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2018年11月

2018年11月28日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 5年1組 子どもの心のなか

 教室にいくと、もうすでに子どもたちは準備が終わっていて、5分前に入れていただいた。それで、お話の前にひとつ絵本を入れることができた。とてもありがたい。

プログラム
 絵本 てをみてごらん (PHPわたしのえほん) 中村牧江文 林健造絵 PHP研究所
 おはなし ルンペルシュティルツヘン グリムの昔話

てをみてごらん (PHPわたしのえほん』はシンプルな本で、小さな子から高学年まで、その年齢によって、また、聞き手のその時の気持ちのあり方によって、いろいろなとらえ方、感じ方のできる絵本だ。静かに聞いてくれた。つづいて「ルンペルシュティルツヘン」を語る。このところ続けて語っていて3回目。語り慣れてきたし、いつも学校だし、リラックスし、余裕をもって語ることができた。でも子どもたちの反応が少し薄いように感じた。静かにしてきいてはいる。でも、なんか、ぼーっとした感じ。どうしてなのだろう? 子どもたちの心の中はのぞけないから、どのくらい心に入ったか、分からないのだけれど……。
 語りは本当に一期一会だ。

     

2018年11月22日 (木)

11月のひよこちゃん 試行錯誤のわらべうた

 朝、小学校からいったん帰り、K図書館分館へ。初め、誰もいなかったので、ああ、寒いから外出を控えているのだろうな、と思ったけれど、嬉しいことに、時間間際になって、4組の親子が来てくださった。

プログラム
 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 どうぶつ どんどん たしろちさと作 大日本図書 *
 絵本 おでかけ ばいばい (福音館あかちゃんの絵本―おでかけばいばいの本1) はせがわせこ文 やぎゅうげんいちろう絵 福音館書店 *
 わらべうた だんごだんごだんご *
       もちつき *
       こめやさんつきやさん *
 絵本 とってください (0.1.2.えほん) 福知伸夫作 福音館書店
 絵本 おべんとうバス 真珠まりこ作 ひさかたチャイルド
 わらべうた どんぐりころちゃん
 紙芝居 ハッハッハークション (0・1・2かみしばいみんなにこにこ) ときわひろみ文 ささきみお絵 教育画劇
 紙芝居 これなになに? (教育画劇のかみしばい) 山本祐司作 教育画劇

 先月、部屋がひろいので、子どもたちがあつこちへと動きまわってしまうと思ったので、今日はクッションで枠をつくって、みたこの中に入って聞くようにお願いしてみた。
 でも、歩きはじめた子たちは興味が照るものがいっぱいで、そんな低いクッションなどものともせずに乗り越えて動いていく。ううーん、前やっていた狭い部屋に戻してもらいたいなあ。
 2歳の男の子がいて、動物をよく知っているらしく、どうぶつ どんどん『』や『とってください (0.1.2.えほん)』では、「きりん!」「ぞう!」「ライオン!」と大きな声をあげてくれた。
 みんながよく注目したのが『ハッハッハークション (0・1・2かみしばいみんなにこにこ)』。ハックショーンという声が面白いらしい。わらべうたでは「どんぐりころちゃん」が楽しそうだった。
 わらべうた。子どもたちの反応を見てやっているのだが、ひとりの子が楽しめば、ひとりの子が嫌がるという具合で、なかなか難しい。「こめやさんつきやさん」では、小さな子たちは、お母さんのひざの上で、揺らしてもらうのが嬉しそうだったが、2歳さんは退屈なようでお母さんの肩までよじ登ってしまった。これではお母さんが大変だろうと、わたしと一緒に向かい合って、手をつなぎ、前後に倒れて遊んでみた。1回だけそうしてみたが、その次はお母さんとやってもらったり、小さな子は向かい合いの抱っこで一緒にやったり、もう少し続ければよかった。試行錯誤が続く。

            

           

               

I南小学校 朝の読み聞かせ 3年3組 『くるみのなかには』無限大の可能性

 今朝はぐんと冷え込んだ。I南小学校へ。道路工事があちこちであって、いつもより道路が混んだので、焦ったが、時間前に行くことができた。3年3組は今年度2回目だ。

プログラム
 絵本 くるみのなかには (講談社の創作絵本)     たかおゆうこ作 講談社
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話
 絵本 なぞなぞはじまるよ おおなり修司なぞなぞ文 高畠純絵 絵本館

