Ａ小学校図書館祭 ２年２組 図書館で借りたい！

　続いて２年生。廊下で人懐っこい子が学校ボランティアに声をかけてくる。友だちのお母さんなのだ。２年生はまだまだ甘えている。

プログラム
　絵本　ろくべえまってろよ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本) 　灰谷健次郎文　長新太絵　文研出版
　絵本　おはよう ぼくだよ (えほんのぼうけん35) 　益田ミリ作　平澤一平絵　岩崎書店
　絵本　ともだちやもんな、ぼくら　くすのきしげのり文　　福田岩緒絵　えほんの社
　手遊び　ミミズのたいそう　*
　絵本　まほうのでんしレンジ たかおかまりこ案　さいとうしのぶ文絵　ひかりのくに　*　
　おはなし　はらぺこピエトリン　イタリアの昔話　*

『ろくべえまってろよ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本) 』は、読み手が子どもの時に教科書で習って好きだったという。そのことを話してから読んだので、子どもたちはとくに興味を持ったと思う。時代を経て輝きの衰えない作品だ。
『ともだちやもんな、ぼくら』は４年生と同じ本。２年生の子のほうがもっとくったくなく笑って聞いているとくに男の子の反応がいい。『まほうのでんしレンジ』は知っている子がいたけれど、知らない子の方が多かったので読んだ、一緒に歌ってくれる。さて、おはなし。イタリアの食べ物のニョッキとフォカッチャの話をして始める。これもよく聞いてくれた。人食い鬼のバッボルコが夜にやってくると、身を縮めて聞いていた。最後の方わたしはちょっと息切れしてしまったけれど、とにかくおしまいまでよく聞いてくれた。おしまいに出典本をみせて、これは市立図書館にありますよと説明すると、「明日行くからかりてくる～」「他にはどの国の昔話があるの？」とおおはしゃぎ。あとで先生からうかがったところでは明日ちょうど学校から図書館に行くことになっていたそうだ。おお、ナイスタイミング。いい本をたくさんみつけてね。