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2018年12月

2018年12月27日 (木)

12月のひよこちゃん 場を整えたい

 今年のおはなし会おさめは、ひよこちゃんのおはなし会。4組の親子とお兄ちゃんがひとりが来てくれた。1歳になったばかりの3組は常連さん。2歳さんが1組。そして、ひとりでお部屋に来てくれた3歳さんのおにいちゃんだ。

 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 おせんべ やけたかな (わらべうたでひろがるあかちゃん絵本) こがようこ構成・文 降矢なな絵 降矢なな絵 童心社
 絵本 クレオのゆきあそび ステラ・ブラックストーン文 キャロライン・モックフォード絵 俵万智訳 教育画劇
 わらべうた じーじーばー *
 絵本 めんめん ばあ (福音館あかちゃんの絵本―おでかけばいばいのほん2) はせがわせつこ文 やぎゅうげんいちろう絵 福音館書店 *
 絵本 ろうそく ぱっ みなみじゅんこ作 アリス館 *
 わらべうた もちつき *
       ちっちこっことまれ *
 紙芝居 はい、タッチ (かみしばい とよたかずひこ わいわいシリーズ) とよたかずひこ作 童心社
 紙芝居 みんなでいないいないばあ (乳幼児かみしばいいないいないばあ) なかむら とおる作 中村陽子画 教育画劇
 わらべうた さよならあんころもち

 毎月来てくださると、子どもたちがどんどん成長していくのがわかる。お母さんにだっこで聞いていた子たちが、いまははいはいし、歩きだした。手の力も強くなって、書棚から本を引き抜けるようになった。動き回るのが楽しくてたまらないのだろう。わらべうたなど、動くもの、自分で動かせるものがあると、こっちを向いてくれるのだが、絵本になると、興味がそれてしまう。そのながで健闘したのは『おせんべ やけたかな (わらべうたでひろがるあかちゃん絵本)』。おせんべいが、ページをめくるごとにひっくり返って、ちがう顔が出てくるのが楽しいようだ。「あーあー」と声を立てていた。紙芝居の『はい、タッチ (かみしばい とよたかずひこ わいわいシリーズ)』では、おかあさんが、子どもたちとタッチしている姿も見られた。
 わらべうたで喜んでもらえたのは「じーじーば」。きゃっきゃと笑い声をたてていた。お手玉をポンポンと叩くのも嬉しそうだ。
 実は、ひざのせ遊びをしたいと思っていたのだが、お母さん方がいくつかある大きなクッションに座っていたのでやりにくそうだし、子どもたちが動き回っていたので、やめてしまった。次回はクッションに座らないようにしてもらおうかなあ。
 場をつくるのがむずかしい。

   

 

2018年12月20日 (木)

S保育園 年少・中・長さん ストーリーテリングによるおはなし会 初心にかえって

 月に1度、グループで順番に行っているS保育園。12月は私の担当。朝のダンスを子どもたちと楽しんだ後に、年中さんのお部屋に集まってもらって語った。前に私がきしむドアを語ったのを覚えている子がいて、「キーっていうの、またやって」と言ってくる。なんと嬉しいこと。

 今日語ったのは、

 鳥呑爺 日本の昔話

 このお話は、ストーリーテリングを始めて間もないころに覚えた。語りはじめのころは、子どもたちがよく笑ってくれたのだが、だんだん、反応が悪くなってきたように思っていた。私自身の語りは、たどたどしかったのが、かなり手馴れて、滑らかになっているはずなのに、どうしてだろう? もしかして、子どもたちが変わってきたのだろうか? などと考えたりもした。
 でも、今回語ることになって、ふと、滑らかすぎるのではと思い当たった。鳥が歌う歌を、小鳥のさえずりをイメージして、さらさらさらっと流れるように歌っていたが、それでは子どもたちがあっけにとられているうちに終わってしまい、なにがなんだかわからないのかもしれない。今回は年少さんもいることだしと、ゆっくりと歌ってみることにした。
 結果は、うまくいった。うたの繰り返しを楽しみ、年長さんは、ストーリーも理解してくれたようだった。
 語り終わると、いちばん前にいた年中さんが「ああ、楽しかった!」と言ってくれて、私も、ああ、楽しかった!

