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2017年4月

K市立図書館本館 ストーリーテリングによるおはなし会 ひとつひとつ

 K図書館のお話会は、第5週土曜日に開催していて、毎年4回ぐらいしかない。それで、ほとんどの親子が普段の絵本の読み聞かせと思ってきている。2~5歳の子がほとんどで、そのなかでも2、3歳の子が多かったりする。お話の数を減らしてみたり、うたを歌ってみたり、毎年いろいろ試行錯誤しているが、今回から短いお話を3つ。その間に手遊びを入れるという形でやってみることにした。小さな子にもストーリーテリングを、絵本や紙芝居の読み聞かせと同じように楽しんでもらって、好きになってもらえたらと思うのだ。それで、聞き手が育ってきてくれたらと思う。

プログラム
 おはなし ねずみのすもう 日本の昔話 * 
 手遊び むすんでひらいて
 おはなし おかあさんのたんじょうび マージョリー・フラック作『おかあさんだいすき (岩波の子どもの本 (5))』より
 わらべうた たけんこがはえた *
 おはなし ついでにペロリ デンマークの昔話

 今日来てくれた子は、1番大きい子が1年生で小さな子は1歳さん。やはり1年生の子は、最初から最後まで、顔を見てしっかり聞いてくれた。5歳くらいの子は寝転がったりしながらも耳はちゃんと向けている感じがする。手遊びは1歳さんも一緒にやってくれた。
 わたしは「ねずみのすもう」を語った。前回の小学校での大失敗から、初めて子どもの前で語るので、ぜったいに失敗したくないという思いがあり、ちょっと力が入りすぎたかも……。でも、1年生さんがものすごく聞いてくれたので満足だ。
 こうして、目の前のことをひとつずつ丁寧にこなしていけばいい。

   

     

4月のひよこちゃん 赤ちゃんもわらべ歌で楽しく

 3歳児さんが園に上がったので、若返り?のひよこちゃん。0歳さん2人(そのうたひとりは4か月)、1歳さん、2歳さんでした。みんな女の子。どうぞ続けてきてくださいね。

プログラム
 わらべうた くまさんくまさん *
       お茶を飲みに来てください *
 絵本  中川ひろたか文 村上康成絵 こちょばこ こちょばこ (あかちゃんあそぼ) ひかりのくに
 絵本 すごいね じょうずだね 大川久乃文 ましませつこ絵 こどものとも0.1.2. 2016.10号 福音館図書館
 わらべうた たんぽぽたんぽぽむこう山へとんでいけ *
       たけんこがのびた *
 絵本 ちょうちょうひらひら まどみちお 西巻茅子絵 こぐま社 *
 絵本 くっついた 三浦太郎作 こぐま社 *
 わらべうた どうどうめぐり *
 紙芝居 みんなでいないいないばあ (乳幼児かみしばいいないいないばあ) なかむらとおる作 教育画劇
 紙芝居 はいはいあーん (あかちゃんからの食育かみしばいぱくぱくもぐもぐ) 和歌山静子作 童心社
 紙芝居 あめふりともだち (年少向けおひさまこんにちは) 島津和子作 童心社

 この前の日曜日に「わべうた講座」があり、それで教わったように「たんぽぽたんぽぽむこうやくへとんでいけ」や「たけんこがはえた」をやってみた。そして、家でも遊べるように何度も繰り返すのを心がけた。おかあさん方はとても熱心にやってくださった。でも、はずかしいのか、あまり歌って下さらない。わたしも、もっと呼びかけないとと思う。あかちゃんは、お母さんにゆすってもらうととても嬉しそうににこにこ笑っている。
 2歳さんは最初恥ずかしいのかそっぽを向いていたが、そのうちに絵本を見て、好きな動物が出てくると「はいっ!」となぜか手を挙げて、飛び跳ねて、絵本に近づいてきたりしていた。
 絵本の『こちょばこ こちょばこ (あかちゃんあそぼ)』は、読み手がお母さんに声をかけて、絵本と同じようにしてもらって、おかあさんも子どもも楽しめた。
 素敵だったのは紙芝居の『あめふりともだち (年少向けおひさまこんにちは)』。今日の子どもたちにはちょっと難しすぎたけれど、自然が写実的に瑞々しく描かれている。4~5歳さんにいいと思う。

       

                

朝の読み聞かせ 2年2組 大失敗!の日

 新学期が始まって3日目の今日、もう朝の読みきかせ。クラスにいくと、もうすわって待っていてくれた。いちばんはじめのお話会だから、楽しくと思っていたのに……涙涙のお話会になってしまったcrying

