7月のひよこちゃん 魔法の絵本『がたんごとんがたんごとんざぶんざぶん』
少しだけ涼しくなったような気がする。といっても、昨夜は寝苦しかった。朝、片づけてから、ごろと横になったら、寝入ってしまい、目が覚めてびっくり。ぎりぎりにかけつけた。
図書館には、いつもよりたくさんの親子が来てくれた。10組の親子。2歳くらいの子も数人いる。
プログラム
わらべうた くまさんくまさん *
お茶を飲みに来てください *
絵本 くだもの (幼児絵本シリーズ) 平山和子作 福音館書店
絵本 パパおふろ きくちちき作 文渓社
わらべうた おてぶしこぶし *
じーじーばー *
ももやももや *
ぎったんばったん *
絵本 がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん (福音館あかちゃんの絵本) 安西水丸作 福音館書店 *
絵本 なーらんだ 三浦太郎作 こぐま社 *
紙芝居 はーい! (あかちゃんかみしばい ぱちぱち にっこり) 間所ひさこ脚本 山本佑司画 童心社
紙芝居 むしさんのおさんぽ (年少向けおひさまこんにちは) 得田之久脚本 ペドロ山下画 童心社
初めての子が半数近く。最初の「くまさんくまさん」で人形を近づけると、目を見張る子、にこにこする子、こまったように顔をそむける子がいて、それぞれの子に違う性格があるのだと思う。
『くだもの (幼児絵本シリーズ)』でも、その性格はよくわかる。張り切って果物の名をあげて、積極的に食べる真似をする子がいる一方で、「どうぞ」絵本をそばに近づけても、逆に手をひっこめる子もいるのだ。
わらべうたは、ハンカチ遊びだけにした。というのも、先月からお話の部屋が変わって、小さなクッションマットがいくつかあるのだが、お母さんと子どもたちがそこに座ってしまい、子どもを膝ののせての親子遊びがしにくいからだ。次回から、座り方を考えたいと思う。
わらべうたのあとのハンカチを集めてから『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん (福音館あかちゃんの絵本)』を読んだのだが、どの子も吸いつけられたように絵本を見つめて、聞いていたから驚いた。言葉のリズムがいいのだろうか? 電車が出てくるのがいいのだろうか? 本当に不思議な力のある絵本だ。
『なーらんだ』では、なぜかおんぶされていた0歳児が大喜びで、キャッキャッとはしゃぎ声をあげていた。
紙芝居では『はーい! (あかちゃんかみしばい ぱちぱち にっこり)』の「はーい」をお母さんも含めて、みんなで手をあげて楽しめた。『むしさんのおさんぽ (年少向けおひさまこんにちは)』の方は、まだ虫のことがぴんと来ない年なのか、あまり反応がない。2歳の男の子は、テントウムシだけ知っていて、ずっと「テントウムシ」と言っていた。カブトムシに興味を持つのはもう少し後なのだろう。
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