 はじめのころの方がいい語りができていたということもある。初心にかえろう。

2018年12月18日 (火)

12月のおはなし広場 みんなで楽しく

 昨日は、今年最後のおはなし広場。子どもたちは早めに集まり、時間よりはやく始まった。

プログラム
 大型絵本 ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本) 皆越ようせい作 ポプラ社 *
 おはなし ホットケーキ デンマークの昔話
 紙芝居 クリスマスなんかだいっきらい! (四季の行事シリーズ クリスマス) 山崎陽子文 大和田美鈴画 教育画劇 
 絵本 はなのあなのはなし (かがくのとも絵本) やぎゅうげんいちろう作 福音館書店 *
 大型絵本 ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本)なかがわりえこ と やまわきゆりこ作 福音館書店

 とても反応のいい今年の1年生は、昨日も元気いっぱい。思い思いの言葉を発しながら聞いてくれた。
ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本)』は、たぶん幼稚園などで読んでもらっているかもしれないと思ったが、意外にも初めての子が多かったようで、興味を持って見てくれた。雌のおなかのなかにあった卵から、小さな赤ちゃんダンゴムシが出て来たところが一番盛り上がった。でも、アリやクモに食べられて死んでしまうところではしんとなる。
 次の「ホットケーキ」では、「おじさんぽじさん」「オンドリゴンドリ」といった言葉の繰り返しに大笑い。とくに「おじさんぽじさん」が子どもには面白いようだ。
 紙芝居『クリスマスなんかだいっきらい! (四季の行事シリーズ クリスマス)』では、クリスマスがだいっきらい!とオオカミがいうのが、子どもたちには不思議だったようだ。オオカミがサンタクロースから袋ごとプレゼントを盗んでしまう展開にはらはらし、サンタの元にプレゼントが戻るとほっとしている。このあたりが、サンタからプレゼントをもらう子どもたちの、大人とはちがう目線なのかもしれない。
はなのあなのはなし (かがくのとも絵本)』では、はなくそに大はしゃぎ。はなくそは汚いというと、「汚くないよ」という子がいたのには驚いた。
 最後は大型絵本『ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本』で、クリスマスを。有名な絵本なので知っている子もいた。でも、ほとんどの子は知らなくて、ぐりとぐらと一緒になって、大きな足跡や長靴の持ち主を推理していた。ぐりとぐらの家がでてくると「あそこにぐりとぐらって書いてあるから自分たちの家」と、言う子もして、よーく絵を見ていると思う。
 今回は、ひとつひとつの作品が長めだったので、はじまりが早かったけれど、少し時間を残すぐらいの、ちょうどいい感じになった。長めのおはなしも楽しめるようになってきた1年生。来年3回のおはなし会も充実したものになりますように。
 

   

2018年12月12日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 4年2組 今の時代にびんぼうがみは?

 昨日は今年いちばんの冷え込みだったが、今朝は暖かくて助かった。ギャングエイジの4年生。教室にいくとわいわいがやがや。始まりのチャイムが鳴ってもそのままだったが、当番なのか委員長なのか、だれか一人が前に出て、「静かにして! すわって!」と声をかけ、ちゃんと座って迎えてくれた。担任の先生はまだいなかったのに、うんうん、よい子たちだ。

プログラム
 絵本 これ なーんだ? のむらさやか作 ムラタ有子絵 こどものとも0.1.2. 2006.01 福音館書店
 おはなし びんぼうがみ(びんぼうがみがめでたくうちから出て行ったはなし)『わらしべ長者―日本民話選 (岩波少年文庫)』より