プログラム
 絵本 おおきなたまご (たまごのほん) 寺村輝男文 和歌山静子絵
 おはなし ホットケーキ ノルウェーの昔話

 『おおきなたまご (たまごのほん)』は、昨年の2年生で同じころに読んで、とても喜ばれたので、今回も読んでみた。やはり、喜んで聞いてくれる。よしよしと思って「ホットケーキ」へ。これが大失敗だった!! はじめのうち、普段より反応が薄いので、子どもたちが新しいクラスで緊張して、笑えないのかなあと思いながら語っていた。くすっと笑っても広がっていかない。でも、面白い言葉をくりかえし積立て行くところで、ようや笑いがでて、最後の積み立てで大爆笑になって、やったー!と思った時、あれっ? ひとつ前のをいっちゃったと気づいた。どうしよう? えい戻っちゃえと戻ろうとしたら、「やあ、こんにちは」この一言が出てない。もうどうしようもなくて、なんども繰り返し、結局そこを抜かして、最後までお話を終わらせた。ああ゛あ゛ーーー。これじゃあ、子どもたちはちっとも面白くない。おまけに「さきそこいったよ」という子がいたり、そのこに「だまって」という子がいたり……子どもにものすごく気を遣わせてしまった。ああ、ごめんなさい。ごめんなさい。
 担任の先生に謝ると「いいえ、子どもたちおもしろがっていましたよ」と、慰めていただけたものの、ぼーぜんとして帰ってきた。
 ショックだ。得意のお話でこんなことになるなんて。
 たぶん、おもしろがらせてやろうと気負っていたし、子どもが大笑いするのを期待していたのがいけなかった。ただ語る、そう真摯にお話に向き合ってなかったから。近いうちにどこかでこのお話を語らないと。と思う。
 お話は生き物。ちゃんと向き合わないと怪物にもなる。と思い知らされた。

      

Sキッズクラブ 新1年生おめでとう、ストーリーテリングによるおはなし会

 先週の金曜日が入学式で、小学校の授業は今日から。1年生はしばらく3時間だけ授業があって、給食はなし。そこで、他の学年より早い時間からキッズクラブで過ごす1年生のためにおはなし会にでかけた。15人くらい。みんな前に座りたいのだろう、よこ一列に並んで聞いてくれた。

プログラム
 あなのはなし マラリーク作
 ひなどりとネコ ミャンマーの昔話 *

 毎月グループのだれかがおはなしをしているS保育園に行っていた子がほとんどなので、聞きなれていて、とてもよく聞いてくれた。「あなのはなし」では、オオカミが穴を呑みこむという発想にまず驚き、オオカミか穴をのみこんだためにお腹が開くと笑いがおきた。とてもおもしろそうに語っている。
 わたしの「ひなどりとネコ」も、ひなどりの行く末を案じて真剣に聞いていくれた。ひなどりが何度もくしゃみをしそうになったところで、笑った子がいて、少し嬉しかった。この調子なら、くしゃみをこらえるところを、テキストより1回多くできそうだけれど、1度もやったことのないことなので、結局テキスト通りに語った。でも、一度挑戦したいなあ。ネコが「泡をくって逃げていきました」というと「泡をくってって?」と聞いた子がいて目が合ってしまったので「びっくりして」と答えて、続けた。この部分は、子どもたちがぽかんとして聞いていることも多く、わかったかな?と不安に思うことも多い。今日は、質問に答えたせいか、子どもたちにはよく分かったようだった。説明を加えて語るといいかもしれない。
 それにしても、まだ保育園から抜け切れない感じの1年生たち。本当にかわいい。おはなしをずっと好きでいてね。

4月のK図書館分館おはなし会 読み継がれた作品で

 今年は桜の開花が遅い。いつもなら4月の最初の土曜日、図書館の桜は満開なのに、なんと1輪も開いてなくて、驚きだった。曇の肌寒いの日の今日、7人もの子が来てくれた。3歳さんから7歳まで。1列にずらっと並んで聞いてくれた。

プログラム
 詩の朗読 は、は、はるだよ 与田準一作 『は は はるだよ』(金の星社)より
 絵本 だんごだんごどこいった 大江ちさと文 太田大八絵 トモ企画
 絵本 はるです はるのおおそうじ (幼児絵本シリーズ) こいでたん文 こいでやすこ絵 福音館書店
 手遊び つくしんぼ
 絵本 たんぽぽ (絵本のおくりもの) 甲斐信枝作 金の星社
 紙芝居 おおきくおおきくおおきくなあれ (ひろがるせかい) (まついのりこ・かみしばいひろがるせかい) まついのりこ作 童心社

『だんごだんごどこいった』は、古い絵本。セリフの土地言葉が読みにくくて、家でなんどか練習したけれど、やはりうまくいかなかった。子どもたちは静かに聞いていたけれど、どこまでわかってきいていただろうか? 稲穂を石うすでひいて、粉を作り、その粉で団子を作るところが、絵でしっかり描かれているから、現代の生活になくても、ある程度理解できると思うのだが……。『はるです はるのおおそうじ (幼児絵本シリーズ)』は、最後にいくにつれて、子どもたちが主人公のねずみたちを心配しているのがわかった。ねずみたちの家がなくなってしまう……というところにくると、みんな真剣に絵本を見つめている。『たんぽぽ (絵本のおくりもの)』は、特に7歳の女の子が食い入るように絵を見ていた。読み終わって、今たんぽぽはこんな感じで咲いているかなあと、先初めのたんぽぽの絵を見せると「もう少し大きくなっている。学校へ行く道に咲いている……」とその子が答えた。やはり、科学絵本は、自分が体験したことを、絵本で見て、また観察して……というのがいい。最後にみんな 一つずつ学年が大きくなるから『おおきくおおきくおおきくなあれ (ひろがるせかい) (まついのりこ・かみしばいひろがるせかい)』の紙芝居。大きな声でいっしょに言ってくれて楽しめた。
 こうして書きだして見ると、古い作品ばかり。この頃、いいと思える新しい絵本になかなか出会えないし、新作で冒険できない。ああ、年なんかなあ。
 

   

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