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課題図書を読む『がっこうだってどきどきしてる』

 クリスチャン・ロビンソンは、イラストを描いた『おばあちゃんと バスにのって』でニューベリー賞を受賞、コールデコット賞ではオナーに選ばれている。『おばあちゃんと バスにのって』のほかに、『ガストン (講談社の翻訳絵本)も、私は好きです。

がっこうだって どきどきしてる
 アダム・レックス文
 クリスチャン・ロビンソン絵
 なかがわちひろ訳
 WAVE出版

     

 建てられたばかりのぴかぴかの学校は、自分が何者か知らない。ドアの上に「がっこう」と書いてあるので学校だと知り、用務員さんから、じきに子どもたちが大勢来て勉強したり遊んだりすると教えてもらう。子どもたちが初めて来る日、学校は、たくさんの子どもをどきどきして見る。いろんな子がいる。走り回る子、ジャングルジムによじのぼる子。学校が嫌いな子もいる。それを知ると、学校も嫌な気持ちになる。給食、勉強とにぎやかな一日が終わり……。、

 子どもにとって、はじめての学校はどきどきわくわく。期待と不安の入り混じった気持ちを、視点をくるりと回転して学校側から描き、学校がどんなところか、子どもたちに紹介する。学校が擬人化され、まるで、読み手の子どもたちの、友だちの一人のようだ。
 白地の背景にしたクリスチャン・ロビンソンのカラフルな絵は、、必要なことを、すっきりと見せている。そこには、アメリカの絵本らしく、多種多様の子どもがいる。肌の色、髪の色、服装が違うだけでなく、スケボーの子や車いすの子、活発な子や内気な子……。教室での授業の様子は、日本と思うとずいぶん自由な感じだ。でも、給食のときの牛乳で遊ぶ子は、日本でもありそう。
 日本の子には、学校のことだけでなく、世界の多様性を知るきっかけにもなるだろう。

*第64回青少年読書感想文全国コンクール 小学校低学年の部 課題図書

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