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2018年8月

8月のひよこちゃん わらべうたをもっと

 台風の影響だろうか、高台にある図書館の駐車場に車を停めると、ビュービュー風の音がして車体が揺れた。これでは、小さい子連れの利用者はないだろうと覚悟した。でも、常連さん4組に、たまたまやってきた子どもたちも加わって、10人近くの子が見に来てくれた。

プログラム
 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本 いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本) 松谷みよ子文 瀬川康男絵 童心社 *
 絵本 まて まて まて (わらべうたえほん) こばやしえみこ案 ましませつこ絵 こぐま社 *
 わらべうた じーじーばー *
       ぎったんばったん *
 絵本 ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん) 駒形克己作 福音館書店 *
 絵本 きくちちき作 でんしゃくるかな? こどものとも0.1.2. 2018.08 福音館書店 *
 わらべうた こーりゃーどーこのじーぞーさん *
       おうまのおけいこ *
 紙芝居 わっ!びっくり (教育画劇のかみしばい) 宮崎二美枝脚頬 本信公久画 教育画劇
 紙芝居 まるいものな~んだ (年少向けおひさまこんにちは) とよたかずひこ作 童心社

 子どもたちは毎月大きくなって、はいはいができるようになって、歩けるようになって、動き回りたくて仕方がない。なかなか絵本には集中してくれなかった。絵本のページをめくりにきたり、紙芝居の舞台に興味を持って後ろ側に回ったり。とても小さな子どもたちだから、その時の子どもたちの気分によって、うまくいく日といかない日ができてくる。また、子どもたちが動き回ってしまうのは、お話の部屋が広くなったことが一因ではと思ったりするが、他にする場所はないから、仕方ない。
 でも、わらべうたはよく参加してくれた。「おうまのおけいこ」のときには、みんなお母さんのところに戻って、遊ぶことができた。その時きた子どもの年齢や好みに応じて、わらべうたで楽しんでもらいたいと思うけれど、もっともっとわらべうたを学んでさらっとできるようにならないと。

   

  

Kキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 夏休み最後のおはなし会

 昨年から行っているKキッズクラブ。夏休みは、人数が多いので、1、2年生と3年生以上に分けて行った。

 先ず、1、2年生から。

プログラム
 小さなオンドリとダイヤのボタン ケイト・セレディ作 *
 わらべうた ひっとりふったりさんめのこ
 おばあさんとブタ イギリスの昔話

 今年の夏はプログラムで3か所、語った。すっかり語り慣れてきて、今日が最後。有終の美を語りたいなと思っていたのだが、そう甘くはなかった。1、2年生は、全員入っていたはずなのに、何人かが、3度に分けて、おはなしの途中で入ってきた。そのあと、ざわついたりもして、集中を切らさないように頑張って語っていたのだが、1度だけ、止まってしまった。それでも、すぐに取り戻して語ったので、聞き手には、たぶんそれほどい感じなかっただろうが、私としては悔しかった。でもまあ、語り慣れていたからこそ、それだけのしくじりで食い止められたんだと思う。子どもたちは大いに楽しんでくれたようだ。オンドリの豪快なお腹に感嘆の声をあげていて、私も楽しかった。
 鬼決め遊びのわらべうたで手遊び。意外にも子どもたちはとても面白がってやってくれる。
「おばあさんとブタ」は、それぞれの聞き方をしていた。じっと聞いていたり、語り手と一緒に語ろうとしたり。

 次の3年生以上の子と入れ替えている間に、1年生の子が何人か、上の子のおはなしも聞きたいといってきた。先生の許可をとるようにいうと、ちゃんと許可をもらってきて、一緒に聞いてくれた。こういうのはとても嬉しい。

