I南小学校 朝の読み聞かせ 3年1&2組 もっと読んでいたい!!
昨日に引き続いて、今日はI南小学校の朝の読み聞かせ。読み聞かせ人数が足りなかったのだろう。1組と2組合同、パソコン室で。パソコン室の良いところは、なんといっても空調のために暖かいこと。ラッキーだ!!
部屋では2クラスの子が6列ぐらいにきっちり並んで待っていてくれた。後の方には年配の先生がいらっしゃって、とても静か……なんだか、どきどきする。
プログラム
絵本 これなーんだ? のむらさやか文 ムラタ有子絵 こどものとも0.1.2. 2006.01号 福音館書店
おはなし サルのきも タイの昔話
絵本 これはすいへいせん
谷川俊太郎文 tupera tupera
挨拶までは、子どもたちがしーんとしていたらどうしようと思ったのだが、1冊目の絵本『これなーんだ?』を出した途端「なんだあれ?」と楽しそうな声が上がって、子どもたちが、にこやかに、絵本に反応して声を出し始めた。ラストの動物の家は、ものすごく喜んでくれた。気をよくしてお話「サルのきも 」へ。昨日で少し自信をつけたので余裕を持って、最初に肝の説明をして、語っていった。とても真剣な顔で聞いている。なるほど。病気のワニの奥さんがサルの生き胆を欲しいというのだから、サルは本当に生き胆をとられてしまうのかと、ハラハラして聞いているに違いない。サルがだましはじめるところでは、昨日のような反応がなくて、意味が分らないのだろうかとちょっぴり心配になった。語り終えると、近くの子と顔を見合わせて、ざわざわっと話す子だちがいた。「いちじくが生き胆で……」などと言っている。分った人はわかったと思うが……。
最後の絵本『これはすいへいせん』も、子どもの前で初めて読むので、反応を心配しいしい読んだが、意外にも大うけ。面白いキャラクター、名前がでてくるたびに笑う。積立話で、何度も同じことを言うのだが、その部分を待っていて笑い、新しく加わった部分をまた笑う。へえーー、そんなに面白いんだ、と思った。ラストが最初に戻るところも、子どもたちは気づいた。ひとり女の子が「『これはのみのぴこ
』と同じ」というので、「そうだよー、同じ作者だよ」と伝えた。
『これなーんだ?』で時間を取りすぎたので、2、3分超過。でも、先生も「子どもたちがとても楽しんでいてよかった」と言ってくださり、わたしも嬉しかった。子どもたちの雰囲気がよくて、ああ、もっともっと読んでいたかったなあ。
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