南K小学校 朝の読み聞かせ 6年1組 「小石投げの名人」今年の夏では最後
6年生は人数が少ない。たぶん1クラス20人あまり。教室に行くと、まばらな感じがして驚いた。
プログラム
絵本 こしぬけウィリー (児童図書館・絵本の部屋) アンソニー・ブラウン作 平山太一訳 評論社
おはなし 小石投げの名人タオ・カム ラオスの昔話
←出典本
このところ、高学年は「小石投げの名人タオ・カム」を語ってきた。夏にいいお話なので、多分、今年は今日が最後。有終の美と思ったのだが、自分としては、この前語ったときがいちばんのできで、今回はなんだか、すんなりいかなかった。そのせいだろうか、子どもたちも、今ひとつのってこない。つまらなそうにあくびする子もいて、焦ってしまった。でも、とてもよく聞いている子もいて、その子たちに励まされて語った。
原因のひとつとして、その前の絵本が、子どもたちにはわかりにくかったからだろう。私の読み方が悪かったせいもあるが、ラストが6年生にピンと来なかったらしい。ストーリーは、弱虫の主人公が、体を鍛えて強くなるのが、内面は優しいままちっとも変わらない、というもの。その展開がユーモラスで、気弱な主人公がとてもすてきと私は思う。でも、子どもたちには意味がわからないようだ。何年か前に読んだときは子どもたちも楽しんでくれたような気がする。でも、今では、大人の喜ぶ本になってしまったかもしれない。
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