プログラム
 おんちょろちょろ 日本の昔話 *
 早口言葉 わしの家のわしの木に
 なまくらトック ボルネオの昔話

「おんちょろちょろ」は、子どもの前ではあまり語ったことにないお話。大きな子の方が面白さをわかるだろうと3年生以上で語ってみた。思った通り、反応がいい。子どもたちは、お経と泥棒の動きの兼ね合いを理解して、ケラケラと笑っている。でも、1年生の子たちは、少しわからない感じだ。
 早口言葉は、この夏、いろいろな場所で何回もやって、私の説明もだんだんうまくなっのだと思う。今日は、リズミカルにみんなで声を合わせて言いながらできた。その中で、わたしは間違ってしまったのだが(#^.^#)、まあ、ご愛嬌。
「なまくらトック」は、この夏語り手は3回目。さすがに、うまくなってきた。地の文をきりっと語ることで、だらだらした感じがなくなった。子どもたちは、トックの怠けぶりを大笑いで聞き、ラストに、ゲジゲシやムカデと言ったとんでもないものが、籠に入ってトックの元に運ばれてくると、「きゃー」といった悲鳴を声に出さずにあげて、先行きを聞いていた。

 おはなし会が終わった後、わらべうたや早口言葉をしている子が何人もいて、とても嬉しかった。夏休みは残り1週間ぐらい。夏休みの小さな思い出の一つになってくれるといいな。

Tっこクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 初めての子たちに聞きやすくてああ面白いと思えるお話を

Tっこクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会

 2つめのおはなし会は、Sキッスクラブから、車で15分ほど離れたTっこクラブ。場所は近いが市が違う。おはなし会グループのメンバーの一人がおつとめしている関係で、お話されてもらう機会をいただいた。
 1年生と2、3年生に分かれて。ここでも、私は1、2年生を担当した。

プログラム
 小さなオンドリとダイヤのボタン ケイト・セレディ作 *
 アナンシと五 ジャマイカの昔話

 ここは、おはなしを聴くのは初めての子ばかりなので、絵本と紙芝居は使わないことを説明した。おはなしのろうそくに火をつけたのだが、それが子どもたちにはとても珍しかったらしく。何人かの子が立ち上がって、近くに見に来てしまって、お話を始めるのに、少し時間がかかった。それでも「小さなオンドリとダイヤのボタン」は、おはなしが明快で、とんとんと進んでいくので、すぐにおはなしに入って、楽しんできいてくれたようだ。ただ、いちばん前の列の子がひとり、どうしてもろうそくが気になるらしく、どんどん前にでてきて、ろうそくに迫ってくる。ろうそくをもっと後ろに置けばよかったと思ったが、語っている途中で動かすこともできず、はらはらし通しで語らなければならなかった。なんとか、難なく切り抜け、語った後には、もちろん、ろうそくを後の方へ持っていった。
 次の「アナンシと五」の時は、子どもたちもずいぶんお話に慣れてきて、反応を外に表すようになってきた。先生がいっしょに、アヒルやウサギが「五」といってしまうのを心配してきいてくださったのもあって、「ああ、いっちゃだめ」などと言っている。面白かったのは、「『1234、9』と数えればいい」といった子がいたこと。素晴らしい発想だ。
 語り終わってから、先生の計らいで、子どもたちひとりひとりと握手をした。

 今回はじめての(そして最後のかもの)おはなし会ということで、子どもたちが聞きやすく、ああ面白いと思ってくれそうなプログラムにした。その効果はあったと思う。よい時間だった。

Sキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 おばけのおはなし

 昨日は、おはなし会2つをかけもちで。疲れた~。
 ひとつめは、グループでいつも行っているSキッズクラブ。夏休みなので、全学年。1、2年生と3年生以上に分かれて行った。私は、1、2年生を担当した。

プログラム
 おばけ学校の3人の生徒 松岡享子作 *
 おぼさりたーい だかさりたーい 日本の昔話

 夏休みだけ来ている子もいて、お話は初めてというので、絵本も紙芝居も使わないと説明して始める。私の語った「おばけ学校の3人の生徒」は、初めての子でも楽しめるお話なので、笑ったり、感心したりして、楽しく聞いてくれた。先生の出した課題を1年生おばけ、2年生おばけ、3年生おばけが、それぞれこなしていく。私は、1年生は天真爛漫に。2年生はまじめに。3年生はとても上手に。というイメージでやっているけれど、人によっていろいろな語りができるし、語るたびに、語り方を工夫すこともできて語るのも楽しいお話だ。
 2つめのおはなしは、おばけつながりで「おぼさりたーい だかさりたーい」。一帯どんな化け物が出てくるのだろうかと、子どもたちはよく聞いていた。最後に金が出てくるのに驚いたようだ。
 子どもたちは やはり、おばけのおはなしが好きだ。

