9月のひよこちゃん 発達をふまえた「こめついたらはなそ」
長い連休明けの今日、たくさんの親子が来てくれた。9組(1組はおばあちゃんとお母さんがいっしょ)で子どもは12人。そのなかでだっこの赤ちゃんは3人。あとは1~2歳さんだ。
プログラム
わらべうた どんぐりころちゃん(あてっこバージョン) *
絵本 ルルル ラララ にしむら あつこ作 こどものとも0.1.2. 2012 .10号 福音館書店
絵本 おいもさんがね… (おいしいともだち)
とよたかずひこ作 童心社
わらべうた どんぐりころちゃん(手遊びバージョン) *
絵本 ありがとう どういたしまして (とことこえほん)
おおともやすとも作 童心社 *
絵本 おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)
林明子作 福音館書店 *
わらべうた こめついたらはなそ *
紙芝居 おえかきなあに? (あかちゃんかみしばいいっしょにこんにちは)
ふるの れいこ脚本 山本祐司絵 佐々木宏子監修 童心社
紙芝居 ニャーオンのおるすばん (年少向けおひさまこんにちは)
都丸つや子脚本 渡辺享子画 童心社
わらべうた さよならあんころもち
どの本も、興味をもってよく聞いてくれた。大きな子(2歳)たちは、本の内容がよくわかっていて、『おいもさんがね… (おいしいともだち) 』では、芋をひっぱる真似をしたり、前に出できて『 ありがとう どういたしまして (とことこえほん)
』に出てくる動物の名を言ったりする。面白かったのは『ありがとう どういたしまして (とことこえほん)
』で「ありがとう」「どういたしまして」の言葉がくりかえし出てくるのだが、「どういたしまして」だけを、たどたどい口調でいう子がいたこと。はじめて聞く言葉で、おぼえようとしていたのかもしれない。
わらべうたの「こめついたらはなそ」はそう唱えたあとに「はなした」といってお手玉をつまんで落とすだけの簡単なものなのだが、子どもたちはとても喜んだ。見ていると、お手玉をぱっと投げる子や、しばらく握っていてからようやく離す子がいる。まだ、頭と手がうまくつながっていなくてそうなるのだろう。その発達段階にあったわらべうたで、だから子どもたちは楽しいのだと感動した。
紙芝居では男の子が、舞台の居城に回ったり、前に立ちはだかって扉の開け閉めを独り占めしたり。部付帯の開け閉めはほかにもやりたい子がいるので、少し困ってしまった。あとで、メンバーから、その子が紙芝居を袋からとりだすところ、舞台にいれるところ、場面をひくところ、すべてをやりたがっていた。自分ではお手伝いしているつもりなのだろうと教えられてはっとした。その子はお手玉を集めるときも手伝ってくれたのだ。子どもは子どもなりの考えがあって動いている。よく観察する目、違う目で見て教えてくれる仲間が大切だ。
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