くるみのなかには (講談社の創作絵本) 』は、昨年の冬みつけて、秋に読みたいと思っていた。堅いからにつつまれたクルミのひとつひとつの中に無限大の可能性が潜んでいる気がする。子どもたちがどう受けとったか、分からないけれど、静かに見入ってくれた。
 おはなし「マメ子と魔物」もよく聞いていた。少しずつお話の中に入ってきているのがわかった。特に一番前の子が、マメ子が魔物に捕まると、息を呑んで聞いていた。わたしはまたうれしくて、また 力がはいってしまい、少々頭が酸欠状態に。でもなんとか最後まで持ちこたえて、ほっとして語り終えた。ほんの少し時間が余ったので『なぞなぞはじまるよ』を読めるところまで。私が難しいと思ったことはすらっと答えて、簡単と思ったところでは、悩んでいる。ここに年齢のへだたりか、なんかがあるんだろうか?
 とにもかくにも、なぞなぞは面白い。

   

2018年11月16日 (金)

H小学校 朝の読み聞かせ 6年1組 リラックスして語る

今朝は少し冷えこんだが、H小学校は近いので歩いていく。思ったより早くついてしまった。寒いからと早めに教室前の廊下へ案内される。始まりの5分前に教室に入った。

プログラム
 絵本 てをみてごらん (PHPわたしのえほん) 中村牧江作 林健造絵 PHP研究所
 おはなし ルンペルシュティルツヘン グリムの昔話

 かなり広がって座っていたので、近くに寄ってもらった。『てをみてごらん (PHPわたしのえほん)』は、静かにきいていた。小さな子でもよい内容の絵本だが、大きな子ほどその中でくみ取るもの、感じ取るものは大きいと思う。さあ、次はお話と思った矢先に、先生が「では、○○委員さん感想を」といったのでぎょっとしたた。私の中では、絵本で、すーっと心を落ち着かせてお話に入る予定だったのに……。母親委員さんもおられたので、その方が「もう一つおはなしがあります」と言ってくださり、私も「感想はそのあとの方がいいと思います」といってお話を始めた。
 子どもたちはよく聞いている。私もおとといT小学校でどきどきしながら語った後なので、はじめから少しリラックスして語れた。ルンペルシュティルツヘンの名前がわかったところで、とても嬉しそうする子が何人もいた。ラストではふふっと笑う子もいた。ああ、よーくわかっていると思った。さすが6年生だ。
 感想は、あらかじめ決まっていたようで、5、6人の子が立って言ってくれた。「どんでん返しがおもしろい」「最後がおもしろくていい話だった」「途切れなく語ってすごい」「いろいろな名前が出て来たのに覚えていたのがすごい」など。感想を聞いてはいけないことになっているけれど、こうした感想きけるとやはりうれしいよなあ、と思ってしまう。でも、純粋にお話を味わってもらうためには感想は強制したくない。このことを、学年末の要望で先生方にいわないとね。

     

2018年11月14日 (水)

南K小学校 朝の読み聞かせ 1年1組 子どもたちと一緒に語る

 教室にいくともう子どもたちはすわって待っていてくれて、すぐに入れてもらえた。それで3冊用意していたうちの一番長い(そして、私の一番読みたかった)絵本を読むことができた。

プログラム
 絵本 ナガナガくん シド・ホフ作 小船谷佐知子訳 徳間書店
 おはなし きしむドア (『フランさんの語り3』より)

ナガナガくん』の表紙を見せると、長い犬の胴に大笑い。ええっ!? これだけでそれだけ笑える? このハイテンションだとちゃんと絵本を見てもらえるかなあと心配したが、まったくの杞憂だった。ナガナガが、体が長いことで他の犬にからかわれるとわかったあたりから、しんとして聞き始めた。さらにナガナガが悩んでいるところでは、心から心配しているのがその表情から伝わってくる。こうした辛い気持ちが切実にわかる年なのだと思う。でも、そのあと、大団円で物語が終わると笑顔がはじけた。
 そのあと「きしむドア」へ。こちらは、はじめのうち、いったい何の話だろうかとふしぎそうに聞いていたが、繰り返しだとわかると、おもしろがって、私といっしょに繰り返しを言って楽しんでくれた。ところが、実はわたし繰り返しのひとつの言葉「ドアをしめます」の一文をひとつ抜かしていたのに、途中で気づいてしまった。それで、次から修正して入れたので、ちょっと自分の中ではおかしな感じに。でも、子どもたちはおそらく気づいていない。たぶん、あるべきだけれど、なくても大丈夫(理解のさまたげにならない)一文なのだ。ああ、すべて抜かしたままでやればよかったと反省している。おはなしは生き物で、出たとこ勝負。臨機応変が要される。