I市立図書館8月のおはなし会 幅広い年齢層へのプログラム

 お盆休みがそろそろ始まりだした今日、帰省中の人もいて、常連さんもいるけれど、いつもとちがう子どもたちも来てくれた。子ども11人、大人8人だ。

プログラム
 絵本 ぽんちんぱん (0.1.2.えほん) 柿木原政広作 福音館書店
 絵本 クリフォード なつのおもいでの巻 (にいるぶっくす) ノーマン・ブリッドウェル作 もきかずこ訳 ソニーマガジンズ
 絵本 とびますよ 内田麟太郎文 にしむらあつこ絵 アリス館 *
 手遊び あたま、かた、ひざ、ぽん
 紙芝居 よわむしおばけ (紙芝居ユーモアひろば 第 2集) 仲倉眉子作 教育画劇 *
 大型絵本 はじめてのおつかい (こどものとも劇場) 筒井頼子文 林明子画 福音館書店
 わらべうた さよならあんころもち

 2-3歳の小さな子が多くて、『ぽんちんぱん (0.1.2.えほん)』は、身近なパンをちぎって顔ができるのが面白いようで、とても喜ばれた。終わると「もう一回読んで」の声。『クリフォード なつのおもいでの巻 (にいるぶっくす)』は、クリフォードがとても大きな犬であることを伝えてから読み手が読み始めた。あちこちに場面がかわる展開が、小さな子には理解しにくかったかも。私が読んだ『とびますよ』は、2歳の子がちょうど動物などの名前を言えるようになったところだったのだろう。「ブタ」「ゾウ」「ペンギン」と指さして言う。そして、次のページを捲ると、言ったものが飛んでいる絵が現れたので、スムーズに楽しく読んでいけた。少し大きな子は「なんで、飛ぶの? 飛べないよ」というので「本当、なんでだろうねえ」と言いながら読んでいった。
 子どもたちがよく知っている手遊び「あたま、かた、ひざ、ぽん」のあと、K図書館分館でも読んだ『よわむしおばけ (紙芝居ユーモアひろば 第 2集)』。古い紙芝居だけれど、やはり、子どもたちを惹きつける。おばけのくせに怖がりという設定が、親近感があっていいのかもしれない。
 最後の『大型絵本 はじめてのおつかい (こどものとも劇場)』は、5、6歳の子が真剣に見ていた。弟が「おしっこ」と言い出し、おじいちゃんが連れてでたのに、上のおにいちゃんは微動だにせず、見つめていた。

 幅広い層の子が来る図書館のお話会。今日のプログラムは、まあまあバランスがとれていたのではと思う。

  

 

Hキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 狭い部屋に大勢の子どもたち

 少しだけ暑さが緩んできた気がする。このまま、涼しくなっていってほしいなあ。
 さて、Hキッズクラブは、狭い建物に子どもが40人以上。戸を開けると、エアアコンの冷気とともの、ものすごい喧騒の声があふれてきた。座り込んで遊ぶ子、追いかけっこをしている子、エネルギーに満ちている。この狭い空間で一日、子どもたちは過ごすのかと思うと、圧倒されてしまった。
 それでも4名の先生の掛け声の元、10分ほどでお話を聞く態勢になってくれたのがすごい。先生が話をされると、ちゃんと静かになって聞いてくれた。

プログラムは、K児童センターのと同じ
 おはなし 小さなオンドリとダイヤのボタン ケイト・セレディ作 *
 早口言葉 わしの家のわしの木に *
 おはなし おばあさんとブタ イギリスの昔話

