2月のおはなし広場 楽しい思いとともに何かが残りますように
雨が降りそうな午前中、その分、気温の冷え込みは少ないけれど、こういう日ってなんか寒い。音楽室はエアコンがないので、ストーブのみ。広いから寒ーい。それでも、休み時間を終えた子どもたちは元気いっぱい。にこにこして部屋に入ってきてくれた。
プログラム
絵本 新装版 はるですよ ふくろうおばさん (講談社の創作絵本) 長新太作 講談社
おはなし はらぺこピエトリン イタリアの昔話
紙芝居 ひもかとおもったら… (園児参加かみしばい みんなもいっしょにね) 古川タク作 教育画劇 *
絵本 月夜のみみずく ジェイン・ヨーレン詩 ジョン・ショーエンヘール絵 工藤直子訳 偕成社
大型絵本 ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本) 皆越ようせい写真・文 ポプラ社
大型絵本 やさいさん (PETIT POOKA) tuperatupera作 学研プラス
素直な反応を見せてくれる今年の1年生。今日も、楽しく聞いてくれた。『新装版 はるですよ ふくろうおばさん (講談社の創作絵本)』では、毛糸の袋がどんどん大きくなっていくのを「ええーっ!」といって見ている。それにしても、あんなに大きな袋、どんなにたくさんの毛糸がいっただろう。少しずつ暖かくなってきそうな気配の2月後半。ふくろうおばさんは毛糸の袋をほどいているのかな?
おはなしの「はらぺこピエトリン」は、前半は笑いながら聞き、後半のところでは真剣な顔でドキドキしながら聞いていた。どの子も、とてもいい顔をして聞いていて、お話に入っているのがわかった。
紙芝居『ひもかとおもったら… (園児参加かみしばい みんなもいっしょにね) 』は、大喜び。わかってはいたけれど、ここまで面白がるとは思わなかった。先生まで笑っている。ただ、次がしんとしたお話なのに、喜ばせすぎてしまった。「次は静かに聞くお話だよ」といって、終わったが、やはりひきずってしまい、『月夜のみみずく』の静けさを台無しにした。プログラムのミスだ申し訳ない。
『ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本)』は、さすがダンゴムシ。興味津々で見てくれる。驚いたのは男の子の何人かが、オスとメスの見分け方を知っていたこと。それでも、卵のこととかは、初めてのようで、よく見てくれた。
そして、また大興奮が巻き起こったのが『やさいさん (PETIT POOKA) 』。葉っぱがかなり現実に似せて描いてあるので、よくわかっただろう。子どもたちが、当てにくかったのは、ごぼうとカブ。カブは根元が白いので、大根と思ったようだ。
とても盛り上がった今日のお話会。子どもたちは「おもしろかったー!」と言って帰っていった。でも、ただ面白いだけでなくて、お話会のなにかが、子どもたちの中に残って、芽を出してくれたら、と私たちは願ってつづけるばかりだ。
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