     

2018年11月13日 (火)

T小学校 4年生 ストーリーテリングによるおはなし会 ルンペルシュティルツヘン 緊張から集中へ

 T小学校の先生と会員が知り合いで、その関係から、一度試しにお話をさせていただけることになった。生徒数が少ないので、1学年にひとりずつで、朝の活動時間に、10分程度のおはなしをとのこと。子どもたちにとってはじめてのお話、そして、これきりとなるかもしれないので、各学年、できるだけ筋のはっきりした、聞きやすい話にしようと会員同士で話し合った。

 わたしは4年生の担当、語ったのは、

「ルンペルシュティルツヘン」(グリムの昔話)

 まず通されたのが、図書室の横の活動スペース。図書室との間が空いていたので、これは声がちってしまうと心配したが、カーテンを閉めてくださった。すると、まるで、講演会をするような空間になった。子どもたちはなにもない床にきちんと整列して座っている。いつも椅子やら机やらがごたごたとならぶ教室でやっている私は、なんだか場違いな気がして、どきどきしてきた。挨拶するとなんか声も震えてる。ひやーーーどうしよう。「おばさん、すごく緊張しているんだけれど……」などといって、自分を必死で落ち着けて話し始めた。
 初めは、本当にどきどきしていた。でも、子どもたちがみんなしっかり聞いていてくれるので、だんだん落ち着いてきた。さらに要所要所で、それに応じた反応があちこちで見られていつのまにか自分の話に集中して語っていくことができた。語り終えて、「おしまい」というと、子どもたちは、しばらく、きょとんとしていたが、やがて拍手をしてくれた。
 先生が感想をというと何人もの子が手をあげた。(本当は感想は聞かないでほしいけれど、学校では先生の方針に従うことにしている。)「おきさきが子どもを取られないでよかった」という子がいる一方で「小人にとってはハッピーエンドでなくてかわいそう」という子がいる。いろいろなとらえ方ができるの。それから語りに対しては、「それぞれの人で声を使い分けていた」とか「表情で気持ちがわかった」など。私としては声を使いわけていたつもりはないが、もしかして、お話にのめりこみすぎて、「淡々に語る」というおはなしの基本を離れていたのでは、と少し不安になる。
 それにしても、こんなに的を得た感想をいえる子たち、しっかりしている! 
 終わってから校長先生と話し、「子どもたちがとても充実した朝の時間を持つことができた」と喜んでもらえた。「また次もぜひ!」という言葉が、校長先生からも、私たちからもでて、次の機会がいただけそうだ。
 私たちも、次に向けて、精進しなくちゃ!

2018年11月 8日 (木)

S幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 楽しく聞くことから

 なんという陽気だろう。1か月ぐらい戻ったような気がする。そのあたたかさのせいか、わたしはおはなし会で使うろうそくを忘れてしまった。幸いにも、行く途中、車中で気づき、園近くの百円ショップに飛び込んで、なんとか体裁を整えることができた。百均様、ありがとうございます。近くにあってくれて、助かりました。

プログラム
 三枚のお札 日本の昔話
 わらべうた いもにめがでて *
 きしむドア 『フランさんの語り3』より *

 前回、子どもたちがリラックスした感じで待っていたのでいいなと思ったのだけれど、今日はまた、きっちりとすわって待っていた。手遊びかなにかしてから始めたほうがよかったかもしれないけれど、そのまま初めてしまった。暖かいので、窓は全開。帰りの前の時間なので、先生方が掃除をする音、隣のクラスで今日の終わりの歌を歌う声が響いてきた。そんなこんなで、「三枚のお札」の語り手は語りにくそうだった。子どもたちも、よそ事をしたり、下を向いていたりが目立った。でも、ちゃんと聞いている子たちは、じっと頭も動かさずに聞いていた。
 手遊びのあと、私が「きしむドア」を語った。このお話は単純な繰り返し。動物がつぎつぎでてきて、子どもたちも容易に理解できる。大笑いし、ときに喚声をあげて聞いてくれた。「三枚のお札」のとき、ぜんぜん聞けなくて、おかしなうなり声をあげていた子が、身を乗り出して聞いていた。
 これは、子どもを喜ばせるお話なのだ。ときにはこうしたお話をまぜることで、お話を聞くきっかけになってくれればと思う。
 