「小さなオンドリとダイヤのボタン」は、子どもの前で語るのが3回目で、だいぶ慣れてきた。毎年ながら、このキッズクラブの反応はいいので、とても語りやすかった。小さなオンドリの「コケコッコー、トルコの王さま ダイヤのボタンを返せ、返せ!」というセリフが何度も出てくるのだが、3回目からは一緒に行ってくれた。そしてオンドリが井戸の水を飲み干したり、その水を吐き出して火を消したりするたびに、素直にすごーいと喜んでいた。ミツバチを王さまのズボンに吐き出すと、もう大喜びで、笑っていた。本当に楽しく語れた。
 早口言葉も、今年3回目で、私の進め方がうまくなったかもしれない。ほとんどの子がいっしょに、それもかなりうまくやってくれた。それで、ちょっぴりはしゃぎ過ぎた。
「おばあさんとブタ」の最初の頃はざわざわして、語り手が語りにくかったかも。でも、今日は少しゆっくりめに語ってくれ、分かりやすかった。子どもたちもわかりやすかったのではと思う。一人の子が、ブタが柵を超えないことについて「柵を開けてあげればいいじゃん」とぼそりといったのが、ちょっとおかしかった。

 おはなしの後、子どもたちの間で今はやっているという、カロムというゲームを見せていただいた。真四角の盤で、2人2組、4人でやる、ビリヤードのような、おはじきのようなゲームだ。見ていると、なかなか奥深く、テクニックや作戦がいる。ルールがあるが、子どもたちは、かなりフェアにプレイしていた。他にもウノをやる子あり、ブラパンをやる子あり……。先生方の苦労がしのばれる。、

Dキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 心理劇「ヤギとライオン」

 グループで毎夏行っているDキッズクラブ。人数はどんどん増えている。1、2年生と3年生以上にわけて、私は1、2年生を担当した。人数は40名以上いる。

プログラム
 おはなし 腰折れすずめ 日本の昔話
 おはなし ヤギとライオン トリニダード島の昔話 *
 犬と猫とうろこ玉 日本の昔話

 このキッズクラブの近くにD保育園があり、毎年5回、年長さんに語っているので、何人かの子が私の顔をおぼえていてくれた。とても嬉しいことだ。でも、初めてストーリーテリングを聴くく子もいるので、説明をしてから始めた。いろいろな子がいて、まったく興味をしめさない子も。でも、ほとんどの子はよく聴いていた。「腰折れすずめ」のとき、ぽかんと口をあけて、耳を澄まして、お話に入り込んでいるらしい子が何人も見えた。
 私は「ヤギとライオン」を語った。このお話は心理劇で、歌が入っていて、語ると、ミュージカルを演じている気になって大好きだ。ストーリーテリングは淡々と語るのが基本だろうけれど、このお話は、演じていいんじゃないかと思ってしまう。今回、私は、最初のところで、ちょっぴり言葉がひっかかって、自分でもドキッとしたのだが、うまく取り繕って、そのあとは楽しんでくれる子どもたちに支えられて、楽しく語り終えた。ライオンの歌で、「ええー!」と驚きの声が上がり、ヤギの歌で笑い声が上がった。でも、地の文のところはちゃんと耳をすましてきていてくれた。ただ歌が面白くて笑う子もいる。でも、ちゃんと意味が分かっている子もかなりいる感じがした。ライオンが逃げていくあたりで「そうか、わかった」という子がいて、ふしぎな展開を、どういうことかと考えてきいていたのだろう。また、ひとりに男の子は後半ずっと、私を指さしていた。あれはいったい、なんだったのろう? 様々な子が、様々な聴き方をする。だから面白い。
「犬と猫とうろこ玉」は、お話が名調子で、つらつらと進んでいくので、何人かの子どもたちはまた、ぽかんと口をあけて聴いていた。そうした子たちは、お話に飽きてざわざし始めた子がいても、ちっとも気にならないようだ。すごい集中力だと思う。
 お話、楽しいなと思ってくれれば幸いだ。

