I図書館おはなし会 久々そして新しい場所。反省も問題も満載。でもやっぱり楽しい!
久しぶりの更新。そして、図書館のおはなし会は何と1年半ぶり。初心に戻って、再出発だ。どうぞこのまま、ほそぼそとでもつづけられますように。
I図書館では、新しく子ども読書空間ができ、今回からそこの読み聞かせスペースで行う事になった。普段は子どもとその親などが、靴を脱いで上がり、座ったり寝そべったりしながら、本を楽しむスペースだ。今までの閉じられた「お話の部屋」とは違って開放的で、親しみやすい場所だ。久々な上に、初めての場所で、私たちもドキドキだった。
プログラム
大型絵本 ぼくのくれよん (講談社の創作絵本) 長新太作 講談社
絵本 密林一きれいなひょうの話 工藤直子文 和田誠絵 瑞雲社 *
絵本 このかみなあに? トイレットペーパーのはなし (福音館の科学シリーズ) 谷内つねお作 福音館書店
手遊び 一丁目のおばけ *
紙芝居 紙芝居 おじいさんとおばけ (紙芝居 おはなしがいっぱい) 堀尾青史脚本 瀬名恵子絵 童心社
わらべうた さよならあんころもち
来てくれたのは、子ども9人、大人5人。年長さんと年中さんが一人ずつして、その他はみな2歳よりちっちゃな子たちだ。あーーー。これは、プログラムが難しすぎるかもと思った。案の定、よく聞いて見てくれたのは、最初の『ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)』だけ。擬音や大きな動物たちを楽しんでいる。
私が読んだ『密林一きれいなひょうの話』は10分ぐらいかかり、その間、他の絵本を見る子あり、遊ぶ子ありで、がやがや落ち着きがない。そのなかで、わたしは懸命に心をこめて読んだのだが、どこまで伝わっただろうか。あああ。そうだった!! 2-3歳を対象にして選書しなければいけなかったんだ! 新しい場所なので、小学生も来るだろう、これをきっかけにお話会の対象年齢をあげたいと思った私がおろかだった、と思い知った。1年半のあいだにすっかり現実から離れてしまったらしい。
次の『このかみなあに? トイレットペーパーのはなし (福音館の科学シリーズ)』では、だいぶ聞き手の人数が減って、静かになった。トイレットペーパーに跡がつくページを、年中さんがしっかり見ていた。
ここで残っていたのは3組の親子。手遊びでは、みんなで一緒にやってくれる。最後にお化けが出てきそうになると、年中さんが後の方へ逃げて行ったのがかわいらしかった。
その雰囲気のまま紙芝居『紙芝居 おじいさんとおばけ (紙芝居 おはなしがいっぱい)』へ。2歳さんが紙芝居に触りたくて、前へ出てきたところで、ちょうど一つ目小僧が出てきて、わっと驚いて、お母さんの元へ戻っていく。笑いが広がった。
ラストはいつもの「さよならあんころもち」。小さなお団子をつくるね、小さな子の小さな指がかわいらしいこと。
なにはともあれ、お話会が無事終わってほっとする。こうした緊張感忘れていた。でも、これが楽しい!!
前のおはなしの部屋の方が、子どもたちが集中しやすい。でも、この開放的で平坦なスペースでは、親しみやすい感じがするような気もする。プログラムをもっと賑やかにするとか、対話を多くするとか、前とは違うお話会ができるかもしれない。しばらくは試行錯誤が続きそうだ。
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