K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 1回目 「ついでにペロリ」のねこのおなかはどれくらい大きい
今日は、ダブルヘッダー。午後は、K第2幼稚園へ。おはなしは、昨年とというか、例年通り。近くの振興住宅地の子どもたちがだんだん大きくなり、園児の数が減り、教室が空いてきたということで、空いた教室でさせてもらった。広い遊戯室でより、声が散らないし、子どもたちも近くにいて、とてもやりやすくて、ありがたい。
プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ *
おはなし ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *
手遊び だいこん かぶらに にんじん *
おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話
おしまいのうた ろうそくぱっ
出典本
初めてなので子どもたちは、少し緊張気味で「ひなどりとネコ」を静かに聞いていた。午後のことで、眠そうな子もいる。それは仕方ない。でも、だいたいの子がストーリーの流れに沿って、真剣な顔になり、ネコが怖そうな顔をし、そして、ひな鳥がくしゃみをしたいと母親に何でも訴えるところでは、くすくすと笑う子がいて、よくわかってくれていたと思う。
つづいて「ついでにペロリ」では、「食ってしまうぞ」とネコがいう箇所で、くすくすと笑う子が何人かいた。終わってから、先生が「ネコさんはどんなおなかになったと思う?」と聞くと、それぞれが、大きなおなかを手で作って見せていた。
ここで、わたしは気づいてしまった。どんなおなかか、私は目に見える像で想像していなかったと。観念的にすごく大きいと思っているだげで、具体的には……。きっと想像を絶する大きさのはず。だって、少なくとも人間が12人も飲み込まれるんだから。いやいや、そうではない。ファンタジーだから、ほら話だから。現実的な大きさではないはず。
目に見えないことを想像するのも、想像なのではないかと。
« I南小学校 朝の読み聞かせ 6年生全体に「小石投げの名人タオ・カム」 | トップページ | 課題図書を読む『この川のむこうに君がいる』 »
「おはなし・ぽぴんず(ストーリーテリング)」カテゴリの記事
- Kキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 些細なことで話がゆるむ(2024.08.23)
- D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 2回目 ますますハイで(2024.07.19)
- K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 1回目 静かすぎる!!(2024.06.17)
- K幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 さぁ、おはなしの世界へ(2024.06.10)
- D保育園 年長さん ストーリーテリングによるお話会 1回目 ふざけっこたち(2024.05.17)
« I南小学校 朝の読み聞かせ 6年生全体に「小石投げの名人タオ・カム」 | トップページ | 課題図書を読む『この川のむこうに君がいる』 »
コメント