8月のK図書館分館おはなし会 こわいお話

 今月は怖いお話をしてほしいと図書館からの要望があった。怖いといっても、図書館に来る子は小さな子が多いので困ったなあと思って、いろいろ考えたが、結局おばけのお話ばかりになってしまった。

プログラム
 おはなし くらいくらい家 『五分間で語れるお話―もっと聞かせて!短いお話48編』より *
 絵本 どろん ばあ おばけかぞえうた (幼児絵本シリーズ) 小野寺悦子文 上垣歩子絵 福音館書店 *
 絵本 ちんころりん 高知の昔話 年少版こどものとも 415号 中脇初枝再話 ささめやゆき絵 福音館書店 *
 絵本 ゆうれいとすいか (ひかりのくに傑作絵本集 (5)) くろだかおる文 せなけしこ絵 ひかりのくに *
 絵本 こわめっこしましょ tupera tupera作 絵本館 *
 手遊び 1丁目のおばけ *
 紙芝居 よわむしおばけ 仲倉眉子作 教育画劇 *
 エプロンシアター 3匹のヤギのがらがらどん

 来てくれたのは、0歳、3歳、5歳と小学3年生の4人の子とお母さんとお父さん。家族ごとに座って聞いてくれた。
「くらいくらい家」は、「きょうは、怖いお話だからね」と言って話したので、5歳の女の子がお母さんにずんずん近づいていった。そのあとは明るく『どろん ばあ おばけかぞえうた (幼児絵本シリーズ)』へ。楽しそうに見てくれた。『ちんころりん 高知の昔話 年少版こどものとも 415号』は小さい子向けなので、小学生はつまらないかと思って『ゆうれいとすいか (ひかりのくに傑作絵本集 (5))』を読む。これは、失敗だった。今の子には、ところてんや蚊をぱちんとたたくことがぴんと来なかったかもしれない。それで、よせばいいのに『こわめっこしましょ』。小さな子は怖かったら、顔を隠していてね。といって読むと、案の定、3歳の子はずっとお母さんの膝に顔をうずめていた。そこで、お化けを追い払う手遊びといって「1丁目のおばけ」。それが、私自身3歳の子を怖がらせたのに動揺していて、しかも練習が足りなかったために、うまくできなかった。ごめんなさい。ごまかしたまま、かわいらしいおばけの紙芝居だよと言って『よわむしおばけ』。子どもたちの反応が少なくて、心配になる。
 エプロンシアターでは、トロルが出てくるのを子どもたちは楽しんでいた。ああー楽しく終わってもらえてよかった。
 帰り支度をしていると、5歳さんが図書館から出ながら、お母さんに「紙芝居面白かったね~」と言っているのが聞こえた。こちらも、ああ、よかった。楽しんでもらえたんだ。

 年齢の幅が広くて、テーマが決まっていると、おはなし会のプログラムを組むのは、結構難易度が上がると、今回思った。怖いお話も小学生中学年あたりからだと、もっと怖いのや、怖さが潜んでいてぞっとするお話もできる。
 なんにしろ、読み手ととしは、もっともっと絵本をよく知ることが大切だ。

   

  

Lキッズクラブ 夏休みのストーリーテリングによるおはなし会 家族みたい

 Lキッズクラブには、学校単位に作られているキッズクラブではなく、市内の複数の小学校の子がきている。1年生から6年生まで、たった6名、先生が2名という、なんとも恵まれた環境だ。他のキッズクラブでは何十人もの子がひしめいているというのに、どういうことなのか、とても不思議だ。それはさておき、それぞれ違う学校からこのキッズクラブにきて、初めて顔を合わせた、それぞれ年齢も違う子どもたちは、夏休みが始まって1週間以上もたった今日では、まるで本当のきょうだいのように、仲良くしていた。お母さんというには年齢を重ねた先生方ふたりがおばあちゃん(ゴメンナサイ)で、たくさんの子がいる家族といった感じだった。今日は1人お休みで、5人。先生方も一緒に座って聞いてくださった。

