I南小学校 朝の読み聞かせ 5年2組「北風に会いにいっ少年」3回目でようやく
昨日に引き続いて、I南小で朝の読み聞かせ。今年度最後なので30分わくだ。高学年ということで、本選びに苦戦し、昨日ようやく決められた。
プログラム
絵本 ぼく・わたし 高畠那生作 絵本館
おはなし 北風に会いにいった少年 ノルウェーの昔話
絵本 ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん ジョン・バーニンガム作 きじまはじめ訳 ほるぷ出版
教室にいくと、先生と子どもたちが楽しそうに話をしていて、自由な雰囲気のクラスだと感じる。
『ぼく・わたし』では、「べんきょうはとくいじゃないけれど かみひこうきはとくい。」で、「さぼっているだけじゃん」。「ひとまえでうたうのがはずかしい。ピアノならへいきなんだけど。」で「おんなじジャン」などと、ちゃちゃを入れてく子が何人がいて、ちょっとやりにくいなと思った。
「北風に会いにいった少年」でも、はじめのうち同じようにちゃちゃを入れてきた。ごちそうを出してくれるテーブルかけがでてくると「どらえもんじゃん」など。でも、3回目の語りだったので、私にも余裕があって、受け流しながら語っていくことができた。すると、宿屋で主人がテーブルかけを盗んだところから、そうしたコメントがなくなり、おはなしに耳を傾けるようになった。それからはとても語りよかった。やはり同じ宿屋に泊るところをもっともよく聞く。そして、さすが5年生と思ったのは、「杖よ、杖よ、ぶちのめせ」というと、ぶちはじめる杖を少年が北風からもらったところで、先の展開を予想しても笑いがあふれたこと。そして、そのあと耳を傾けて、予想通りになった展開にまた大喜びしたことだ。ああ、やっとうまくお話が伝わったと思った。
最後は、今年の初めに訃報のあったジョン・バーニンガムの『ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん』。初期の作品で、絵の具もこってり。恵まれない前半の展開から明るい後半とラストが心温まるので読んでみた。子どもたち、よく聞いてくれたと思う。ただ、この絵本、なんか言葉が読みにくいなあ。昨日選書して、練習不足だったことの方が大きい原因ではあるが……。
終わって、感想を先生が聞かれたら、男子が二人、手をあげて、ふたりとも「北風に会いにいった少年」がおもしろかったとのこと。語りをあげてくれるのはねとても嬉しい。
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