雨の日のお昼休みのおはなし会 ほんとうにお久しぶり。でも来てくれてありがとう!
昨年度は、雨の日と学校行事と私のタイミングが合わなくて、なんと6月にたったの1回しかできなかったお昼休みのおはなし会。今年度は新たな気持ちで出直すつもりだ。
今日は朝たくさんふったのが、小雨になり、お昼ごろはふったりやんだりの微妙な天気で迷ったのだけれど、12時に雨がぽつぽつしていたので、思い切って行くことに。学校へ電話し、給食時間に子どもたちに放送でおはなし会の連絡をしてもらうようお願いして、出かけていった。
読んだ絵本
にょっ!: ぴっかぴかえほん キャンビンカンパニー作 小学館
ゴナンとかいぶつ イチンノロブ・ガンバートル文 バーサンスレン・ボロルマー絵 津田紀子訳 偕成社
ミミズのふしぎ (ふしぎいっぱい写真絵本 (3)) ポプラ社 皆越ようせい作
へろへろおじさん (こどものとも絵本) 佐々木マキ作 福音館書店
昨年ほとんどなしだったのだから、果たして子どもたちが放送の呼びかけだけで来てくれるか、とても不安だった。でも、まず、3年生の子たちが来てくれた。そして、2年生。最後に1年生がひとり。とても嬉しかった。
『にょっ!: ぴっかぴかえほん』は初めに来た3年生と読んだ。子どもたちはあまりに意外なものが海の中に隠れていることに納得がいかないながらも、いろいろ想像していた。人数がまとまってきたので『ゴナンとかいぶつ』へ。はじめ「ゴナン」を「コナン」とふざけて聞いていた子たちも、マンガス退治に難関を突破していくところから、しっかり聞き始めた。マンガスとの闘いでマンガスがれ性になると声をたてて喜んでいる。やはり、昔ばなしの力は強いと思う。終わりの辺で、戸の外から「おーい、外で遊べるよ」とさそう声。雨が上がったのだろう。数人が声に誘われて出て行ったが、「最後まで聞く」という子もいて、半分くらいが残ってくれた。
2冊目が終わって、外へ遊びに行く?と聞くと、「もっと読んで」との声。なんて嬉しいこと。1年生の希望で『ミミズのふしぎ (ふしぎいっぱい写真絵本 (3)) ポプラ社』を。女の子は「キモー」と言いながら、それでも聞いている。途中で「ミミズのふんはえいようになる」と、子どもたちからいいだし、ラストに同じ言葉があるのを喜んだ。最後は『へろへろおじさん (こどものとも絵本)』。「ふこうなおじさんだねえ」と同情しながら聞いていた。続く不運をもっとおもしろがると思っていたので意外な反応だった。ラストの落ちでは「また、同じことがおきちゃったら……」と先を予想していた。
次はいつできるかわからないけど、魅力ある絵本をいつも用意しておこう。
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