プログラム
 おはなし マメ子と魔物 イランの昔話 *
 早口言葉 わしの家にワシがとまったから *
 おはなし ヤギとライオン トリニダード島の昔話

 これだけ少人数だと、語りにくそうと思っていたのだが、子どもたちも先生もよく耳を傾けて下さったので、助かった。ひとりひとりの反応が手に取るようにわかり、3年生の女の子がいちばんおもしろがっていてくれたと思う。(やはり、そのぐらいの年齢が適齢期の話かな?)ザルを持って水をくみにいくのを嗤ったのは6年生。さすがによくわかるのだろう。
 手をふりをつけての早口言葉も、じっくりできた。夏休み中に遊んでもらえたらと思う。
「ヤギとライオン」も、楽しく聞いてもらえたと思う。私も、子どもたちと聞き手になっていたが、ヤギが懸命に歌い続けるところが愉快だった。
 終わってから、先生方に子どもたちと少しお話していってくださいと言われ、おしゃべりした。毎日どんなことして遊んでいるの?と聞くと、「ソリティア」というボードゲームを出してきてくれ、やり方を教わった。一人遊びのゲームなのだが、一つずつクリアしていくようになっていて、子どもたちは各自の表を作ってもらって、夏休み中にどこまでいけるか挑戦しているようだ。長い夏休み。こんなに暑くては室内で過ごすしかなく、様々な工夫をしておられるのだと先生方のご苦労を思う。

K市立図書館 ストーリーテリングによるおはなし会 大人の聴き手の役割

 まだ暑い日がづく中、図書館の駐車場は満車。私は、ラスト1台だった。やはり、こんな暑い日に図書館はありがたい。こういうのをクールシェアのだろう。子どもが7名と大人が5名。そのなかに小学生の子が3人くらいいて、お話にちょうどいいくらいの集まりだ。

プログラム
 おはなし マーシャとくま ロシアの昔話 *
 手遊び ミミスのたいそう *
 おはなし 二ひきのよくばり子ぐま ハンガリーの昔話
 手遊び いっちゃんいがつくいるかのこ
 おはなし きしむドア *

 わたしは「マーシャとくま」と「きしむドア」を語った。「二ひきのよくばり子グマ」のときは、外にでてドア当番をしたので、分からないが、私のときは、静かによく聴いていた。不特定の人が集まる図書館では、おはなしを聴きなれていないせいか、動き回ったりきょろきょろしたりする子が多いのだが、今日の子たちは、みんなまっすぐに私の顔を見てくれて、とても語りやすかった。それなのに、わたしときたら、「マーシャとくま」で、マーシャがうまく熊をだましたところで、大人の人がくすくすっと笑ったのに驚いて(笑ってもらって嬉しい場所なのに)、言葉を一瞬なくした。なくてもい言葉なのですっ飛ばして語ったが、あちゃー、しくじった。このお話、聴き手が大真面目で聴いていて、どこまでわかってもらえているだろうかと不安に思うことが多いので、よい反応に、逆に動揺してしまったのだ。
 気持ちを切り替えて臨んだ「きしむドア」は、もちろん、前の保育園のような大きな反応はないが、子どもたちが静かだけれど楽しんで聴いてくれているのがわかった。保育園と違ったのは、最後におばあさんの家が壊れてしまったところで、笑いが起こったこと。保育園では、それまで笑っていた子どもたちがしんと静まり返って、おばあとん大丈夫?と心配する顔になったのだ。今日は、大人が笑って、子どもも一緒に笑った。大人が笑って安心したんだと思う。ここは、もちろん真剣に悩まず、お話として笑ってもらいたいところだ。
 大人の聴き手が反応する姿を見せることで、子どもの反応も違ってくる。
 そこで、ふたたび、「マーシャとくま」だ。おとなの聴き手が面白さを理解して笑ってくださって、私がそれにのってお話を進められていたら、その次の展開をもっと楽しんでもらえて、それが子どもたちに伝わり、もっと楽しいお話になったかもしれない。
 聴き手に反応に応えて語っていく、余裕と集中力が大切。とにかく、語って語って語ることなのだろうな。

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