『これなーんだ?』は、毎年クリスマスの時期になると読む。赤ちゃん絵本だけれど、高学年まで頭の体操として楽しんでくれる。今日の子たちも、頭をひねって答えを考えてくれた。さて、次の「びんぼうがみ」。私自身はとても面白いお話だと思い、今年覚え、ストーリーテリングの勉強会で語ったところ、好評だったので、4年生に語ろうと決めた。ただ、今日が近づくにつれて、子どもたちには面白くないんじゃないか、想像ができないんじゃないかと不安になってきた。そして、その嫌な予感は当たってしまった。子どもたちが、つまらなそうな顔をしている。ああー、しまった!他のおはなしにすればよかったと思ったけれど、もう遅い。語り手がそんなだから、おはなしもさらに面白くなくなり、とちったりもした。でも、とにもかくにも、最後まで語ってきた。これは大人向けの話なのだろう。あとで、仲間に話し、「今の子たちに貧乏神はぴんとこない、貧乏という意味が実感できないのでは……」という意見もいただいた。
 今日の教訓は、疑問をもったら、思い切ってやめ、語らないこと。はい、勉強になりました。

2018年12月 1日 (土)

12月のK図書館分館おはなし会 またまた欲張って失敗。誰のための読み聞かせ?

 今日から12月。K図書館分館では、12月はクリスマス特集で、クリスマスの絵本を読んで欲しいとのこと。それで。こんなプログラムになった。

 紙をつかって クリスマスツリーのある家 *
 絵本 ろうそく ぱっ みなみじゅんこ アリス館 *
 絵本 ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本) なかがわりえこ文 やまわきゆりこ絵 福音館書店
 手遊び 1本と1本で *
 大型絵本 100にんのサンタクロース 谷口智則作 文溪堂 *
 紙芝居 メリークリスマスってなんのこと (クリスマスものがたり) 池上摩里子文 若山憲絵 童心社 *
 エプロンシアター おむすびころりん

 初めは3歳さんふたりだったのだが、はじまるとすぐにどんどん増えて子ども11名大人8名と、珍しく大人数。ただ2~3歳ぐらいの小さな子が多い。
 それで『ろうそく ぱっ』は、1歳さんも「ぱ」の音に反応して、とてもいい感じになった。星空がでてくると「お月さまは?」という子も。
ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本)』、『100にんのサンタクロース』は、絵もきれいだし、よく見ていてくれた。『100にんのサンタクロース』は、図書館から、大型を入れたので、ぜひ読んで欲しいとリクエストされた本。
 でも、わたし、数を数えるところでしくじってしまった。ひとつ飛ばして数えてしまったのだ!! 考えれば、子どもたちは数えられても10までしか数えられない子たちばかり。10までをくりかえして数えればよかった。そうしたら、みんなで数えられたのに。反省! 
 そして、さらに、次の紙芝居も、失敗。今日の子どもたちには、まったく理解不能だった。読む前に一瞬悩んだけれど、やっぱりクリスマスの意味を知ってほしいと思って読んだのだ。予想通り無理だった。もうしわけなくて、大急ぎで読み終えてしまった。やめておけばよかった。反省、反省、反省!!
 でも、そのあとの「おむすびころりん」が、とびきり楽しくやってくださったので、子どもたちは前に集まってきて、楽しい雰囲気で終わることができた。ありがとうございます!!
 そして、図書館の方のお心遣いで、手づくりの星の形のオーナメントをプレゼントに渡すことができた。子どもたちもお母さん方も大喜び。こちらも、ありがとうございます!!

 それにしても、わたしは、欲張って読み過ぎて失敗。何度繰り返せば、学ぶのか!? こんどこそ、と自分に言い聞かせる。読み聞かせは子どもたちを楽しませるためにするもの、一方的に押しつけるものではない。頭にたたみこめ! 心に刻み込め!

  

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