12月のおはなし広場 みんなで楽しく
昨日は、今年最後のおはなし広場。子どもたちは早めに集まり、時間よりはやく始まった。
プログラム
大型絵本 ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本) 皆越ようせい作 ポプラ社 *
おはなし ホットケーキ デンマークの昔話
紙芝居 クリスマスなんかだいっきらい! (四季の行事シリーズ クリスマス) 山崎陽子文 大和田美鈴画 教育画劇
絵本 はなのあなのはなし (かがくのとも絵本) やぎゅうげんいちろう作 福音館書店 *
大型絵本 ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本)なかがわりえこ と やまわきゆりこ作 福音館書店
とても反応のいい今年の1年生は、昨日も元気いっぱい。思い思いの言葉を発しながら聞いてくれた。
『ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本)』は、たぶん幼稚園などで読んでもらっているかもしれないと思ったが、意外にも初めての子が多かったようで、興味を持って見てくれた。雌のおなかのなかにあった卵から、小さな赤ちゃんダンゴムシが出て来たところが一番盛り上がった。でも、アリやクモに食べられて死んでしまうところではしんとなる。
次の「ホットケーキ」では、「おじさんぽじさん」「オンドリゴンドリ」といった言葉の繰り返しに大笑い。とくに「おじさんぽじさん」が子どもには面白いようだ。
紙芝居『クリスマスなんかだいっきらい! (四季の行事シリーズ クリスマス)』では、クリスマスがだいっきらい!とオオカミがいうのが、子どもたちには不思議だったようだ。オオカミがサンタクロースから袋ごとプレゼントを盗んでしまう展開にはらはらし、サンタの元にプレゼントが戻るとほっとしている。このあたりが、サンタからプレゼントをもらう子どもたちの、大人とはちがう目線なのかもしれない。
『はなのあなのはなし (かがくのとも絵本)』では、はなくそに大はしゃぎ。はなくそは汚いというと、「汚くないよ」という子がいたのには驚いた。
最後は大型絵本『ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本』で、クリスマスを。有名な絵本なので知っている子もいた。でも、ほとんどの子は知らなくて、ぐりとぐらと一緒になって、大きな足跡や長靴の持ち主を推理していた。ぐりとぐらの家がでてくると「あそこにぐりとぐらって書いてあるから自分たちの家」と、言う子もして、よーく絵を見ていると思う。
今回は、ひとつひとつの作品が長めだったので、はじまりが早かったけれど、少し時間を残すぐらいの、ちょうどいい感じになった。長めのおはなしも楽しめるようになってきた1年生。来年3回のおはなし会も充実したものになりますように。
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