D保育園 年長さん ストーリーテリングによるおはなし会 3回目 おはなしは日常のなかで
おととい帷子第2幼稚園でしたのと同じお話で。
D保育園は、現在、順次改装中。ホールを、クラスがかわるがわるお部屋に使っている。今日は年長さんがホールを使うだったようで、おはなし会もそこで行った。改装中の場所から運んだ荷物が入って、まるで倉庫のようになったホールは、探検するのが楽しそうで、落ち着いてお話を聞く雰囲気ではない。非日常的な高揚感があって、子どもたちはいつもよりかなりのハイテンションだった。
プログラム
はじまりのうた ろうそくぱっ
おはなし あなのはなし マラリーク作
手遊び かたどんひじどんん *
おはなし 三枚のお札 日本の昔話 *
おしまいのうた ろうそくぱっ *
「あなのはなし」がはじまると、あながくつしたをのみこんでしまったところから、大笑い。ドーナツ、カエル、ツバメと新しいキャラクターがでてくるたびに笑う。オオカミが出てくると静かになった。そして、どんでん返しでまた大笑いだった。
さて、このハイな気分な子たちにK第2幼稚園と同じどんぐりころちゃんのじゃんけんをしたら、さらにハイになってしまって、次のお話は聞けそうにないと「かたどんひじどん」の手遊びにしてみた。でも、あまり集中させることができないまま「三枚のお札」へ。これが、みんな「知っている~」「こわーい」と大騒ぎに。とにもかくも始めたのだが、どうも集中して聞いてくれない。いちばん前の子たちが全く違うおしゃべりをしたりしている。思わすせお話をやめて注意したいくらいだ。そんなんで前半は、私も集中しないままに語ってしまった。途中で先生が注意され、いったんは静かになった。それからもおしゃべりはあったが、よく聞いている子たちがいたので、そちらに向けて、後半はなんとか巧く語ることができた。
「三枚のお札」は、たいていはよく聞いてもらえるので、こんなに苦戦したのは初めてだ。ひょっとしたら、近い過去に聞いたばかりなのかもしれない。それにしても、いつもはもう少し落ち着いて聞いている気がする。
おはなしは日常のなかで、と再認識する。
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わたしも 16年にわたり 幼稚園でおはなし会をしています。昨日は年少さんでした。
ろうそくに火をともします。今日はかぼちゃのろうそく立て
ろうそく ぽっ
てあそび いちべいさん
おつきさま 金のくさり 昔話
コカのカメ
ろうそくぽっ
ちょうど30分でした。
おはなし会をはじめたころ 園長先生からうかがったこと
「もりさんのおはなしかいはこどもたちにとってとくべつなこと」
それで 日常のなかに いかに異空間 ものがたり世界をつくるか またこどもたちにものがたりを生きてもらうかをいつも考えます。
こどもたちは日常から非日常に ポンと飛んでゆけるチカラを持っていますね。子どもたちのところに行くと そのチカラを呼び起こさせてもらう 大きなよろこびを感じます。
投稿: luca | 2016年11月 5日 (土) 11時13分
luca さん
16年もおはなし会をしていらっしゃって大先輩です。よろしくお願いします。
「日常のなかに いかに異空間 ものがたり世界をつくるか またこどもたちにものがたりを生きてもらうか」すばらしい言葉ですね。どこかにメモしておきます。
わたしもいつも、そうしたい。子どもたちをおはなしの世界に連れていきたいと願って語ります。
昨日のように、おはなしをする前にもう非日常のなかにいる(ほかにも行事なのでハイテンションになつている)と、お話の空間に入りにくい気がします。だから、おはなし会のある日は、できるだけ、いつもと同じ日がいいなあと願ってしまいます。というのも、まだまだ、わたしの力不足の故でもありますが……。
luca さんのおはなし会の様子や、どんなふうにおはなしを届けたらいいかなど、いろいろと教えてください。
投稿: そらこ | 2016年11月 5日 (土) 17時39分