12月のK図書館おはなし会 わいわい楽しく
ようやく12月らしい寒さになった。図書館本館に来てくれたのは11人の子どもたちと7人の大人。子どもたちは3歳くらいから8歳。大人はお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん。始まる前におはなし会のメンバーのひとりが『ミッケ! クリスマス―I SPY 3 』の絵本を見せて、子どもたちが集まって眺めて、打ち解けた感じで始まった。
プログラム
絵本 だれのあしあと
accototo作 大日本図書
絵本 トムテ ヴィクトール・リードベリ文 ハラルド・ウィーベリ絵 山内清子訳 偕成社
絵本
まほうのでんしレンジ
たかおかまりこ案 さいとうしのぶ文絵 ひかりのくに *
絵本 とっておきのカレー (創作絵本) (絵本塾出版)
きたじまこうき作 絵本塾出版
絵本 おつきさまはまあるくなくっちゃ!
ふくだじゅんこ作 大日本図書
大型絵本 まどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3)) 五味太郎作 偕成社 *
『だれのあしあと 』は、読んだことがある子がいて、ページをめくる前に、何の足跡か言ってしまう。(おぼえているなんてすごいなあ)。でも、みんなでわいわいと楽しく見ることができた。その名残があって『トムテ』のはじめのうちはざわついた。でも、読み手が静かに読んだので、少しずつ静まってきた。とくにお母さん方がよく聞いている。次は『まほうのでんしレンジ』で、またわいわいと息抜きを。私の歌はひどく音痴なのだが、子どもたちは喜んでくれて、食べ物がでてくるとたびに、「わおー」と歓声が上がる。『とっておきのカレー (創作絵本) (絵本塾出版) 』は、いろいろな動物がでてくることもあって、小さな子もよく聞いていた。『おつきさまはまあるくなくっちゃ!』では、お月様がどんどん大きくなっていくのを面白がった。太り過ぎたお月様を「オムライス」みたいといって、ひとりの子が食べに来た。すると他の子も集まってきて食べだした。お月様を食べるなんて、なんと愉快ではないか。最後は『まどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3))』。「知ってる子は、先のことを他の子にいわないように」と、くぎをさして始める。みんなでわいわい言いながら楽しめたのはよかったのだが、ここで、わたしは大失敗。ワニの家だと思ったら(ページをめくると)、うさぎさんの家だった。というところで、なんと「うさぎさんの家」なんて、言ってしまったのだ……(--〆)。気がついて、「あ、おばさんが、先をいっちゃったね」といって、うさぎのページをだしたあと、また元に戻って、「ほら、サンタさんはワニさんだと間違えたんだね」と、なんとかごまかして、許してもらった。
「これで、今日はおしまい」というと、「もう終わりなの?」という声も。ああ、失敗はあったけれど、楽しい時をすごせて、ま、よかったとしよう。
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