南K小学校 朝の読み聞かせ 1年1組 10か月ぶりの再開!!
コロナ感染防止で休止していたおはなし会、なんと10か月ぶりの再開です。
中高学年は、まだ春の休校の影響で、朝の時間は勉強に充てているとのことで、低学年の実の開始です。検温して、手指の消毒をして、マスクをして、子どもたちは読み手の周りに集まらず、自分の席でと、あれこれと規制はありますが、やはり、子どもたちと本を分かち合うのは、何物にも代えがたい幸せです。
私は、1年1組を担当させてもらいました。
プログラム
絵本 あ 谷川俊太郎絵 広瀬弦絵 アリス館
紙芝居 こびとのくつや (ともだちだいすき) たかどのほうこ脚本 松成真理子絵 童心社
できるだけ、遠目が聞くようにと選んだふたつ。でも、前の席の横端の子たちが、「見えない!」という。それは、想定外だった。わたしは黒板ぎりぎりまで後ろに下がったのだけれど、それでも見にくかったようだ。私が回転して見せた方がよかったかも。
紙芝居からは、先生の指示で少しだけ、間に入るようにして、横を詰めてすわってもらった。それで、横の子たちはOKに。でも、終わってから先生に伺うと、まっすぐ座っているので、後ろの方は前の子の頭で見にくいところもあったらしい。舞台を教壇より、もっと上にのせられるように台が必要なようだ。ストーリーテリングの方が、絵を見せなくてもいいので、よいということもあるかもしれない。
とまあ、新しい形での課題は山ほど。
でも、子どもたちは、楽しんでくれた。と思う。
『あ』では、先読みしたりして考えていたし、『こびとのくつや (ともだちだいすき)』では、寝ている間に靴ができるのを驚いたり、「くつやさんは何をつくったでしょう」というと「ふくしかないよ」「はたかだもん」と口々にいったりしていた。もしかしたら、もうお話を知っていたかもしれないけれど、こうしたミュージカルみたいな紙芝居の形で見られるのは面白かったと思う。
どうか、このまま、少しずつ状況が回復していきますように。子どもたちの笑顔にまた会えますように。次までに、よいお話を、よりよい形で出せるよう用意しておこう。
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