7月のひよこちゃんおはなし会 絵本と実体験
このところ、2~3組の親子でしていたお話会なのだが、今日はなんと7組の親子が、早くから来てくれた。ありがとうございます。
プログラム
わらべうた くまさんくまさん/おちゃをのみにきてください *
絵本 あかいボール 高部晴一作 こどものとも0.1.2. 2016.07 福音館書店
絵本 フルーツ めしあがれ (視覚デザインのえほん)
視覚デザイン研究所作 高原美和絵 視覚デザイン研究所
わらべうた じーじーば *
ももやももや *
絵本 てんとうむし ぱっ
中川ひろたか作 奥田高文写真 ブロンズ新社
絵本 がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん (福音館あかちゃんの絵本)
安西水丸作 福音館書店
わらべうた こまんかなみ *
紙芝居 ユックのおさんぽ (2010年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)
千世繭子脚本 山本祐司画 童心社
紙芝居 おんぶおんぶ (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)
武鹿悦子脚本 相野谷由起画 童心社
わらべうた さよなら あんころもち
4月から続けている、「くまさんくまさん」と「おちゃをのみにきてください」。やっぱり、0歳の子から3歳の子まで、どの子もよーく見てくれて、集中できる。続けて行こうと思う。
『あかいボール』は、常連のNちゃんとAちゃんが少しだけ姿を見せていて次にでてくる動物を、大きな声であてていた。とくにNちゃんは、今まで指差しだけだったのが、言葉になっている。成長を感じた。『フルーツ めしあがれ (視覚デザインのえほん)』は、ほんものそっくりでとても美味しそう。お母さんかだたも「写真?絵?」と絵本を驚いたように見ていた。「食べたい」といってAちゃんが出てきて食べるふりをすると、歩ける大きな子たちが、みなならってでできて、食べる真似をした。読み手が、まだ小さくてお母さんといっしょにいる子たちにも絵本を見せて回る。
「じーじーば」と「ももやももや」は、ハンカチを配って。どの子もにこにこしてやってくれた。これも、先月と同じわらべうた。家でも、やってほしいなあ。
『てんとうむし ぱっ』も、大きな子たちが、でてくる虫や小動物をさわりに来た。そこで、みんなが触ってから、次のページを開いて変化させるようにした。面白かったのが、「だんごむしは外にいっぱいいるよ」とおしえてくれた子が、だんごむしには、おそるおそる触って、そのあとのカエルは平気で触ったったこと。身近な動物の動く様子外でも観察してほしい。『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん (福音館あかちゃんの絵本) 』は、毎年この時期に読むのだが、本当に驚くほど子どもたちが集中してみる。その力は何だろう? リズム? 汽車と身近なかわいらしいものたち? 犬がでてくると「迷子になったよ」いう子がいた。そうした出来事があったのだろうか?
紙芝居『ユックのおさんぽ (2010年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)』では、カタツムリにひとりの男の子がとても興味をもって、何度も前にでて見に来た。
小さな子どもたちは、自分の行動範囲のなかでいろいろなものに出会って知り、興味を持って、世界を少しずつ広げていく。絵本はその手助けができる。今日の子どもたちを見ていて、それを実感した。いっぱい見て、いっぱい聞いて、いっぱいさわって、いっぱい感じて、いっぱい遊んでね。
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