!
子どもの前でストーリーテリングをするのは、いつ以来だろうか? 記録を見ると、2020年の2月14日が最後。ということは、1年8ヶ月ぶりということになる。最後に語った時は、同じような日々が続くと思っていたし、おはなし会が重なって、ちょっとおざなりに語っていたようなところもあった。
そして、今日。本当に久々。マスクをして声が届くか、緊張しすぎやしないか、と心配しながらも、やっぱり嬉しくて、お話をちゃんと届けるんだと、意気込んででかけた。
プログラム
おいしいおかゆ グリムの昔話(『エパミナンダス 1』より)
ひなどりとネコ ミャンマーの昔話(『子どもに聞かせる世界の民話』より)
手遊び 虫かご *4
世界でいちばんきれいな声 ラ・フルール作(『ヴァイノと白鳥ひめ (愛蔵版おはなしのろうそく (6))』より) *
子どもたちは、絵本なしでお話を聞くのは、おそらく初めて。それでも、よく聞いていた。
「おいしいおかゆ」では、おかゆがどんどん増えるところで面白がる声が聞こえる。そのあとの「ひなどりのネコ」も、はじめは、よくわからないような感じだったのだが、くしゃみが繰り返されるところで笑い声が聞こえた。本当にくしゃみをしてしまうところで、何人かがびっくりしている。このあたり、理解できている子と、まだ理解できない子がいたようだ。
次が私のお話。子どもたちは、お話を2つ聞いて、だいぶ疲れてしまったようで、前の方の子は寝転がってしまったので、「虫かご」の手遊びをした。ここで、きゅっとみんなが集中したのだが、そのあと、「次は外国の人が書いたおはなしだよ」「鴨って知っている?」と言ったのが失敗だった。またこどもたちが、元気になりすぎてしまった。途中で、下の学年の子たちがのぞきに来たりして、子どもたちは、落ち着いて聞いてくれていなかった。
でも、私自身はよく練習したこともあって、最後まで気を抜かずに語れた。最後のところで、ようやく数人が真剣に目を向けて聞いてくれたことも嬉しい。
そうそう、子どもたちはこちらが思っているようには動かない。でもどこかでちゃんと聞いている。それを信じて、心を込めて語る。ああ、やっぱり子どもたちに語れるって嬉しい。
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