2018年11月 3日 (土)

11月のK図書館分館おはなし会 花火の日

 今日は秋の花火!の日。お昼の12時にイベントが始まり、屋台もたくさん出て、図書館は人まばら。1組の親子がきていて聞いてくれた。子どもは4歳の年少さんだが、絵本がとても好きらしく、始まるまで『』をお母さんに読んでもらっていた。

プログラム
 手袋シアター でぶいもちゃん ちびいもちゃん まどみちお詩 *
 絵本 おまかせコックさん 竹下文子文 鈴木まもる絵 金の星社 
 絵本 はしれワニくん! うすいかなこ作 アールアイシー出版  
 絵本 おちゃのじかんにきたとら ジュディス・カー作 晴海耕平訳 童話館出版 *
 紙芝居 よくばり王さまのふしぎなかんむり (ゆかいな6人の王さまシリーズ) 小沢正 脚本 夏目尚吾絵 教育画劇
 エプロンシアター 大きなかぶ

 大人がいっぱいのなかに一人の子。とても静かに、でもちゃんと聞いていた。やっぱり絵本が好きなんだと思う。おかあさんも隣でにこにこ。お母さんも好きなのだろう。
 エプロンシアター「おおきなかぶ」では、男の子もいっしょにカブをひっぱってもらい、最後は男の子がカブを引き。抜いた。大きく広がったカブを目をまんまるにして見つめてた。

 おはなし会が終わってからも、またお母さんに読んでもらっていた。かけがえのない幸せの時間を大切にしてほしい。
 

   

2018年11月 2日 (金)

D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 3回目 言葉が届く距離

 昨日と同じブログラム(手遊びのみ変更)をD保育園で。保育園にいくと、掘ったばかりのおいもさんが、ずらーっと並べてあったので、「いもにめがでて」の手遊びにした。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作
 手遊び いもにめがでて *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ *

 語り手の席の後ろの机で、ひとり絵をかいている子がいた。先生に「あの子はあそこでいいですか?」というと「はい、そのままお願いします」とのこと。きっと、あの位置が気に入っているのだろう。とはいえ、子どもたちから真ん前に見えることになる。子どもたちが気がちらないかなあ、自分も語りにくいかなあと心配だったが、語ってみると子どもたちは気にしていないし、私もまったく気にならなかった。
「あなのはなし」は、楽しそうに聞いていて、オオカミがでてくると、「うわー」と怖そうな声をたてる子がいた。「三枚のお札」は、はじめ「知っている」という声が出たが、すぐに静まって、よく聞いてくれた。昨日と比べて部屋が小さく、子どもたちも30人弱と少なく、近くに座っているので語りやすい。言葉がよく届く気がした。後で絵を描いていた子も途中から、他の子どもたちの後へ行って、先生と聞いてくれた。
 おはなしのふたつとも、前回と比べたら、ずっと反応がいい。成長したかな?

2018年11月 1日 (木)

K第2幼稚園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 殿さま?に食べられた鬼婆

 今日は職場体験の中学生がきていて、いっしょに聞いてくれた。おにいさん、おねえさんといっぱい遊んでもらって、疲れたのだろうか。うとうとといねむりしはじめる子も何人か。そうした子を中学生がにこにこと見守っている。

プログラム
 はじまりのうた ろうそくぱっ
 おはなし あなのはなし ミラン・マラリーク作
 手遊び どんぐりころちゃん *
 おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
 おしまいのうた ろうそくぱっ *

「あなのはなし」は、とても静かにきいていた。おおかみが出てくるところから、反応が変わるかなと思って見ていたが、変わったのは、中学生の子たちだった。どんぐりころちゃんのじゃんけんで、全員に買ってもらったあと(次に何を出すか教える)、「三枚のお札」へ。これも静かにきいていた。でも、眠っている子をのぞいて、だんだん顔がまっすぐ私の方を見ている子が多くなった。わたしはちょっぴり、間違えたりしたが、まあまあ、がんばって語れたと思う(わたしの語りで完璧はまずない)。
 おはなしが終わって、先生が「鬼婆どうなった?」と聞くと、ひとりの子が「豆になって、殿さまに食べられた!」うん?殿さま? 和尚様がなにか、まだわからないのかもしれない。

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