Ｈキッズクラブ ストーリーテリングによるおはなし会 語りにきてよかった！

　近くのＨキッズクラブに、お試しでお話をさせてもらえることになった。初めてはドキドキだ。行ってみると子どもたちはちょうどおやつの時間のようで、しばらく待ったのち、部屋の中で、どの位置でお話するか、あーだこーだといいあって、先生方と決めた。
　さあ、はじめます！というと、子どもたちは、意外にもとても嬉しそうに前からつめて座ってくれた。

プログラム
　屋根がチーズでできた家　スウェーデンの昔話　*
　手遊び　べんけいが　*
　ついでにペロリ　デンマークの昔話

　簡単にストーリーテリングの説明をしてから始める。「屋根がチーズができた家」は、タイトルから興味をもったらしく、はじめからぐいぐいと聞いてくれた。実は、１～５年生までいるというので、なにを語ったらいいのかとても迷って、このお話にしたのだ。低学年の子がよく聞くのはわかっている。でも大きな子たちがどんな反応を示すのか、とても心配だった。大きな子たちは、兄さんが妹をかばってうまくやるのを、把握して聞いている。最後の方は、先をすぐに予測しながら、その通りになるのを喜んでいる。
「ついでにペロリ」は、またがらりと打ち解けて、楽しくなった。最後の方は、「くってやる」をみんなでいっしょに言い出して、笑顔がはじけた。

　終わったあとも、出典の本が読みたーいという子が何人もいて、本当にお話させてもらってよかった。また、来させてもらえそう。今度は何を語ろうか？